るりとうわた

日常をつづる

Wiiとこどもたち


今年ももうすぐ終わります。
冬休みに入って、26日から、孫たちが来ていて賑やかです。
サンタさんからWiiUのプレゼントがあったそうで、26日に迎えに行くとママが設定をしているのですが、上手く繋がりません。
前の日に実家に行ってサンタさんにもらったそうですが、その時も皆さん(若い叔母さんも)いたそうですが、繋ぐことが出来なかったそうです。
その様子を見ていて、夫も私も、まあ娘には無理だろうな〜、と予感がしました。

子供時代、上の娘はゲームに興味がなかったというか、もともと我が家がファミコンを買ったのは当時としては遅い方でした。
下の娘が、友人がみんなしているから欲しいと言い続けて、それこそクリスマスかに買った時は、小学校の5年か6年生の時だったと思います。
その時上の娘はすでに中学生で、一様ゲームもしましたが、上手くなかったし、すでに部活やら他の学校行事に熱中していました。

そんな娘に新しい電子機器は使えそうにありません、皆で、下の娘に頼むしかないわね、と自然と結論がでました。
結婚しても、テレビもネットも余りせずで、子供たちにも「お母さんといっしょ」ぐらいしか見せていませんでした。
それが保育所に行くようになってから、周りの子達の影響で、戦隊ものやアニメをどっと見るようになりました。(笑)
まあ、郷に入れば郷に従えでしょう。

最近電車の中を見ていて、中学生や子供たちがゲーム機をしたり、携帯に夢中な姿を見て、いや子供だけではありません、大の大人が車内でゲームをしています。
本を読んでいる大人を見かけなくなりました、コミックはありますが・・・
それで常々私も、孫たちはいつからこういう世界に入るのかしら?と気掛かりにもなっていました。
もちろん親がいることですから、口出しするつもりはありません。
私は孫たちに本好きになって欲しいと思い、1歳の時から月々『クレヨンハウス』からその年齢にあった絵本や児童書を送ってもらっています。
一応楽しみにはしていてくれているようです。


我が家にそのサンタさんのプレゼントを大事に持ってきて、下の娘が9時過ぎに帰って来たのですが、それまでにお風呂も済ませて首を長くして待っていました。
下の娘は説明書を読んで、設定へと進むのですが、特にこの登録はしなくても使えるみたいと別の入り口へ進み、難無くゲーム画面が開きました。(笑)
さすがです、もっとも下の娘も熱中したのはほんの短い期間でしたが、昔取った杵柄でしょうか。
子供は大喜びで、友人宅でやったことがあるそうで、スイスイと進みます。
マリオゲームは音まで昔と同じです、今の親世代が子供と一緒になって遊ぶ用にでしょうか。
柔らかい脳みそは覚えも早いです、私がうっかり、「カセットを入れて」などと言おうものなら、「おばあちゃんディスクでしょう」と、言ってきます。(笑)
娘が、5分間ドリルを4冊も持たせたのですが、朝学習する1時間が、「まだやるの?」「まだやるの?」と聞いてくるので、「60分は、5分ドリルなら12枚は出来るのよ」と言ってやります。
この1時間は長いのに、ゲームの1時間はすぐに時間が経って、「終了」と言うと、「もう終わるの?」と聞くので、「お勉強の1時間と同じよ」というと、「うそみたい」と言います。

まあ娘は、普段は使わせずに土日だけにすると言っています。どうなることか・・・

最初は弟が「僕もする」と言ってきかなかったのですが、一度すると何もしないうちにゲームセットになってしまい、興味が無くなったみたいで、隣に居ながらすでに違う遊びをしています。
まさに対話のない兄弟の図です。(笑)

次の日は、車で山の公園へ連れて行きました。
3歳になったばかりの弟が、夏にこの公園に来たことを覚えていて、トランポリンの公園へ行くと言うので寒い中行くことにしました。

大山と小山のトランポリンがあり、最初大山の方は、中学生のように見えたのですが、小学生なら6年生という感じの男女5人が使用していて、ジャンプして宙返りをしていました。
そこでは蹴飛ばされても危なくて近寄れず、小山で二人で遊んでいました。
若いお母さんがついていて、何度も大きくジャンプして、バク転をしています、失敗すると「今ビビったでしょう、ビビるから失敗する」と檄が飛びます。
そのうち低学年の子たちが増えて、大勢が動きました。
やはりその子たちも小さい子たちの間でするのは危ないとわかっているようです。

ゲームじゃ隣にいても会話もありませんでしたが、ここではもつれ合ってキャーキャー言っています。
これが子供の本来の姿かしら・・・


でも、これを1時間以上見ている、私たちはそれはそれは寒くて寒くて凍えそうでした。
それこそ家でゲームでもしているほうが、大人は子守に付き合わなくていいので楽ちんです。
今は、以前のように自然に遊ばせる方が、大人の労力がいるのかもしれませんね。