るりとうわた

日常をつづる

初冠雪


2階のベランダから富士山の初冠雪が見えます。
もう10月ですから、山の上は冬の季節です。
我が家も扇風機を仕舞い、ホットカーペットと灯油ストーブを出しました。
当分は部屋に差し込む太陽で暖を取り、暖房を使うのはまだですが、備えあれば憂いなし、ということで、準備だけはしておきます。
上の写真はズームで、本当はこんな感じに見えています。

松島法務大臣につづいて、小渕優子経済産業大臣の疑惑です。
安倍総理の目玉人事でしたが、これでは、確かにある意味で目玉ということでしたが。
しかし、何とも子供に見せられない恥ずかしさを感じます。
「うちわのようなもの」って、そのものずばりうちわじゃないですか、そんな言い逃れが、子供の前で言えないですよね。
小渕さんの話も、政治を知らないというか、よくこれで、将来の総理候補なんて言えたものですよね、元々何故そう言う噂が出るのか不思議でした。
その根拠が知りたいと思いましたが、お父さんの代わりに祭り上げられた単なる2世議員でしかありませんね、庶民の暮らしも知らないし、例の兵庫県議とさほど変わらないのかも知れません。
朝日新聞より。

小渕氏、疑惑の収支報告 観劇会巡り差額5330万円

大西史晃、中村信義 2014年10月17日00時04分

下仁田ネギ・ストール…政治資金で購入

 小渕優子経済産業相が関係する政治団体が、後援会員らの観劇費用の一部を負担したのではないかとする疑惑が浮上し、16日、国会で取り上げられた。小渕氏は「大変お騒がせし、心からおわび申し上げる」と陳謝。野党はこれら政治団体が、小渕氏の親族企業から物品を購入していたことなども追及した。

 「(観劇会の参加者)一人ひとりから実費をいただいていると承知している。収入と支出の乖離(かいり)は、指摘を受けて初めてわかった」

 16日の参院経済産業委員会。関係政治団体が主催する明治座(東京都中央区)での観劇会をめぐり、収支が合わないと野党の委員から指摘されると、小渕氏は知らなかったと強調した。
小渕氏の説明では、観劇会は「小渕優子後援会」と「自民党群馬県ふるさと振興支部」が企画し、2007年から毎年開催。会費は1人につき「1万円ちょっと」で、1千人が入れる会場を使っているという。

 朝日新聞の調べでは、05年から11年までの同後援会の政治資金収支報告書には、観劇会への参加費収入として、05〜07年は100万円台、10年と11年には300万円台の計約1199万円が記載されていた。一方、2団体や小渕氏が代表の「自民党群馬県第五選挙区支部」など4団体は、入場料や食事代などで計約6529万円を明治座に支出。収入が上回った年もあったが、差額は合計で約5330万円に上る。

 同後援会主催の「野球観戦」も委員会で問題視された。05〜11年の同後援会などの収支報告書には参加費が約196万円で、東京ドームへの支出は約436万円と記載されている。差額は約240万円だ。

 もしこれらの差額を後援会などが負担したのなら、選挙区の有権者への寄付を禁じた公職選挙法に抵触する可能性が出てくる。

 小渕経産相は委員会で、調査中として詳しい説明は避けたが、「私の方で補塡(ほてん)したとなれば、法律にひっかかるという認識は持っている」と発言。「安倍内閣の一員として責任を感じる。できるだけ早く判断していきたい」とも述べ、早期に何らかの対応を取る姿勢を示した。

 委員会では、小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」から小渕氏の親族企業への支出も問題視された。

 同研究会や関連政治団体「恵友会」など3団体は05〜12年、小渕氏の実姉の夫が経営する服飾雑貨店と実姉のデザイン事務所(いずれも東京都内)に、43回にわたり計約494万円を支出していた。支出の目的は「品代」「書籍代」としか書かれていない。

 質問した委員は「親族企業に政治資金から支出するのは公私混同では」と指摘。小渕氏は贈答や海外出張の土産用にネクタイやハンカチを買ったとしたうえで、「姉が作ったものですと言うと、それを喜んでくださる方も大勢おられる。政治活動の範囲内の支出と考えている」と釈明した。

 また同研究会が収支報告書に添付した領収書には、都内の百貨店で購入された計約1万4千円の乳幼児用品とみられる「ベビートドラー」の記載や、約1万5千円の「ストール」などがあり、本来は議員事務所の維持に使う「事務所費」として計上されていた。政治活動に充てる「組織活動費」には、小渕氏の地元・群馬の名産「下仁田ネギ」の代金など約61万円や、百貨店の「子供・玩具売り場」での購入費数万円などの領収書があった。

 委員会でこれらを問われた小渕氏は「決して公私混同して買い求めたものではないが、一つひとつしっかり確認したい」と述べた。(大西史晃、中村信義)

■支持者ら「きちんと説明を」

 地元・群馬の後援会関係者はどうみているのか。

 実際に後援会員らから観劇会の会費を集めていたという地区役員の女性(64)によると、ここ5年ほどは毎年「観劇会」を開催。会費は1人1万2千円で、各地区の役員が集めて開催日の1カ月ほど前に後援会事務所に持って行ったという。父親の故・小渕恵三元首相時代から40年来の支持者。「お金の問題が出るのは残念。きちんと説明し、事務担当者を指導して」

 後援会の男性幹部は「参加者はきちんと会費を払っていると聞いている。ならば、あんな報告書にはならないはずだ」と戸惑う。「しっかり説明するなり、報告書を訂正するなり、早くすっきりしてほしい」

 小渕氏の入閣は、9月の内閣改造で目玉人事だっただけに、自民党内では大臣を続けることについて「厳しい」との声も出ている。

 小渕氏が所属する自民党額賀派額賀福志郎会長は16日午後、記者団に「小渕氏から報告があった。『事実関係をきちんと調べて対応する』ということだったので、しっかりと頑張って欲しい」と擁護した。

 だが自民党のベテラン参院議員は「大臣をやる人のわきがここまで甘いとは」と驚きを隠さない。閣僚経験者の一人も「報告書の訂正で済めばいいが、(大臣を続けるのは)厳しいのではないか」と語った。

 公明党山口那津男代表は都内で記者団に「事実関係がはっきりしていない。まずは説明責任を尽くすことが大切だ」と指摘した。

 民主党海江田万里代表は16日、都内で「議員の資格にもかかわる問題だ。調査中という言い逃れはできない」と批判。維新の党の江田憲司代表も会見で「国民の納得しうる説明を果たせないのなら、出処進退は自身で判断されるだろう」と指摘した。次世代の党の山田宏幹事長も「他の野党と共闘していく」と語った。

まだまだ日本の政治は意識が低いのですね。でも、これが自民党の政治家そのもののような気がします。
誰が選んだ?
やはり、そこが問題なのでしょうか?