るりとうわた

日常をつづる

神戸巡り(その1)

台風26号の爪痕は大きな被害をもたらしました、真夜中に土砂に襲われたら、逃げようがありませんよね、被害に遭われた方々が本当にお気の毒です。
また雨や台風27号が来るようですが、日本に上陸しないことを願います。

個人的な旅行の予定としては台風が去った、17日に夫も私も出かける予定でしたので、お天気も良く、交通障害もなく助かりました。
私は新幹線で大阪(新神戸駅)へ、夫は飛行機で富山へと、それぞれの郷里へと向かいました。
私は途中名古屋で乗り込んだ友人と合流しました。
きっと余裕で自由席なら座れるのではと思いましたが、平日にも関わらず指定席も自由席も一杯で、なんとか席を見つけて、隣同士に座ることが出来ました。
この時期は行楽で出掛ける人が多いのでしょうか?本来ならもっと安定した良いお天気の季節ですから。

友人と情報交換しながらお喋りをしているとあっという間に新大阪駅に着きました。
本日は新神戸に11時に集合です。
新大阪で乗り換えて新神戸へ行くのですが、ここで大失敗をしました。
博多行きのこだまに乗り換えるのですが、色の違う、電車にRAIN STARと書いたブルーと紺色の車両の横で、この次に来る電車だろうと、また友人といると、気が大きくなるというか、気が緩んでしまうのでしょうか?
おかしいな?と言いながらも、「駅員さんがホームにいないと困るわね、子供だけで出せない」とか「海外のお客さんも困るわね」としゃべり続けていました。
それでドアが閉まってから、時刻を見ると、私たちの出発時刻(10時33分)です。
並んでいる方に、「これこだまですか?」と尋ねると「そうです」と言われ、「え〜〜、出ちゃった」と大慌てです。
次の電車はさくら10時59分です。これでは間に合いません。
やっと駅員さんを捕まえて、尋ねると、一番早いのは次のさくらしかないと言うのでもう観念しました。
まったく、名前だけがこだまでも車両は全然違う色です、すでに何十年という「こだま」の車両の固定観念が出来上がっているのですから、「これがこだまです」と言われない限り、とても気が付くものではありません。
二人で、経験することが勉強だね、仕方ないと諦めて、遅れる連絡を携帯で伝えました。
まだ名前は違いますが、「さくら」のほうが、新幹線の車両の雰囲気を残しています、せっかく一番遠い神奈川の私の予定に合わせてくれたのに、遅れて到着です。

1年半ぶりの再会で、まずすぐ近くにある布日ハーブ園へ向かいました。

ロープウェイに乗り山頂駅まで行きます。
名古屋までは綺麗な青空でしたが、関西へ来ると雲が多くなりましたが、ようやく晴れ間が見えて来たようで、街の様子も良く見えます。

ポートアイランドにその先の神戸空港も見えています。

山頂駅が見えてきました、一気に登れるロープウェイは便利ですし、小型なのでちょうど5人で乗ることが出来ました。

まずは香りの資料館を目指します、頂上の空気はさらに冷え込んでいます。

写真はフランス製の銅製の蒸留器で、香りの抽出に使われたものです。
色んな香りの展示や、香り占いなどもありました。
お昼は展望レストランでバイキングを頂きました。

デザートもしっかり頂き、温かいハーブティですっきりしました。(笑)

ここからはお腹も一杯になったことだし、腹ごなしに歩いて、中間駅まで下ります。

まず展望台から、ハーブ園、グラスハウスの屋根、その先に中間駅があります、さらに街並みと、ポートアイランドを眺めます。
グラスハウス、つまり温室に到着です。

中に入ると、さわやかな釣り花が綺麗です。

ハロウィンの飾りもあります。

そしてカランコエで作った、ハートの植え込みで、ハートばかりです。

温室の先には、海を眺めながら、出来るハーブの足湯があり、数分ですが、足湯をして楽しみました。

足の疲れを取り、さらにガーデンエリアを下ります。

秋のガーデンです。

風の丘のコスモス畑

風の丘の中間駅にようやく到着しました、急傾斜の道では、筋肉痛になりそうでした。
下りの方が天気が良く、街並みもくっきり見えます。

それから北野異人館の散策です。名物バスにも遭遇です。

こちらはラインの館で、大正4年築、張り出したベイウィンドーや、解放されたベランダなど明治期の異人館様式を受け継いだ調和のとれた外観です。

ここから脇の急坂の小道を登り、一番高いところにあるうろこの家にやってきました。

最初に公開された異人館で、国指定登録文化財。外国人向けの高級借家として建てられた。 建物の外壁と多い天然石のスレートが魚のうろこに似ているところから“うろこの家”の愛称が生まれ、親しまれている。

館内のインテリアも昔のまま。アンティークな家具や置物の逸品のほか、欧州の王室が愛用していた豪華な陶磁器などが燦然と輝いている。
そして下り道にあったパラスティン邸で、お茶にしました。

こちらは明治末にロシアの貿易商によって建てられた家です。
そして結構歩いたので、4時過ぎにホテルに向かい、またそこでお喋り大会になりました。(笑)
北野にある今夜の宿、六甲荘です。

ビールで再会を祝して、食事会です、まずサラダに前菜、スープでした。

お変わり自由ということで、最初は分け合ってということだったのですが、そんなに量も多くないしということで、ここから2時間怒涛の食べ合い、しゃべり合いの開始です。
写真もすっかり忘れ、ステーキ、陶板焼き、土瓶蒸し、海鮮焼き、おさしみ、秋の季節の野菜蒸、寿司、デザートと進みます。



お肉も、イカもホタテもエビも柔らかくて、すべてが美味しかったですが、食べすぎました。
まだ寝るのも早いとロビーで、またお喋りです。