るりとうわた

日常をつづる

春一番後


上の椿の写真は昨日の写真です。
昨日春一番が強風で吹き荒れましたね。
何でも、春一番というのは、立春から春分の間に吹くあたたかい強めの風のことで、何とか間に合ったということです。
そうしたら、今日の椿はこうなりました。

咲き始めました、それで庭の他の椿の花も、ようやく咲き始めていました。

裏の椿です、

ガレージの横です、

東隣の間です。
綺麗な花とは反対に、困った問題です。
何よりも汚染水に頼りとされているALPSが、上手く進みません。
朝日新聞より、

 
福島の汚染水処理設備ALPS、運転再開の見通し立たず
2014年3月19日20時32分


東京電力福島第一原発で出る汚染水を処理する多核種除去設備ALPS(アルプス)が故障して停止した問題で、東電は19日、ALPSの運転再開の見通しが立っていないことを明らかにした。故障の原因を調査中で、汚染水の処理が止まっている。また、汚染水を処理した水をためていたタンクに、故障が原因で汚染水が流れ込んでいたことがわかった。最大で約1万5千トンの処理水が汚染された。
 ALPSは、溶融燃料を冷やした水と地下水が混じることで出る汚染水から、ストロンチウムなど62種類の放射性物質を取り除くとされる設備。最大で1日750トン処理でき、昨年3月から試運転を続けている。

 ALPSでトリチウム三重水素)は除去できないものの、1日400トンずつ増える汚染水を処理することで、貯蔵タンクから漏れた際の危険性を減らせると期待されている。

 3系統の設備のうち1系統の処理水を17日に採取し、放射性物質の濃度を測った。すると、10万分の1程度に減らせるはずが、10分の1程度にしか減っていなかった。このため18日にすべての設備を止めた。

 ALPSは汚染水を吸着材に幾重にも通して放射性物質をくっつけて取り除く仕組み。3月上旬に一部のフィルターの交換をしたという。東電は「一つの系統だけ異常が出ている状況なら、フィルターの交換作業が原因と関係している可能性がある」としている。

 一方、処理後の水をためたタンクには、ALPSで処理されなかった水が最大で約900トン分流れ込んでいたことも判明。移送先はタンク21基がつながり、計約1万5千トンが入っているという。東電は汚染の広がりを調べている。

 14日に採取した水は異常はなく、18日まで気づかなかったという。21基のタンクには新たに処理水をためることができなくなったうえ、汚染された最大1万5千トンの処理水の再処理が必要になる。

 処理水をいったんためるタンクや配管が汚染されたため、東電は洗浄できるかどうか検討する。東電原子力・立地本部の尾野昌之本部長代理は「タンクに汚染水が流れることは想定しておらず、見通しが甘かった。洗浄する場合にどのくらい時間がかかるのかわからない」と話す。

 東電によると18日現在、タンクにためているALPSで処理する前の汚染水は約34万トンある。政府と東電はALPSの設備を倍増し、2014年度中にタンクの汚染水を処理することを目標にしている。しかし、ALPSはトラブル続きで運転と停止を繰り返しており、試運転すら終わっていない

東電では無理ですね・・・
全ての頭脳も英知も集めなくてはいけないでしょう、もちろんお金も・・・
いつになったらの思いが強いです。