るりとうわた

日常をつづる

我が家の実物


先の日記に我が家は収穫できる実物がないと書きました。
人間が食べる実はありませんが、秋の実りを感じることの出来る庭木はあります。
その第一が、写真のピラカンサスです。
秋一番に真っ赤な実をたわわにつけて、実に美味しそうです。(笑)

ただ、鳥的にもそれほど美味しいものではなく、柿の実やそのほかの美味しいものを食べつくして、他に食べるものがなくなった12月ごろから、鳥たちがついばみに来ると言う感じです。
その前に、千両や南天の方にも目が向くようで、そんなに美味しいものではないのかもしれません。

それと「奥さん、事件ですよ!」ではありませんが。
ここ2年、ご近所一体で、春には沢山の千両の花が咲き、夏に青い可愛い実が付き、秋には赤くなるはずの実が、全く見当たらないという状況が続いていました。
皆で、不思議?不思議と騒いでいました・
それは正月花として活けられなくなるからです。
千両だけはここ十数年買ったことはありませんから。
それがここ2年、秋になると、たくさん実った実が、すべてなくなってしまっていました。

それが今年は友人の一人が、観察を続け、調査すると言うので、私たちもそれとなく見守る様にしていました。
するとその友人から、「虫発生!}の第一報が9月の終わりごろに入り、「テントウムシより小さい黒い虫が、実を食べているのを見つけた」と言うのを聞いて、私とお隣はすぐに消毒剤をまきました。
それから毎日、私たちも観察です。
なるほど、消毒を捲くと、ぽとりと落ちる虫がいます。
黒い、テントウムシより小さい虫です、この仕業だったのですね。虫に舐められていました。
友人は無農薬で、毎日割り箸でつまんで退治したそうです。
私は、数日おきに、虫スプレーで挑戦しました。

その北側にあるのは、早くも色づいています。
お陰様で、今年はお正月に役立ちます。
無農薬の友人宅は、やはり虫にやられてしまい、すべて落ちたそうです。
それで、「千両は、我が家に任せて」と、どんと胸をたたいております。(笑)
ご近所に配る分ぐらいあります。ゴーヤは役立たずでしたが、千両は活躍しそうです。
それも虫情報をくれたお蔭で、共同戦線で死守することが出来ました。(笑)

こちらは万両の花です。

これはムラサキシキブです。
実りの秋の庭の様子でした。