るりとうわた

日常をつづる

秋本番?


昨日はこの秋一番の寒さで、震えていたのに、今日はまた夏のような暑さで、半袖をまたひっぱいだして着ました。
一日で、10度ぐらいの気温の変化がありそうです。
こうして秋は深まるのでしょうが、庭の金木犀の花が咲きだしました。
一昨日までは蕾でした。↓

これでも充分良い香りがしていましたが、今日は花が開き、玄関を開けただけで、もうよい香りが届いています。↓
秋本番でしょうか?

それにしても。3・11大震災から何度目の秋を迎えるのでしょうか?
もう3度目ですよね、福島原発事故の解決どころか、未だ汚染水漏れの騒ぎを繰り返しています。
東電の無責任さに呆れます。
にもかかわらず、「完全にコントロールされている」という安倍首相の大嘘も世界が見ているのに、恥ずかしいですね。
東電も政府も再稼働の方に目が行っているからだと言われています。
結局政府は資本家の肩を持って、国民を犠牲にしている、としか言えません。
どっちを向いているのか?と言いたいです。
そんな中で、こんな記事を見つけました。

憲法本:子ども向け、静かなブーム…絵本異例の1.6万部

毎日新聞 2013年10月05日 10時55分(最終更新 10月05日 11時21分)

日本国憲法を題材にした子ども向け絵本や書籍が静かなブームとなっている。硬いイメージのある憲法を軟らかく説く内容が大人にも受けている。大手書店が設ける「憲法本」コーナーでも売れ筋だ。安倍晋三首相が改憲を掲げるなど、憲法への関心の高まりが背景にあるようだ。【春増翔太】

 ◇安倍首相就任後、関心高まり

 2008年に出版された「えほん日本国憲法」(明石書店、1680円)は、今年に入って書店から注文が相次ぎ、4月に4000部を増刷。絵本としては異例の計1万6000部に達した。

 「わたしのことはわたしが決める」など易しい言葉で憲法が保障する自由や権利を説き、約180点のイラストを添えている。

 作者は絵本作家の野村まり子さん(64)。きっかけは約30年前、憲法を親子で読むという息子の小学校で出された宿題だった。「初めて熟読し、人の存在意義を説く力強さを感じた」。構想から7年かけて絵本にした。

 憲法そのものを読む本もある。出版社「童話屋」(東京都)が子ども向けにルビを振った小冊子「日本国憲法」。01年の出版以来30万部以上を売るが、今年は2回にわたって計1万部を増刷した。社長の田中和雄さん(78)は「安倍さんになって、書店から棚に置きたいという声がよく届く」という。

 同社は出版に併せて、憲法公布翌年に旧文部省が作った教科書「あたらしい憲法のはなし」も復刊した。いずれも価格は子どもの小遣いで買える300円。

 田中さんは「私は教育勅語の世代。国民主権戦争放棄をうたう新憲法は、読みやすいとは思わなかったが、信念が籠もった美しい詩に見えた。憲法は自分の住む国の最高法規。まずは『読憲(よみけん)』を勧めたい」と話す。

 ジュンク堂書店池袋本店(東京都)では、憲法を扱った書籍の特集コーナーを6月に設置。赤塚不二夫さんが作画した漫画「『日本国憲法』なのだ!」(草土文化、1983年初版、945円)は一日に複数冊売れるという。担当者は「憲法関連本で以前は考えられなかった売れ方。母子で読むのか、女性もよく買っていく。憲法への関心の高まりが背景だろう」と話している。

何でも知らないことは怖いことですよね。
現実を知ること、そして日本国憲法の素晴らしさを知ることも大事です。
知らないまま改悪されてしまってからでは遅すぎます。
それこそ国民の知る権利を秘密保護法案で秘密裡にされてしまっては困ります。