るりとうわた

日常をつづる

花見会


昨日夫は男子会で花見に、私は踊りの会のほうで花見に出掛けました。
空模様が怪しく、私たちは11時集合の予定を30分繰り上げて、10時半現地集合になりました。
夫は近所に11時に集合して歩いて、その近辺の公園へ行く予定で、私は着物を着るので、その前に夫に車で送って行ってもらう予定でした。
それが、前夜、天気が危ないと言うので、10時集合に変更になったと、朝急に「お前に言うのを忘れていた、送って行けない」と、言うからびっくりです。
そう言う大事なことを忘れないで、言って欲しいものです。

歩きじゃ1時間以上かかるし、夫は「タクシーで行け」と言うのですが、タクシーで行ったのがバレると、お仲間が「そこまでしないで、連絡くれれば回るのに」「車って走ればすぐだから、気にしないで」といっぱい言われます。
でも、主婦なら、色々用事のあるのはわかるし、とくに親御さんと同居の方もいるので、その出掛ける時の忙しさは半端ないのが分かるので、頼み難いです。
道順から言っても、こうなったら頼むのは先生しかありません。
先生をアッシーに使う身分って、どう?と思いながら、いつも「生徒は自分の子供より可愛い」と言っている先生ですから、すぐに、「家まで回るから」と返事があり、ホッとしました。(笑)
この陽気では羽織はいらないから、帯付なので、お太鼓が上手く結べるか緊張します。

若い時の若々しい着物ばかりで、この年で着れる着物は少なく、このブルー系の大島紬にしました。
9時に着物を着はじめて、準備中にも夫が、「シートはどこにある?」とか、「リュックにするか、ショルダーにするか?」とか「大きなカメラは邪魔だから、お前のカメラを借りるかな?」
等々、五月蠅い、五月蠅い。(笑)
何とか帯結びも成功し、夫が先に出掛け、私はその後、戸締りをして、先生の車で公園に到着し、お仲間と落ち合いました。

夫たちは道中、お弁当を買い求め、河原にシートを敷いて、この日は男子4人という会合でしたが、ビールを買い込んだりして、桜の下で花見会となったようです。

私たちは花見見物をして歩き、その後近くの和食屋に予約を入れていたので、そこで7名でランチを頂きました。
それぞれ好きなメニューで選び、私は写真の幕の内弁当1200円にしました。
その後は1時半から4時までお稽古で、家に帰りついたら、長時間の着物姿と、草履で歩いたので、足の裏がツリそうで、日ごろ使わない筋肉が疲れたようです。
夫たちは、1時半ごろまで、河原にいて、その後カラオケ行きになったそうです。
帰ってきたのも私より遅い5時頃でした。
意外な展開で、思わぬはっちゃけ振りになったようです。(笑)
うの夫のカラオケ行きを、私が誰かに喋ったのかな?
他の人は見るからに真面目そうなのに、夫に「カラオケ、行きましょうよ」と声を掛けた人がいて、「いつですか?」と返事すると「これからですよ」と言う話になり、即行動となったそうです。(笑)
「みんなが歌ったの?」と聞くと「そうだ」と言うので、「○○さんは、どんな曲?」「長淵剛とか」「▽▽さんは?」「世良正則とか」「へー□□さんは?」「昔の曲」とか・・・
それぞれの青春時代の歌が続いたそうで、演歌(五木ひろしとか)は夫ぐらいかしら?
そこで、男性の家事話になり、「あんたがゴミ出しから、洗濯干しまでするから、こちらもせざるおえなくなった」と、これは夫が言い始めでしょう、それから「うちもそうだ」「ちょっと奥さんにコントロールされ過ぎじゃないか?」と続いて、盛り上がったそうです。(笑)

そのうち秋は紅葉狩りに出よう、女子会にも声を掛けようという話になったそうです。
今回も声を掛けてもらったのですが、孫が来ていたり、私の様に別の用があった女子が多く、参加が0になりました。
でも、男女混合にして、大丈夫なんでしょうか?
女子にコントロールされたり、しないんでしょうかしらね・・・(笑)

花見会っていうのは、花を見るだけじゃなく、それをキッカケに親睦を深めたり、思わぬ素の姿を披露する場所でもあるのかも知れません。
曇天でも、雨も降らずに、幸いでした。