るりとうわた

日常をつづる

土用の丑の日と宮崎駿監督:ジブリの冊子で「改憲反対」


日本では土用の丑の日に、暑い時期を乗り切る栄養をつけるために鰻を食べる習慣があります。
鰻、いいですね、食べたいですが、と家族で話していたのですが、昨日は回転ずしに行って鰻はお高いので我慢しました。
この土用の丑の日と言えば、暑くてたまらない時期ですが、関東ではせっかく夏休みに入ったというのに、曇りで、気温も高くなく変な天気ですね。
気温の低いのは楽なのですが、作物がこれで影響を受けるのでは困ります。
花も勘違いして、春の花が狂い咲きしています。
そしてラジオ体操に来る方が、この土用の前後の天気の良い日に例年、梅干しを干すのに、今年は干せなくて困っていると嘆いていました。
そういえば、3日3晩天気の良い日に広げておきますよね。
選挙で、自民に偏ってしまったのだから、せめて天気ぐらいは順調に過ぎて欲しいものです。

我が家のブラックベリーが黒くなったので収穫の時期です。
そのまま食べても甘酸っぱくて美味しいのですが、洗って冷凍にし、たまったらジャムにする予定です。

投票率は52、61%で、前回を5.31ポイント下げたということです。

今日は毎日新聞に載った、ー宮崎駿監督のジブリの冊子で「改憲反対」 ネットで公開もーの記事の紹介です。

宮崎駿監督:ジブリの冊子で「改憲反対」 ネットで公開も

毎日新聞 2013年07月22日 20時39分(最終更新 07月22日 21時35分)


 憲法改正問題を取り上げた、スタジオジブリ発行の無料冊子「熱風」の7月号が話題を呼んでいる。最新作の映画「風立ちぬ」を公開中の宮崎駿(はやお)監督ら4人が談話や寄稿で憲法改正に反対を表明する内容。今月10日から全国約40書店に並んだが、すぐにはけ、書店に問い合わせが相次ぐ。冊子は初刷りのみの発行で、ジブリ出版部は急きょ、インターネットで電子版の公開を始めた。

 「憲法を変えるなどもってのほか」という題で、宮崎監督の談話を収録した。

 監督は1941年生まれ。戦争の記憶が生々しい子供の頃を振り返り、「馬鹿(ばか)なことをやった国に生まれてしまったと思って、本当に日本が嫌いになりました」と述べる。その上で、「選挙をやれば得票率も投票率も低い、そういう政府がどさくさに紛れて、思いつきのような方法で憲法を変えようなんて、もってのほか」「もちろん、憲法9条と照らし合わせると、自衛隊はいかにもおかしい。おかしいけれど、そのほうがいい。国防軍にしないほうがいい」と憲法改正に反対する。

 徴兵制の導入論にも触れ、「そういう人たちには、50歳でも60歳でも『自分がまず行け』と言いたいです。行きたくないなら、自分の息子を、息子がいなかったら孫を送れ。そうすれば、徴兵制というものが何だかわかるから」と訴える。

 特集では、ジブリ高畑勲監督や鈴木敏夫プロデューサーも憲法9条の改正に反対する原稿を寄せている。

 冊子は02年から毎月発行され、原発やデモなど硬派なテーマを取り上げたこともある。額田久徳編集長は「憲法改正の特集も検討したことはあったが、実現しなかった。今回は参院選もあり、日本が岐路に立つ中で、ジブリとしての旗幟(きし)を鮮明にすべきだと考えた」と話す。宮崎監督が憲法改正について発言するのは初めてという。

 約5000部を書店に配布したが、大阪市北区ジュンク堂書店大阪本店では500部が5日ほどでなくなり、その後は、在庫を尋ねる電話が続く。店員の川崎薫さん(30)は「難しいテーマだなと思ったが、予想外に反響が大きい」と驚く。他の書店でも同様の状況で、ネット上のオークションサイトでは2000円以上の値段が付いた。出版部は18日から公式サイト(http://www.ghibli.jp/shuppan/np/009355/)でPDF版を無料公開中。額田編集長は「憲法を改正すれば、どうなるのか。冊子を読んで、賛成なり反対なり考えてほしい」と話す。

【遠藤孝康】

全文ダウンロードで読めます。
分かりやすい言葉で書かれていますので、ジブリの作品好きの方にも子供たちにも読んで欲しいと思いました。