るりとうわた

日常をつづる

観劇録1

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横に写したのですが、自動で縦にされてしまい、変更が出来ないので、このまま載せます。

整理していてこの半券があり、感想を書かないままだったので、備忘録として記しておきます。

5月のレ・ミゼは2000年になる前に帝劇で初期の演出・ジョンケアードで観ていたのですが、今回は2013年の新演出で、異なります。

20年ほど前のことを鮮明には記憶していないので、新しいのを見れば上書きされてしまうでしょう。

2つの違いが分かるほど、しっかり覚えているといいのですが、それが少し残念です。

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レ・ミゼラブル

原作は、フランス文学の巨匠ヴィクトル・ユゴーが自身の体験を基に、19世紀初頭のフランスの動乱期を舞台に当時の社会情勢や民衆の生活を克明に描いた大河小説である。原作の持つ、「無知と貧困」「愛と信念」「革命と正義」「誇りと尊厳」といったエッセンスを余すことなくミュージカルに注ぎ込んだ本作品は、1985年のロンドン初演を皮切りに、日本では1987年6月に帝国劇場で初演を迎え、以来熱狂的な支持を得ながら、東宝演劇史上最多の3,006回(2015年9月時点)という驚異的な上演回数を積み上げるに至る。全世界での観客総数も7,000万人を突破し、“世界の演劇史を代表する作品の一つ”であることは、もはや誰しも疑うことができないでしょう。

2012年12月には、ミュージカル版をベースとした映画版『レ・ミゼラブル』(監督:トム・フーパー、出演:ヒュー・ジャックマンラッセル・クロウアン・ハサウェイアマンダ・セイフライド 他)が公開され、全世界で大ヒットを記録。録音技術の向上とCG技術の発達により、撮影と同時にキャストの歌声を録音するという前代未聞の試み(それまでは、事前に録音した歌声に合わせた演技を撮影するのが通常だった)は、ミュージカル映画の常識を覆し、圧倒的な臨場感とスケール感を生み出し、ミュージカル映画の範疇を越え、ミュージカルファンのみならず多くの映画ファンの心を掴んだ。日本国内でも興行収入58.9億円の大ヒットを記録、米国ゴールデングローブ賞3部門受賞、米国アカデミー賞3部門受賞、日本アカデミー賞外国映画賞受賞など、興行的にも評価的にも大成功を収めたのは記憶に新しい。

2013年4月、ロンドン初演25周年を機に美しい音楽と歌詞はほぼそのままに、舞台装置、照明、音響、衣裳、また登場人物のキャラクターの描き方などの演出面を一新した“新演出版”『レ・ミゼラブル』が日本“初演”を迎えた。8ヶ月間の日本縦断ロングラン公演は、折しも映画版の大ヒットとの相乗効果もあり、日本全国に『レ・ミゼラブル』現象を巻き起こし、雑誌「ミュージカル」における2013年ミュージカル・ベストテン「第1位」、「第39回 菊田一夫演劇賞」2013年度演劇大賞を受賞するなど、興行的にも評価としても大成功を収め、続く2015年春からの全国6大都市ツアー公演での最終地・静岡公演でついに上演回数3,000回を突破した。続いて、1987年の日本初演から30周年を経た2017年に日本初演30周年記念公演が大々的にスタート、公演期間中には歴代キャストが日替りで登場する特別カーテンコールが実施され、通算上演回数は3,172回に到達し、特別なアニバーサリーイヤーとなったのは記憶に新しい。そして2019年、さらに新たなキャストを迎えて進化し続けるミュージカル『レ・ミゼラブル』は、日本全国に再び“劇場で体験する、あの感動と興奮”をお届けいたします。

 佐藤隆紀ジャンバルジャン) 上原理生(ジャベール) 知念里奈 (ファンテーヌ)昆 夏美(エポニーヌ) 海宝直人(マリウス) 小南満佑子(コゼット) 橋本じゅん (テナルディエ) 朴 ?美 (マダム・テナルディエ)

 舞台上は、両脇に建てものが2階建てであり、街並みの雰囲気が出ています。

本物の街並みのような凝ったセットが両脇から出ているので、その分演者が演じる舞台幅は狭くなっています。
当時の背景がリアルに感じられ、まるで映画を見ているような感覚になり、話の内容通りにその背景も進みます。
以前の作品は一点豪華主義と言うのか、これも街並みを描いたセット(だったと思いますが)、これをひっくり返したら大きなバリーケドが出来上がり、
それが広い舞台の中央に巨大な姿でそびえ立ち、学生のマリウスたちが立てこもる要塞、バリケードになった、という大迫力がありました。
それはとにかく印象的にな光景で忘れることが出来ませんでした。

今回は、両側から家並みが出ているので、その間の通路にバリーケードが造られました、ですから、以前の大きさとは違います。

ジャンバルジャンがマリウスを担いで逃げる下水道のシーンは、今流行りのビルに絵を描くプロジェクションマッピングを使用していると思うのですが、ジャンバルジャンが進むと、トンネルも動く映像が本当にリアルでした。
素朴さは消えますが、ストーリーは順を追っているので分かりやすいかもしれません。
ただすべてのシーンが丁寧過ぎて、印象に残るシーンと言うのが、返って少なくなりました。
レ・ミゼはやはり演奏と歌の力で展開すると言う部分は変わらずに大きいと思いました。

テナルディエ夫婦は意地の悪い夫婦だと思っていましたが、そんなもんじゃなくずいぶんあくどい悪党だと感じました。

その娘エポニーヌも意地悪なんですが変化して、表現豊かに演じられて、切ない心情が伝わりました。演じた昆 夏美さんは上手かったと思いました。

6月分の観劇とブログを次回にわけます。