るりとうわた

日常をつづる

映画鑑賞


雨が似合う花、くちなしの花も咲き出しました。
また台風が来ているようですが、大人しく過ぎ去って欲しいものです。
カジノ法案が国会で通りそう?
本当に国民を馬鹿にしていますよ、というか馬鹿にしようとしていますよね。
多数決の横暴です、これがどう国民のためになることなのか??納得のいく説明をして欲しいです。
でも、これに掛ける時間よりもっと大事なことに時間を掛けて欲しいです。

話は変わりますが、昨日のことです。
父の日が来るので、プレゼントを買いに出て、電車に乗るついでに映画に行こうと思いました。
夫に映画も見てくると話すと、自分も「万引き家族」は見たいと言うので,じゃ先に別のものを観てくると出掛けました。
安い娯楽だから、毎年沢山見ようと思いながら、今年はまだ行けていません。
それで、初作品が「羊と鋼の森」になりました。

ひたむきな姿に励まされ、そっと背中を押してくれる。

温かい余韻を約束する感動作―
『火花』『君の膵臓をたべたい』など数ある話題作を抑え、2016年第13回本屋大賞を受賞した小説『羊と鋼の森』。ピアノの調律師という世界を繊細な筆致でつづり、日本中の読者の心を震わせた本作が、待望の映画化。ピアノの音、森の景色や匂い、心を打つ言葉… 映画ならではの、五感を刺激する美しい映像を、豪華キャストとスタッフでお届けします。

ピアノの一音に森の匂いを感じ、調律師の世界に魅せられていく新米調律師の主人公、外村直樹を演じるのは、常に話題作に出演し、絶大な人気を誇る俳優・山粼賢人。ひたむきに仕事に向かう実直な青年役で役者としての新境地を開きます。そして、外村に感銘を与え、彼の人生を導いていく憧れの調律師、板鳥宗一郎役を、日本映画界を支える名優・三浦友和が演じます。外村を優しく、時に厳しく指導する先輩調律師・柳役に、鈴木亮平。ピアニストの高校生姉妹・和音(姉)と由仁(妹)役を、実の姉妹である上白石萌音上白石萌歌が演じます。さらに、光石研吉行和子堀内敬子仲里依紗城田優、といった豪華俳優陣が脇を固めます。

スタッフも一線で活躍する素晴らしいメンバーが揃いました。メガホンをとるのは、山粼賢人主演の映画『orange -オレンジ-』で大ヒットを記録した橋本光二郎監督。さらに、音楽に世武裕子、脚本には金子ありさ。そしてエンディング・テーマは久石譲が作曲し、辻井伸行がピアノを演奏、世界的アーティストの初共演が実現。超豪華スタッフ陣が『羊と鋼の森』の繊細な世界を美しく丁寧に描きます。

STORY

「羊」の毛で作られたハンマーが、
「鋼」の弦をたたく。
 ピアノの音が生まれる。
 生み出された音は、
「森」の匂いがした―

将来の夢を持っていなかった主人公・外村(山粼賢人)は、
高校でピアノ調律師・板鳥(三浦友和)に出会う。
彼が調律したその音に、
生まれ故郷と同じ森の匂いを感じた外村は、
調律の世界に魅せられ、果てしなく深く遠い森のようなその世界に、足を踏み入れる。
ときに迷いながらも、
先輩調律師・柳(鈴木亮平)やピアノに関わる多くの人に支えられ、
磨かれて、外村は調律師として、人として、逞しく成長していく。
そして、ピアニストの姉妹・和音(上白石萌音)由仁(上白石萌歌)との出会いが、
【才能】に悩む外村の人生を変えることに
CAST

キャスト
山粼賢人
鈴木亮平 上白石萌音 上白石萌歌
堀内敬子 仲里依紗 城田優 森永悠希 佐野勇斗
光石研 吉行和子三浦友和
原作
宮下奈都『羊と鋼の森』(文春文庫刊)
監督
橋本光二郎
脚本   
金子ありさ
音楽
世武裕子
エンディングテーマ(作曲・編曲)
久石譲
エンディングテーマ(演奏)
辻井伸行

羊と鋼の森 (文春文庫)

羊と鋼の森 (文春文庫)

緑の森の映像が美しく、ピアノの音色が心地よく、そして人の温もり、一生懸命に生きる姿が映し出される映画でした。
知っているピアノ曲が、流れるのですが、すぐに曲名が出て来ないもどかしさ、もう何年も調律していない我が家のピアノが、何度も思い出されました。
二人の娘が弾き、確か高校一年まで、習っていた上の娘は帰宅すると、「この家で、一番邪魔なものはこのピアノじゃない」と言い、頼みもしないのにピアノ引き取り店に電話して、「今ならタダで持って行ってくれるそうよ」「だから決心したら」と処分するようにとおせっかいを焼いていきました。
私の実家から持ってきたピアノですが、私も「バイエル」「ブルグミュラー」をやった程度で、まともには弾けません。
でも子供たちがお稽古したころに来た調律師の方は、「ここまでの木の厚さのピアノは今はもうない」と言って、ほめて帰られました。
中々手放す気にはなれません。

調律師って、本当に音を彩るプロですよね、あんなに奏者の言うように調律が出来るなんて、凄いと思いました。

もう一つ心に残ったのが、吉行和子さんのお祖母さん役が、森の入り口に置いた椅子にいつも座っていて、森の方を見つめているのですが、主人公が森に遊びに出掛けて、帰ってくると、そのお祖母さんの笑顔に会うのです。
そして、「迷っても必ず戻ってくる」というお祖母さんの言葉を、仕事に迷った時に思い出すのです。(あ、お葬式の日でしたね)
きっとこれからも、仕事に、人生に迷った時にも、彼は必ず戻って行ける、そしてそれが彼の森でもあるのだということが、よくわかりました。
私も孫たちにとって、そんな関係のお祖母さんでありたいと思いました。
いつも、どう云う存在でありたいかを考えています、私は男の子を育てた経験がないし、どうあればよいのか分かりませんが、このお祖母さんの関係がいいと思いました。

エンドロールで流れた久石譲さんのエンディングテーマ(作曲・編曲)で、辻井伸行さんのピアノは素晴らしいでした。透明感のある綺麗な音でした。
音楽は癒しになりますね。