るりとうわた

日常をつづる

散歩道


昨日から、関東は雨になり、幾分涼しくなってきました。
昼間出掛けていて、いつもなら寝る間際12時前後にブログを書くのに、ここ涼しいとパソコンも消さずに、ちょっと横にの積りが、しっかり朝まで寝てしまっています。
気温の差って、睡眠を誘うと感心しています。

それで、日曜日のまだ暑かった日の話です。
夫が散歩に行くと言うので、私もついて行くことにしました。
例の、車で公園まで行き、その駐車場に車を置いて散歩するというもので、その公園まで歩いて行って帰ってくるだけで、省エネにはなるし散歩の効果は上がるしと、私が酷評?しているものです。(笑)
私はただひたすら駅へ行って帰ってくるという散歩で、街中で景色に変化がなくて、3日坊主になります。
それでこの日は、一人で車を動かすなら、二人乗って行っても同じと付き合うことにしました。(都合よく)
その公園に咲いていた百日紅です。

百日=3カ月は咲いている花ということで、百日紅と書くのですが、これを”さるすべり”と読ませるのが凄いですね。
もっとも、「猿滑」と書くそうですが、これは、”幹がスベスベで、猿も登れない”ところからついた名前です。
花の特徴と幹の特徴を会わせて、百日紅(さるすべり)と読ませるのですね。

その公園には体育館や図書館、子供公園や、陸上競技場や他の市の施設が集まっていて、その周りに遊歩道があり、そこを歩くだけでも4〜5キロから、回り方を変えれば、結構な距離を歩くことが出来るので、散歩の方やランニングをしている人もいます。
プールも大小とあって、まだ夏休みなので、大賑わいでした。
そう言えば野球場もあり、歓声が上がっていました。

さらに鯉のいる池を回ると、亀が甲羅干しをしていました。

冬なら日差しも恋しいでしょうが、この炎天下に甲羅干しの意味が分からない?と、人間らしい疑問を持ちながら歩きました。
私たちはその施設群から出て、その横の川に沿っている遊歩道に出ました。
その道の脇に花壇があり、季節の花がところどころ咲いているところへ出ました。

もう夏の終わりのひまわりでしょうか?
そう言えば最近、同じ家に居ながら、同居人が亡くなっているのが分からずに暮らしていたというニュースが3件ほどあり、我が家でも話題になりました。
あり得ない話だけれど、家に余裕があるから、そうなるのでしょうね、我が家など毎日、キッチンのテーブルに向かい合わせで、パソコンを置いて、1mと離れていない距離で暮らしています。
1人がテレビを見ても、3mぐらいしか離れていませんし、庭に出ても、5〜6mの距離でしょう。
それに、
「食事するときに顔を合わせないなんて、どうして出来るんだろう?」
「交代で、キッチンを使うのかしら?」
「そりゃ、顔を合わさないように、外で食べてるのかもしれない」
「それしか、考えられないわね」
我が家もリフォームするまでは、キッチン、居間、寝室(和室)が、独立して離れていて、夫は居間にいることが多く、私はキッチンにいて、部屋が離れていました。
それがキッチンを南に出して、LDKにしたので、いつも同じ部屋にいます。
そのまま北に続いて、寝室(洋間)があるので、ドアは開けたままですから、電話をしても話は筒抜けです。(笑)

だから、今の私たちには一人でいる時間のほうが貴重です。
夫が出かけると、テーブルの上で書道をしたり、踊りのテープを掛けたり(あまりしませんが)、とにかく何をしようか?と楽しい時間になります。
しまった、散歩についてくるんじゃなかった!(笑)
後の祭りです。

そのうちに、顔も見たくない、居ても無視という日が来ないとも限らない・・・
明日のことは誰にもわかりませんから。
そう言えば、最近私が出かけて、帰りが遅くなると洗濯物が取り込まれていますが、以前は雨戸が締めてあるのに、何故外に洗濯物が干したままなのか?と不思議に思うことがありました。
雨戸を閉める時に、これらが目に入らないはずがないのにと・・・
あれですね。
見て見ぬふり、見ていても目に入らぬ、意識にシャットアウト!と、

そんなことを話ながら歩いていると、7646歩と出ました。
これぐらい毎日歩けると、きっとウエストも締まってくるでしょうね。
日日草、ケイトウ、キバナコスモス等が咲いていました。
もう秋の気配のする散歩道でした。