るりとうわた

日常をつづる

旅行


モハーの断崖
昨日旅行より帰国しました。
アイルランドからアムステルダムへ行き、そこで乗り換えて、20時間近くかかりました。
狭い飛行機の中、帰宅すると足がパンパンに腫れていました。
飛行機の中で、昼を過ごし、日本に着いたら朝だったので、夜が飛んでしまい、昨日は長い長い一日でした。
夜にお風呂に入って、体重計に乗ってみると・・・・
なんと、何と、何と、予想に反して、1キロ太って帰ってきました。
これまで通りだと、1キロから、1キロ半は痩せて来たのに、どうしたことか??
トルコ、モロッコ、メキシコと歩き回り、間食もせず、規則正しく、いやかなり不規則でしたが、太ることはなく、締まったBODYに喜んでいたのですが・・・
やはりヨーロッパとは違ったのでしょうかね、大失敗です。(笑)
ここは水が飲めましたね、食事の時に出る水も飲めますし、ホテルにはポットも付いていました。
そうなると料理が違いますよね、美味しくいただけます。
でも、10何年前にイギリスに行ったときは食事も驚くほど不味く、あまり食べられなかった記憶があります。
アイルランドは美味しかったです。北アイルランドはイギリス領ですが、時代が変わったのでしょうか。
でも半分以上は食べないようにしていたのですが、毎日歩く距離も多かったのに、これは誤算でした。
やはり日々、日本で動くしかありません、さらに増えた分まで、自己責任です。


アイルランドは地図の色分けの様に、4つの地方に分かれていて、その中に州があり、アルスター地方の6つの州が北アイルランドにあり、現在イギリス領です。
北アイルランドも含め、ぐるりと1周を回ってきました。
出発前に、1万円(一人5千円)をポンドに、3万円をユーロに代えました。(1万円分は残っています)
1ポンドは145円ぐらいで、1ユーロが194円だったと思います。ユーロは高いですね。
アイルランドは北海道ぐらいの面積に人口は460万人で、福岡県は500万人ですから、全体が北海道に住んでいるという具合です。
気温は15度前後と寒く、風が吹くと冬の様でした。
でも季節は春で、花畑でした、針エニシダの群生は素晴らしいでした。

初期キリスト教の遺跡めぐりと、ハイキング2回と世界遺産ジャイアンツコーズウェイ景勝地を訪れたり街巡りしました。

緑色の豊かな牧草地が広がるのですが、コロコロと天気は変わり、すぐに雨が降り、また止むのですが風が強く、大きな木が育たないという厳しい自然の中にあり、それらの環境が人を育てるというのでしょうか。

この狭い国土にありながら、4名ものノーベル文学賞作家を輩出しています。
名前を知っているのはウィリアム・バトラー・イエーツぐらいですが、それ以前のジョナサン・スィフトは「ガリヴァー旅行記」を書いています。
さらに、偶然にもこの間観た「リバーダンス」はアイルランドアイリッシュダンスでした。
ケルト文学にケルト音楽と、アイルランドの音楽も魅力的で、私の大好きな歌手のエンヤもアイルランド人で、ケルト音楽を下敷きにした歌のようです。
そしてギネス!

アイルランドの「ギネス」または「ギネスビール」の創業者のアーサー・ギネスが1957年にセント・ジェームズ・ゲート醸造所を借りて作ったビールです。

首都のダブリンにはギネスにまつわる箇所が何か所もあり、ビールで儲けて作った公園や沢山の施設を市に譲渡しています。

そのギネスブック(今はギネスワールズレコーズ)、ギネス世界記録の発行は、アイルランドのビール会社ギネス醸造所の代表取締役だったサー・ヒュー・ビーバーが、仲間とアイルランドへ狩りに行った時狩りの獲物のうち、世界一速く飛べる鳥はヨーロッパムナグロかライチョウか、という議論になり、これになかなか結論が出なかったためで、ビーバーがもしこういう事柄を集めて載せた本があれば評判になるのではないかと発想した。ロンドンで調査業務を行っていたノリス・マクワーターとロス・マクワーターに調査と出版が依頼され、1955年に「ギネスブック・オブ・レコーズ」の初版が発売されたものでした。

また沢山写真を撮ってきましたので、数回に分けて載せてみたいと思います。