なかなか椿の花がつぼみのまま開きません。
庭には6本の椿の木があるので、よく見てみると、一重の椿の花が一輪咲いているではありませんか!
「ようこそ」と言うのか、「こんにちは」と言うのか、挨拶をしたくなります。
この木は昨年の秋に強く剪定をしたので、つぼみがついていませんでした。
見れてラッキーでした、そのうち八重の椿も咲くことでしょう。
コロナウイルスが猛威を奮っていますね。
日本を世界を駆け巡っています。
日本ではPCRの検査数が少なくて、本当にどこにウィルスが潜んでいるかがわかりません。
娘は毎日満員電車で東京まで 通勤しています、帰りは遅いので幾分すいていると思います。
ご近所はもう高齢者の二人か一人暮らしの方が多く、娘がいるのはうちぐらいです。、
あ、数軒先に息子さんがいますが、自家用車で通勤ですから、こちらは安全です。
だから、ウィルスを持ってこないといいなと思いながら過ごしています。
それに私も3月は楽しみにしている観劇があり、1週目に帝劇の堂本光一主演「ENDLESS SHOCK」これはなかなかチケットが取れない演目なだけに、今年は楽しみです。
そして次の週は日生劇場での、三浦春馬主演「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~」があります。
「罪と罰」のラスコーリニコフ 役が良かったので、今度は歌うところが楽しみだったのですが。
都知事が500人以上の会合を持たないようにと言ってから、夫は東京行きを取りやめ、歯医者の予約も4月に変更。
私は変更などできるものもなく、ひそかに決行と思っていました。
まだ安倍総理はこのころ、自粛のお願いでした。
ただ政府のコロナウィルスへの対策が不安で。何故あんなにも検査率が低いのか?症状も自覚もない人がきっといっぱいで出歩いていますよね。
5日の検査の感染者らしきクルーズ船からの入院、隔離に、あんなに手間取っているのか?と、疑問が。
これはもし、私が感染しても、PCR検査はしてもらえず、その上、クルーズ船の感染者で神奈川県の隔離ベットは埋まり、たらい回しにあい、入院もさせてもらえないだろうと考えると・・・
この時ほど自分の年を自覚したことはありません。そうまぎれもなく70代で高齢者です。
楽しみが楽しみでなくなりました。
それで、25日決心し26日に友人に伝えました、そうしたら友人も諦めると、言うので、自衛するしか仕方がないと思いました。
26日に、安倍総理は、ここ1,2週間が大事だから、イベント、集会は持たないようにと発言。
27日昼過ぎ、夕方近く、東宝関係(帝劇、クリエ、日生、宝塚(は15日までかな?)の舞台は28日から3月10日まで、中止が決まりました。
よかったほっとしました、チケット代も戻ります。
夫とTVを見ながら、北海道の道庁知事は若いけど、偉いね、全部責任を取る気が伝わるね」と話していました、
するとその27日の夜6時半過ぎに、総理が「全小中高、休校へ」と発言に、目を丸くしました。
えらい唐突ですね。夫と「北海道の真似したな」と言い合いました。
もう、オリンピック委員会から、中止だ、取りやめだと言われ、無策と取られたくなかったのではないかしら?
学校の先生たちだって、親たちだって、今日しか話し合う時間はないのですよ?
不思議な民主主義だな?無茶ぶりでは、
今までいくらでも時間はあったのに、「この先、こうなれば、全小中高、休校もありうる」と言う機会はたくさんあったはずです。
走りながら考えると誰かが言っていましたが、どうか弱者にしわ寄せがいかないようにと願います。
日生劇場「天保十二年のシェイクスピア」の主演の高橋一生さんは27日のカーテンコールで、
この舞台も2月末に行きたかったのですが、いのうえひさし氏の戯曲で、これまでいのうえひでのり演出と蜷川幸雄演出を観劇しています。今回は藤田俊太郎演出ですが、3週続きは無理と諦めました、
ツィツター記事ですが、高橋一生さんは、「以前から思っていたことだが、とかげの尻尾切りのように最初に切り捨てられるのは僕らが携わっている芸術。でも、この公演で三世次の人生を生きることで、悪者と言われている人も悪い部分だけではないと想像することを学んだ。だから、また皆さんと一緒に想像する場所を共有したい」
と言われたそうです。
観る方もそうですが、演じられる方も辛いですね。
そして演者の方々は、リハーサルは無給で、出演した舞台数を掛けた出演料だと聞いたことがあります。
だから、大入り袋が出るのですね。
入りが悪ければ、それなりの出演料なのかしら?厳しい現実ですね。
森光子さんが、戦争中を振り返り、「娯楽(エンタメ)は世の中が平和でなければ成り立たない」とおっしゃったそうですが、実感しました。