るりとうわた

日常をつづる

共同作業


昨日は台風一過、青空が広がり、気温は急上昇。
今回の台風が関西に近づいたころに、長野で土砂崩れが起きるという予想もつかない災害が起きています。
一気に降り出したら、これまでの降水記録をすぐ塗り替えるような大雨になったり、雹が降ったり、気温も急降下、急上昇となります。
地球規模で、大気がおかしくなって来ていますね。

先週は右隣が、今週は左隣に植木屋さんが入り、それぞれのお庭が小奇麗になりました。
そこで、我が家の番です。(笑)
うちには植木屋さんに入ってもらうような木は植えていないし、そんなお金はないし、毎度自分たちで植木屋になります。
本当なら今日は夫は、ゴルフの予定だったのですが、早々と幹事の方から「台風で中止」と連絡が回って来て、こんな良い天気になるとは・・・
夫がゴルフの日には、私は今書道の七夕競書で、提出する作品を書く予定でしたが、夫が居るので出来なくなりました。
大振りなので、テーブル一杯に広げないといけないし、それをまた床に広げて乾かすので、誰もいない日で無いと書けません。

洗濯が終わってから、2時間近く垣根の剪定に、一人で格闘です。
こういう時は、人に頼らずとも、頑張れるのは前々日の「お喋り会&観劇」のお楽しみがあったからです。
もう太陽はギラギラ、熱気はむんむんで汗だくです。
剪定した枝を、箒でかき集めるとこんもりと山が出来上がりました。
そこへ、タバコを吸いに玄関へ出て来た夫を手招きして、「バトンタッチ!」と言うと、「いいよ。」と返って来たではありませんか!
ナイスタイミング!でした。
こういう時は五月蠅くあれやこれやと頼みごとをしてはいけません、さっさと私は退散しました。(笑)
夫はズボンも上も着替えて、日よけ虫除けバッチリの重装備です。
とにかく後は任せた、お好きに。ということで、今日は上手く事が運びました。(笑)

で、共同作業の成果が出ました。
手前はブロックの門に、アイビーとおかめ蔦を這わせた門、どこの家も同じブロックだからと変化をつけたのですが、よく茂ります。
左端は大きくなった銀木星、そしてピラカンサスの垣根とその奥はずっと木香薔薇です、この木香薔薇のシュートが伸びて乱れ姿になっていました。
上は枝垂桜ですが、今年は切りません、隔年で、夫が70歳になったら、植木屋さんに来てもらって切り倒そうかと考えています。(手に負えなくなりそうですから)

ラジオ体操が終った後、5時過ぎからようやく風が出て来ました。
道路を掃きに出ていると、もう一軒向こうの、やはり自家植木屋仲間の友人が、花の手入れに出ていて、そこで植え木談議です。

そのお宅のピンクカサブランカの花が咲いていました。
我が家のピンクの百合は十数年咲いてくれたのに、昨年から咲かなくなりました、球根が駄目になったのでしょうか・・・、そう言えば黄色い百合も今年は咲いていません。

こちらは今年植えた山百合だそうです。
山百合とは思えないほど、花がゴージャスでした。

そして半夏生(半化粧)です。
うちにもあったのですが消えてしまったようです、そう言えば共通の友人宅から一緒にもらって来て植え、数年は見たのですが、花の咲くときにしか白くならないので、ホトトギスの群生に混じり、私が抜いてしまったのかも知れません。
彼女宅は、増えて増えて至る所に出て来るというので、もらって来ました。
私の目の届く玄関周りに植えてみました。
毎日水やりして、増やしたいな〜、夏のこの時期に、涼しく感じる花ですから。

なんでも、夏至から数えて11日目の日(もしくはその日から5日間)を「半夏生」と呼ぶが、その頃に花が咲くことから半夏生と呼ばれます。
半分化粧したは見た目、字のままということです。