るりとうわた

日常をつづる

歌舞伎座


昨日歌舞伎座へ行ってきました。
友人と6月の歌舞伎座(東京・銀座)の「柿葺落六月大歌舞伎」のチケットを取っていたので、観劇してきました。
今年4月に新歌舞伎座開場となり、その見学も兼ねています。

もちろん友人とも久しぶりなので、おしゃべり会も楽しみです。
迷うことがないからと銀座三越のライオン前で待ち合わせたら、同世代の方たちで、大混雑です。
迷わず会えるはずと決めたのですが、これでは服の色のトーンも似ていて、誰が誰やら区別がつきません。
電話を受けても、周りの話声が大きくて、内容が聞き取れないぐらいです。
その時にも「始まりは2時過ぎだから、まだ時間がある」と聞こえて来て、同じ歌舞伎座組の待ち合わせ場所にもなっているようです。

三越内に場所を移動して、落ち合い、さっそくまだ空いているうちに、食事場所を決めました。
11階に上ったのですが、ランチメニューもお高いです、さすが三越です。
ランチセットで2500円、3000円は歌舞伎のチケットにお金をかけているので、もったいないし、それほどお腹もすいていないので、お蕎麦にしました。

箱根蕎麦は、余りそばの香りがしませんが、どこかで食べたことがあると思いだしたら、やはり箱根でした。(笑)
その時もそう感じましたから、非常にさっぱり味です。
その後エレベーターで降りたら裏出口なので、方角の見当がつきません。
あっちだこっちだと三越を3分の2回り、やっぱりライオンの像の前に出て、歌舞伎座に向かいました。

建物は前の感じは残していますが、やはり以前の貫録もぬくもりもありません、これはコンクリート造りの大阪城を見た時と同じ感慨です。
あ〜こうなったかという感じです。

劇場前も日陰のところには待っている人でいっぱいです、何と開場が2時10分と開演の30分前です、まあ一般的と言えばそうですが、新しいだけに見学もしたいところです。
5階のギャラリーや屋上庭園のあるところへ行きたいのですが、案内がありません。
それでようやく人に聞くと地下に入り口があるというので、地下鉄の入り口の表示しかないところを降りると地下鉄東銀座駅と繋がったところに、ようやく劇場の雰囲気のある土産物売り場がありました。

そこからエレベーターで5階のギャラリーや屋上庭園のあるところに到着です。

屋上庭園は下で見た劇場の屋根の上にあります。

屋上庭園を見て回りましたが、

この炎天下では長時間は無理で、入場料のいるギャラリーはパス(次回に残す)、甘味所へ 席を確保して抹茶あんみつを頂きました。

これは1300円でも場所代プラスで仕方ありません、ここから庭園が綺麗に見渡せます。

開場されて、私たちは2階席で、2階に上がると土産物店があり、こちらでお土産を買いました。
ちょうど今日お稽古の日なので持って行きました。

2階はギャラリーのように絵画の展示がされています、そこからを1階のエントランスを写しました。

こちら舞台はいつもの歌舞伎座の雰囲気です。

開演までカメラはOKで、ここは座席で食事もOKです。

ここで、緞帳の披露が行われ、友人と相撲の化粧まわしと一緒だね、提供が書いてあるからと

高い贈り物ですから、使わなくとも披露しなくては〜です。

ネットでは1等席しか取れず、何と2万円という高価でしたが出演者も豪華版でした。
まあそうそう来ることもないだろうと、冥土の土産にでもと、奮発しました。(いや、また来るかも)

席運の無い私たちは1等席でも、1等席の2階席最後列であり端のほうの席です。
ただ歌舞伎の舞台はこんなに横に長かったんだという印象です。天井がほかの劇場より低いのかもしれません。
花道はほぼ見えません。
いよいよ菱木の音が鳴りました。  カチカチ。  幕が開きます。
(内容は次回)