るりとうわた

日常をつづる

花菖蒲とアジサイ(小田原城)


昨日、用事があって小田原へ出かけました。
その用事が早く済んだので、外へ出て空を見上げると、家を出た時には降っていた雨がすっかり上がっていました。
ついでに小田原城を回ってこようと、お堀端通りを行きました。
  
周りの建物が、すっかり変わっていたのにはビックリしました。
たしかここに西武だったかデパートがあったはずなのに、立派なマンションになり、その横には「万葉の湯」のビルがありました。
もう何年来てないのだろう。
上の孫を連れて2度ほど来たことがあるのですが、どちらも近道というか線路沿いに歩いて、子供遊園地のある後ろから小田原城に入りました。
上の子は2,3歳の頃には電車や車が大好きで、まだ上手くしゃべれないのに電車の型番から車の種類を言い当てていました。
小田原駅に来ると、電車の種類が多くて、新幹線から、ロマンスカーから、箱根鉄道、伊豆の踊り子号と、飽きないぐらいに見学が出来ました。

夫が東京駅に迎えに行き、新幹線のグリーン車小田原駅に来たこともありました。
それも保育所へ行くようになると、すっかりお仲間と戦隊ものとテレビ漫画にはまり、次男もその影響を受けています。

そんなわけで、こちらお堀端はもっと以前、10年ぐらい前に来たきりかもしれません。
子供がまだ小さかった頃に、編み物教室で展示会をしたのでよく来たことがありました。
上の写真の懐かしい赤い橋を渡りました。

ここまでは変わらない景色なんですが、橋を渡ってまたびっくりです。
ここにあった城内小学校がないではありませんか!
木造建築のそれは時代を感じる可愛い小学校がお城の中にあったのですが、運動場の広場はそのままで、校舎が影も形もありません。
体育館があるので、回ってみると歴史見聞館になっていました。
帰って調べると、1997年に解体されたそうですから、もう16年も行っていないとは・・・
中まで入らなかったから、分からなかったのですね。

その歴史見聞館の前の階段を登ると、一番上の写真も同じです、

花菖蒲とアジサイがいっぱい咲いていました。

色とりどりのアジサイの花です。

上にお城の天守閣が見えます、ようやく位置関係が分かりました。

土手いっぱいに咲く、アジサイの花が見事でした。

さらに階段を登り、常盤木門と書いてある門があり、これが正門です。
中に入ると、小田原城天守閣があり、小さな動物園もあり、そこに象のウメ子さんがいましたが、「日本最高齢のゾウとして60年もの長きにわたり親しまれてきたゾウのウメ子は、平成21年9月17日未明に亡くなりました。」これはニュースで知っていました。
そして雨の降らない梅雨空はムシムシと暑いです、家を出てからここまで水分補給が出来ていません。

天守閣の下の蕎麦屋で、梅ジュースを頂きました。
小田原名物の大きな梅がとても美味しかったです。


裏から線路沿いの道を小田原駅へと向かい、小田原城をぐるっと一周してきました。
小一時間の小田原城散策でしたが、懐かしくもあり、変化にも驚きましたが、花見頃で大満足でした。