るりとうわた

日常をつづる

リベンジ


毎日五月晴れの良いお天気が続きます。
昨日は踊りのお稽古の日で、1か月に2回しかないのに、先月は旅行で休んでしまい、孫のおたふく風邪の出席停止ではありませんが、ずいぶん遅れたかな〜と思うと、ちょっと心配な日でした。
治りかけのぎっくり腰のこともあるし、着物で行くか?洋服で行って、帯だけ結んでお稽古するか?と迷ったのですが、腰が悪い時にサポーター(腰ベルト)を巻きますが、着物の帯は同じ役目になると思い、着物で行くことにしました。

またこの日は、私と年齢が近く一番親しくしていた方が急にやめることになり、それも気になって出掛けました。
私が友人に誘われて入会し、その友人は1か月半後に病気が見つかりその後退会したのですが、踊りへの情熱が熱く、治ったら復帰するというのを待っていましたが、願いがかないませんでした。
その後も寂しい思いをしていたのですが、1年後に仲間が増え、私と2つ違いの彼女(お姉さん)とはその時から親しくなりました。
それがちょうどこの6月で3年目ということでした。
石の上にも3年と言いますが、一番大変な時期を乗り越えて、これからは軌道に乗るというところなのですが、左腕を上げると痛みがあり、無理して使うと夜に手先がしびれるので、治療に専念するということです。
左肩関節周囲炎というのは、私も五十肩になった時に言われた名称と同じです。
私には、前日に電話で辞めることを教えてくれましたが、その時に、一生懸命引き止めましたが、決意は固いようで、まあ決ったから電話をくれたわけで、私にどうしようと相談した訳ではないので、彼女も「また習字で会えるから」と言い、私もこれまでのお礼を(車に乗せてくれた)言いました。
(この日着て行った着物・かすりの柄になっています
稽古場で、顔を合わせると、二人してじーんと来てしまいました。
彼女は今日に合わせて、「しつけを取ったお初の着物を下ろしてきた」と言います、私は帯の後ろを見て「綺麗に結べているわよ」と言いました。
これまで何となく2人3脚でやってきた感があり、後の5人が50歳前後なので、60代も5人いるのですが、3人は20年からの踊り歴のあるベテラン揃いで、私たち2人だけが初心者の60代でした。
彼女は真面目にきちんと順序立てて覚えるので、ポイントを掴んでいる(1年長い分)私とは良いコンビでした。
それで二人合わせて練習すると一人前という感じでした。

どうして私の親しい人ばかりが、去っていくのでしょうか…、本当に淋しいです。
でも私が今、信じているというか、したいことは「継続は力なり」ということです。
子供の時や若い時にはやりたいこともいっぱいあったけれど、こんなに時間に余裕があるというのは今しかないと思っています。
美しく踊れるわけでもないし、これから上達するとも思いませんが、早く綺麗に着物は着れるようになりました。
でも記憶力という点で弱いですね、彼女とは行き帰りに話し合うと、いろいろと確認できて、思い出すことが出来ましたから、これからはしっかり予習する人がいなくなりました。

新しく覚えたことは、「家に着いたらすぐに復習しないと、夕飯作ったら忘れてしまう」、というのは定説です。
で、友が居なくなって自分しか頼る人がいないからにはしっかりせねばと、すぐにテープを聞いて復讐しようと思ったら、カセットデッキが壊れてしまっていました。(もう古すぎ)
泣き面に蜂とはこのことでしょう。(笑)
ラジオ体操用は持ち回りで出てしまっているし、仕方なくネットで3400円のを注文しました。

さて今日は腰も治ったようだし、連休中にする予定だった庭木の剪定をはじめました、これこそリベンジです。
夫に言うと「わかった」と言うだけで動いてくれないのはいつものことなので、さっさと一人で始めます。
花のある時に切らなくては来年咲きませんから。
木香薔薇の花びらが散って、道路は花びら祭りです、そこへ風が来て、小さな竜巻のように花びらを舞い上げます。

枝垂桜といい、木香薔薇といい、散る花びらは迷惑なものですが、箒で集めようとしても、風に散らされ、こちらがおちょくられているようです。
今塵取りに入れようとすると、逆向きの風が吹き、散らかしてくれ、右へ左へと追いかけごっこです。
花は葉と違って消え去るのも早いので、もう取れないものは放置することにしました。
あらかた切ったところで夫が出てきたので、届かないところを切ってもらい、切り落とした枝を集めました。
これが以前の木香薔薇で、枝垂桜に絡んでいます
まだ花は咲いていますが、使用前使用後と違いがわかるでしょうか。