るりとうわた

日常をつづる

桃の節句


昨日はおひな祭りでケーキでも焼こうと思っていたら、娘が前日にパイを買って来てくれました。

我が家のお気に入りのアップルパイで、マミーズ製ですが4分の1に切って煮詰めたリンゴがごろごろと入っています。
何でも約4個分のリンゴが使われ、1kgはあるという製品です。
それが甘過ぎずさっぱり味なので、どれだけでも口に入ります。(笑)

それを食べてから、孫は二人男の子なので雄雛のところに向かいました。
上の子が今年1年生になるので、その入学祝いをもって行きました。
娘はすでにランドセルに当てているようで、TVのCMではお安い値段で出ているのですが、娘の趣味(?)なんでしょうか、ハンドバック等の革専門店でランドセルを注文してあると言うことです。
男の子だし、そのうち帰り道の道端に投げ捨てられると思うので、こだわる必要はないと思うのですが。
その中ではお安いほうだという片手では収まらないのですが、出してやることにしました。(笑)

以前は多摩川沿いに住んでいたのですが、今は多摩丘陵ニュータウンに住んでいます。
カーナビが「東京都に入りました」と言ったかと思うと、すぐ「神奈川県に入りました」と言い、数度繰り返すぐらいの県境にあります。
まだところどころに先日(29日)の雪が残っているので驚きました。
この多摩丘陵では20センチは積もったと言うので、洒落たニュータウンも、冷凍庫状態です。

お兄ちゃんは先月はインフルエンザに、今回は胃腸性風邪とすぐ熱が出て、やはり男の子は弱いみたいです。
弟の方が食欲旺盛で、むっちりしています。
お下がりでないジャンパーがもうきっちりで、フードを被ると隙間もありません、皆が「ドラエモンみたい〜」と言うと、大喜びで、「ドラエもーン」「ドラエもーン」とはしゃいで笑いを取っています。
お兄ちゃんの行くところはすべてついて回ります、高いところにも行くので、降りるときに、「ドラエモンは転がるわよ」と言うと、ちゃっかりしたもので、すべり台式にお尻をついて滑り降りてきます。
お尻は泥んこで、まさにチビッコギャングで、これではママの洗濯が大変です。

お兄ちゃんが、病み上がりで家の中で遊べるように、付録のある、小学一年生と、2〜4才用の雑誌を買って行きました。
弟はお兄ちゃんの音楽の鳴る付録が欲しくて、触りたくて仕方ありません。
皆で自分の雑誌の付録にも注目するように、付録の工作作りを始めました。
お兄ちゃんが、自分が通過した経験で、上手く作ってやると弟も喜んでいました。
そのうちに静かになったので、後ろを見ると、最近出来たお兄ちゃんのコーナーで、お兄ちゃんの真似事に真剣です。

その後は言わずと知れたこと。
お兄ちゃんが気付き、「触るなー」と一喝、弟はもっとしたい、と机から離れません。
あ〜あ、殴られて、「ママー」と泣き出しました。(お兄ちゃんも見ていなと、蹴りを入れるときもありますから)
これではとても勉強なんて無理でしょうね、邪魔が入って集中できないでしょう。
娘が私たちもこんなだったかしら?と聞くので、「あなたが6才のときに妹はもう4才だから、聞きわけが良かったわよ。2才じゃそれは無理でしょう。」と答えました。
そう言えば、お兄ちゃんが、居間の小さめのテーブルを「これ○○の机にしよう」と言ったら、ママが「○○に机なんていらないでしょう」と笑いながら返していました。
あれは、お兄ちゃんにとっては切実な訴えだったのかも〜
とにかく賑やかな男雛の一日でした。