るりとうわた

日常をつづる

水墨画


昨日は友人の水墨画の展示会に行ってきました。
夫婦で仲良く展示会で、もうご主人の方は退職して10年近く続けておられるそうで、彼女は仕事を辞めてから一緒に教室に通いだしたそうで、少しご主人より期間が短いそうです。
私がパートで勤めていた時の仕事仲間で、電話では話していたのですが、2年ぶりに会いました。
その会場に行くと、やはりその時の仕事仲間の方が友人を連れてきていて、7年ぶりにお会いしました。
「全く変わっていないね」と言われ、「そちらこそ」と社交辞令を言い合いながら、お互いに年は取ったけれど、見た目は当時と変わりない、という話に落ち着きました。(笑)
上の写真は会場に飾ってあった、生け花です。

写真を撮ってもいいとOKをもらいましたので、彼女の作品です。
絵心がないと描けません、雪も上手く表現出来ていて感心しました。

こちらはご主人の作品です。左端と3番目の作品です。
こういう構図を描くために、山や茅葺の家のあるところに出掛けるそうです。
水墨画の他に、オカリナ作りと演奏も、ご主人と一緒で、趣味を共有して、行動も同じです。
きっと車移動などは交通費が安くつくでしょうね、夕飯も遅くなれば外食や出来合いで済ませることも出来るし。
でも時々彼女は息が詰まると、電話してきます。(笑)
私などは夫とは全く趣味が違うので、お互いの趣味には口出ししないのが暗黙のルールになっています、だからストレスはありません。
利点と不便はどちらにもあるようです、でもお話しましたが優しそうなご主人でした。

こちらは先輩の作品です。
水墨画はいかに白を浮き立たせるかが重要なんだということを教わりました。
なるほど、墨の部分ではなくて逆なんだと納得しました。
真ん中のテーブル席でお茶にお菓子を頂いて、昔話が進みます。
さらにお抹茶をたててくれ、またお菓子を頂きと至れり尽くせりでした。

7年ぶりの彼女は今年の1月に仕事を辞めたそうで、「その後日頃はどうしているの?」と尋ねると「ふらふらしてる」と言うので、彼女はそういえば豆に歩き回って活動的だったと思っていると、何のことはない、フラダンスをしているという話でした。
週に2回の練習に、老人ホームへ慰問に行ったり、フラ(ダンス)でふらふらだそうです。(笑)
活発な彼女にはぴったりのダンスです。
私も日舞がぴったりだと言われましたが、それはゆっくりしているから?と聞くと、「上品そうだから」とうまいこと言ってくれます。(笑)
上品だから、と言ってくれたわけではないので喜ぶのも早いし。(笑)
ただ二人とも選んだ理由の一つが、「足が隠れる」でしたが、着物と、ロングスカートで、「そう思ったけど、大きな間違いだったわね」は共通の経験でした。(足の動かし方が重要)

別れた後、夫と娘と合流して、久しぶりのコメダコーヒーで昼食です。
待ち時間に夫にカメラの水墨画を見せると、「これはいいな〜、こういうのが観たかった」と言うので、あれ誘えば良かったのかな?と、きっとまた女のお喋りに退屈すると思い、声を掛けませんでした。
すると「あ〜いう素人の作品より、こういうのが観たいと」・・・
素人?あの自治会の展示会のことのようです。(笑)
まあ、お金をかけて習うのとは違いが出るでしょうね、指導する先生もいるのですから。
今度は声を掛けるようにします。(笑)

ミックスサンドに、味噌だれカツサンドにこのシロノワールを3人でシェアすると、ちょうど分量も良かったです。
三度目にして、分量的にいつも多過ぎでしたが、ようやく満足がいきました。