小石川後楽園と六義園
神宮外苑の銀杏並木の次に、小石川後楽園へ行きました。
JR飯田橋に着いてから、結構歩き回ったし時刻もお昼だったので昼食をとりました。
夫と出掛けると、喫煙場所のあるところを探さないといけないのが、手間です。やはり海外旅行は難しいかもですね。
ちょうど出かける前日に、東京の紅葉巡りをやっていて、白金台の八芳園や世田谷の実相院の名前が挙がっていました。
それらの中でも一位は六義園でした。
ここは以前から行ってみたかったところで、ライトアップもするというので、夕方近くに行きラットアップも見てこようと決めていました。
その時に日比谷公園の樹齢400年以上の首かけイチョウの木があり、そのそばの松木楼のビーフカレーが美味しいということでした。
お昼にちょうどいいと思ったのですが、夫が六義園に行く道から外れていると却下しました。
それでその道中にある小石川後楽園へ行くことに決まりました。
ですから、その背景に東京ドームと、ドームホテルの建物が見えます。
「小石川後楽園は、江戸時代の初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、その藩邸内に築庭し、二代藩主光圀時代に完成した庭園です。その様式は、大泉水を中心にした回遊式築山泉水庭園で、我が国を代表する大名庭園です」
カメラ撮影のグループが数組いて、講師の方を中心に三脚を立てて撮影会をしていました。
そこがきっと良い撮影場所ということで、こっそりその列に加わって、説明を聞いて撮影をしました。(笑)
「緑葉の残っているところがいいですね」と聞こえて来たら、なるほど紅葉の中に緑の葉も写るように撮ればよいのか、と狙ってみたり、生徒になった気分です。
こんな感じかしら?それとも
こちかしら?
そしてこれは円月橋と言って、水に写った橋と円形に見えるというものです。
とにかく太陽光線のライトアップが素晴らしいです。
今1時半ですが、太陽光線の重要さを考えると、行きたい六義園が夕方では、この光線は受けられない訳で、それは大変と六義園行きを急ぐことにしました。
南北線の駒込駅で下ります。
小石川後楽園も六義園も入園料300円がシニア価格150円です、どちらも証明書を見せてしっかり確認です。
確かに2時過ぎると光線が弱くなってきました。自然の趣が素敵です。
「六義園は五代将軍・徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主・柳沢吉保が元禄15(1702)年に築園した和歌の趣味を基調とする回遊式築山泉水の大名庭園です」
明治に入り、三菱の創業者の岩崎弥太郎の別邸なったそうです。
急ぎ足で、太陽光線を浴びているところに移動します。
紅葉の歌詞に「照山もみじ」とあるのに納得です、鮮やかに照らしてくれます。
さらに
こちらが渡月橋です。
園内で一番高い築山で、35mの富士見山と言われるところからの景観が絶景でした。
そして現在3時半です、4時半からのライトアップまで1時間です、茶屋でお抹茶を頂きながら、しばし検討です。
結構寒くなってきたし、庭園内禁煙というのも強く影響したようで、どこかで夕飯を食べて帰ろうといことにしました。
もちろん喫煙できる場所を探してです。
六義園は日の高いうちに、また来たい庭園でした。
この日の日没は4時12分だったそうです。昼の時間が短いですね。