るりとうわた

日常をつづる

日比谷公園と観劇

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こちら覚えたての日比谷公会堂前です。

昼下がりの、いや昼真っ只中の公園の様子です。

東京へ出かけた際に、劇場だけでなく、少し周りを見て歩けば、東京にも詳しくなるでしょうと、少し時間を取って出掛けました。

途中明治神宮や表参道がありましたから、そちらへ回ってもいいはずですが、こういうのを馬鹿の一つ覚えというのでしょうね。(笑)

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ネモフィラの海のようです。

花の撮影をしている人は多かったですが、ペットをその前に置いて、ひとり言なんですが、犬に、「可愛いわよ、動かないで、こっちを向いて」とやたら話しかけて撮影をしている人達が、数人いました。

きっと数倍可愛く撮れるのでしょうね。

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サラリーマンの方は1人でお弁当を食べている人がかなりいました。

お天気がいいと、外の食事は美味しく感じますから、癒しでしょうね。

そしてこちら側は

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チューリップ畑でした、可愛いですね。

今日の観劇は「笑う男」でした。

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レ・ミゼと同じ原作者ビクトル・ユゴーの原作です。

脚本:ロバート・ヨハンソン
音楽:フランク・ワイルドホーン
歌詞:ジャック・マーフィー
演出:上田一豪
出演:浦井健治 / 夢咲ねね(Wキャスト)、衛藤美彩(Wキャスト)/ 朝夏まなと / 宮原浩暢石川禅 / 山口祐一郎

◆Story

1689年、イングランド、冬。”子供買い”の異名を持つコンプラチコの手により、見世物として口を裂かれ醜悪な笑みを貼り付けられ少年、グウィンプレンは、一行の船から放り出され一人あてもなく雪のなかを彷徨う。そのさなか、凍え死んだ女性が抱える赤ん坊、後のデアを見つけ、道すがら偶然辿り付いた興行師、ウルシュス(山口祐一郎)の元へ身を寄せた二人は彼と生活を共にすることとなる―

青年となったグウィンプレン(浦井健治)はその奇怪な見た目で”笑う男”として話題を呼び、一躍有名人になっていた。盲目のデア(夢咲ねね/衛藤美彩)と共に自らの生い立ちを演じる興行で人気博す二人は、いつしか互いを信頼し、愛し合う関係となる。

そこへ彼らの興行に興味を持った公爵のジョシアナ(朝夏まなと)とその婚約者デヴィット・ディリー・ムーア卿(宮原浩暢)が来訪する。醜くも魅惑的なグウィンプレンの姿に心を惹かれたジョシアナは、彼を自身の元へ呼びつけ誘惑する。突然の愛の言葉に動揺するグウィンプレンがウルシュスらの元に戻ると、突然牢獄へと連行され、そこで王宮の使用人、フェドロ(石川禅)より衝撃の事実が明かされた―

 時代もそうなのでしょうが、レ・ミゼ同様、暗い内容で、貴族と民衆の生活が描かれ、子供さらいや子供買いが横行していた時代で、見世物小屋がありと・・・上から下まで差別があった時代です。

興行師が孤児を育てるところなどはレ・ミゼにも似ていました。

その興行師役が山口祐一郎さんで、久々に山口節を聞きました。

浦井健二さんは、昨年「ヘンリー5世」を見たのですが、ストレートプレイでしたたが、淡々と台詞を述べる感じで、はじめて歌を聴いたと思ったのですが、その後「ビッグフイッシュ」や[王家の紋章]にも出ていたのですが、あまり印象に残っていませんでした。今回の歌の方が、結構感情をこめて演じられていました。

ジョシアナ役の朝夏まなとさんは、結構印象的な演技で、癖のある歌い方でした、インパクトはあります。

盲目のデア役は、この日は衛藤美彩さんで、歌声は良かったです、とにかく必死に純に演じておられました、もっと自然に出せると良くなると思いました。

そう言えばレ・ミゼもエリザベートのトート役を山口祐一郎さんで観て来た身としては、久々の山口節に、健在なりと太鼓判押した感じで、その世界に入れたのが良かったです。

当時はどれも同じ風に聞こえたのですが、それも懐かしいと・・・・(笑)