るりとうわた

日常をつづる

防災訓練


今日は炎天下の各公園で、自治会主催の防災訓練が行われました。
9月1日は関東大震災から90年、防災の日に制定されたのは1960年だそうですから。もう53年目です。
自治会と言うか市の指定の元に防災訓練をしていますが、9月1日が日曜日に当たったのはここ最近はなく、1日に近い日曜日に行っていました。
ですから、8月のこともあれば、9月のこともありました。

9時にサイレンが鳴るのですが、今日はすでに家の中で各人の携帯やスマホ緊急地震速報(訓練用)のメロディーが鳴り出し、市もメロディーなのか?と話題になる中、ちょうど9時に、これまでと変わらずのサイレン(ウ〜〜〜ウ〜〜)とお腹に響く音がしました。
昨年は我が家が組長で、私がすぐに組内の安全確認の点呼に一軒一軒回ったものでした。
今年はそれが改善されて、安全確認が出来て会員が無事な場合は白いタオルを玄関に掛けるか、ノブに巻きつけて合図をすることになりました。
それで、一軒一軒のチャイムを押さなくてよくなりました。

その後は玄関に用意しておいたヘルメットを着用して、家にある消火器を持って公園に集合します。
今日は9月とはいえ、ぶり返しの猛暑で、どうなることか心配しましたが、朝の9時半ごろはまだ太陽が傾いていて、公園に大きな木陰が出来ていて、そこへ集合することが出来ました。
そこで、点呼の後ペットボトルのお茶をまず貰い(水分補給用)、毛布とさお竹の簡易担架の作り方や、毛布だけで担架代わりにする訓練を組に分けて行いました。
次は消火器と、バケツリレーによる消火訓練です。
男性側は水の入ったバケツで、私たちは帰りの空バケツのリレーとなり、楽でしたが、何回かそれを班ごとに繰り返しました。
今年はこのブロックは湯沸しと炊き出しがなく、日が高くなる11時前には終了することが出来ました。

関東大震災から90年でも、地震は頻繁に起きています。
3、11の東日本大震災から2年半ですが、いつまた大きな地震が起こるかどうかわかりません、備えあれば憂いなしとなるといいのですが。


そして、汚染水漏れは一基ではなかったというニュースがあります。

福島汚染水漏れ:高放射線量を検出 敷地内の同型2基から
毎日新聞 2013年09月01日 00時03分(最終更新 09月01日 06時28分)


 東京電力福島第1原発でタンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は31日、敷地内にある同じ型のタンク2基の底部の外側から最大で毎時1800ミリシーベルトの高い放射線量を検出したと発表した。22日の測定時は最大毎時100ミリシーベルトだった。周辺に水たまりは確認できず、タンク内の水位低下もみられないが、タンクを構成する鋼板の接合部からしみ出ている可能性がある。

 2基は約300トンの汚染水が漏れたタンクから約100メートル離れた「H3」区画にある。測定は、タンクから1メートル離れた地面から高さ50センチの場所で実施。前回に比べ線量が高くなった理由について、東電は「原因を調べている」と説明。その上で、「放射線は比較的遮蔽(しゃへい)が容易なベータ線が中心だ。作業員は防護服を着用しており、健康影響は考えにくい。周辺環境への影響も今のところ、みられない」としている。1800ミリシーベルトは、原発作業員の年間被ばく上限に1分あまりで達する線量。

 2基とは別に「H4」エリアにあるタンクの底部と、「H5」エリアのタンク同士をつなぐ配管下部で、最大で毎時230ミリシーベルトを検出した。この2基でも水位の変化は見られないが、「配管部に少量の水滴があり、地面に変色が見られる」という。【渡辺諒】

「1800ミリシーベルトは、原発作業員の年間被ばく上限に1分あまりで達する線量」
こういう高濃度の汚染水が漏れ続けているのです。
また地中から海へということも考えられます。
福島原発事故の解決は緊急を要しますよね、早く徹底的な解決を望みます。