るりとうわた

日常をつづる

文化の日

早くも11月ですね、そして3日は文化の日でした。
そして文化の日には、まさに菊の花が良く似合います。

庭の菊の花もこの日に合わせて咲き始めました。
文化の香りがするのでしょうか?(笑)

そして今日市民会館での踊りの発表があり、やっと終わった〜、解放された〜〜と、ルンルン気分です。
皆と、この準備の苦しさがあるから、解放された時がすがすがしいんだよね、と話し合いました。
私もこれまでの忙しさを思い浮かべて、開放感に浸っています。
これまで、この文化の日の踊りでの出演に際して、髪が結えるように伸ばしていたのですが、その中途半端な長さが、私には辛いというか、髪を染めるのも大変だし、洋服にも合わないしで、今年はショートで参加することに決め、度々カットをしていました。
前回のお稽古の日に、先生から一人ずつ、個別に、髪形をどうするのか尋ねられました。
ロングの方も、皆さん、美容院で結ってもらうようにお達しがあり、私の番になりました。
「美容院で着物姿に合うように襟足を短く切ってもらいます」というと、「美容院へ行くのなら、盛ってもらってらっしゃい、日本髪を結ったように見えるようにしてもらってね」と言われました。

この難題を持って、いつも行く美容院へ「help me!」と駆け込みます。(笑)
娘世代の若い美容師の方にいつも助けてもらっています、今回も首を傾げながらも「やってみましょう」と心強いお返事をもらいました。
昨年使った、部品?(あんこ=膨らます髪、ヘヤーピース)を持って行き、後ろに二つのヘヤーピースを付けて、上の髪を逆毛とカールで、繋がるように工夫してもらったら、さすがプロです、大成功です。
そのまま昨日は、3時から最後のお稽古に行き、6時からリハーサルで照明あわせをしました。
その時も皆さんに、「ショートの髪の毛でも、こんな風に出来るのね」と感心してもらえました。
これからは、日常も快適に過ごせるように、ショートにして舞台用には美容院で盛ってもらうようです。
ただしカットとセットで7500円なり、1日しか使用しません、高いか?安いか?、まあ自己満足の世界の話です。(笑)


舞台での踊り(新舞踊、ハワイアン、民謡、お琴他)の発表以外に、数日前からは菊花展と書道展が開催され、当日はバザーの店と出店が一杯並び、野外舞台も作られ、大賑わいとなります。
今朝は6時起きで、お弁当を作って、洗濯を済ませ、9時に会場に集合しました。
写真は昨日撮りました、本日は忙しくて写真は撮れませんでした。

着物は衣装になるので、すべて先生のチェックが入ります。
襦袢まで着て、補正や襟の開き具合も見てもらい、着付けの出来る先輩に着つけてもらいます。
これがやっぱり、自分で着るのと違うのですよね、おはしょりも揃い、胸元もピシッと決まり、着物姿がしゃんと決まります。
本当に不思議です、会が始まると、進行係で先輩の1人が出るので、2人の先輩と先生で、11人の着付けです。
そして最後はその3人の先輩が着物を着て、自分たちの踊りの準備です。
その間に、舞台化粧をしますが、それも先生のチェックが入ります。
今年入った方で、初舞台の方が「この目尻に赤色を入れるこのお化粧が、子供の頃からの憧れで夢だった」と、語り、鼻の脇に、鼻を高く見せるために紅をさしたり、頬紅を描いたり、本当に嬉しそうに、何度も鏡を見て、描いていました。
着付けをしている先生から「そんなに塗り重ねないで、私が仕上げをして上げるからもうストップ、歌舞伎の顔になってしまうでしょう」と大声が飛びました。(笑)
確かに、何度も重ねると、過剰化粧になってしまいます。
次に白粉を水で溶いて、刷毛で手に塗り、スポンジで伸ばします、襟足にもお粉をはたきます。
それも全部2人の先輩の指導です。
まさに晴れ舞台の舞台裏はてんやわんやです。

12時半が私たちの出番でした。
カーテン脇で順番を待ちながらも、喉がカラカラです、緊張のせいもあるでしょう。
昨年は出だしから乱れたので、今年はリベンジで同じ曲を踊ります。
自画自賛ですが、今年は6人が揃ってバッチリ決まったと思います、腰も良く落ちて踊れたと思います。
それゆえの解放感だと思いますが、客席も昨年よりも大勢の観客でした、もっともライトが眩しくて、顔は見えませんでしたが。
先輩たちは3組分の衣装の着付けをしてからの自分達の支度ですから、2時からの出番ギリギリになってしまいました。
終わった私たちは客席に回って、軽快なリズムの時には手拍子を送りと、客席から応援しました。
本当にこの先輩たちのお陰で、こういう舞台に立てるのだと感謝しています。
また芸達者な方が多くて、これまでの経験にないお仲間の輪で、楽しんでいます。
帰りには、デニーズにより、パフェで打ち上げをしました。(笑)
今日は、重労働でカロリーを消費したので、甘いものもよかろうということです。