るりとうわた

日常をつづる


今日、お習字に行く道すがら、神社の境内に咲いていた梅の花を撮りました。(帰り道で)
大きな古木で、刈られた枝先に咲いていました。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言う言葉がありますが、本当に梅の木は剪定次第なんだな〜と思いました。

年明けて、一番に咲く、木の花ですね。
やはり、春の訪れを知らせてくれる花です。

 奈良時代の遣隋使または遣唐使 が中国から持ち帰ったらしい。
 「万葉集」の頃は白梅が、平安時代になると  紅梅がもてはやされた。
 万葉集では梅について 百首以上が詠まれており、 植物の中では「萩」に次いで多い。
                        季節の花300より

「春されば まづ咲く宿の 梅の花  ひとり見つつや 春日暮らさむ」
   万葉集 山上憶良

「わが園に 梅の花散る ひさかたの 天(あめ)より雪の 流れ来るかも」   
   万葉集  大伴旅人

「人はいさ 心も知らず ふるさとは  花ぞ昔の 香ににほひける」
   古今集  紀貫之

「春もやや けしきととのう 月と梅」
   松尾芭蕉

「しら梅に 明(あく)る夜ばかりと  なりにけり」
   与謝蕪村

「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」 
   服部嵐雪

沢山ありますね。
そして、今日書いた字が、写真のように訂正され、点がうまく書けなくて、点々だらけですが・・・(笑)

鳥は好い声で鳴いて梅の花の中から聞こえると、いうことです。
春近しと、いう感じです。

が、現実はまだまだ寒波襲来と厳しいようです、気を付けたいです。