松山散策1(道後温泉)
これは、瀬戸大橋を渡り、四国を走り出した車窓(動く)から撮った光景、瀬戸内海の小島です。
3日に大阪の実家に着いた時は、四国、中国、関西と梅雨入りしました。
ところが、幸せなことに、同期会のお仲間と落ち合った4日は、写真の様に快晴でした、ラッキーです。
昨年小布施へ行ったとき、次回は道後温泉へ行きたいという声が圧倒的で、徳島にいる友人が担当を引き受けてくれました。
私も愛媛県初上陸です。
名古屋から来た友人が珍しいものを持って来てくれ、バッグから取り出すと歓声が上がりました。(笑)
さすが名古屋です、味噌カツおにぎりに、小倉ホイップサンドなんて、初体験です。(サンドは1人一枚)
見た目はミスマッチですが、食べると気にならず、美味しいです。
きっと名古屋の方は、頭が柔軟なんでしょうね、普通の人の予想の上を行きますよね。
そして、松山駅で車2台で、ご夫婦で出てくれた方と合流で、今回はこの6名です。
青春時代に出会って後、子育て、勤めも済んだ定年以降から、声を掛けあって、もう8回か?7回目か?よくわからないのですが、今度は第2の青春時代をまた楽しんでいます。(気持ちは当時と同じはず?)
まずは松山城です。
日本独特の景色で、石垣のラインが美しいですね。
そう言えば、新装になった姫路城も、新幹線の窓から見ることができました。
松山城は奥に見えるのが天守です。
いくつかも門を通り抜けて本丸に来ます。
松山市の中心部、勝山(城山)山頂に本丸、西南麓に二之丸と三之丸を構える平山城である。日本三大平山城にも数えられる。山頂の本壇にある天守(大天守)は、日本の12箇所に現存する天守の一つである。この中では、姫路城と同じく、連立式で、日本三大連立式平山城の1つにも数えられる。1933年ごろまでは、本丸部分には40棟の建造物が現存していたが、1949年までに19棟が火災により失われ、現存建築は21棟にまで減少した。建造物の現存数は二条城(京都府)の28棟に次ぐものである。
幕末に再建された大天守ほか、日本で現存数の少ない望楼型二重櫓である野原櫓(騎馬櫓)や、深さ44メートルにおよぶ本丸の井戸などが保存されている。
小天守から見学に入り、廊下で繋がり、本丸に上りました、展示物も豊富で、見応えがありました。
窓(鉄砲穴)からの風が涼しく、四方、八方を見下ろすことが出来、城下から瀬戸内海と雄大な景観が望めます。
上からの、石垣の3連繋がりが綺麗です。
真夏のような暑い日差しで、下の売店で、ソフトクリーム、つぶ伊予柑の乗せてあるのを食べました、冷たくて美味しかったです。
行きは右に写るケーブルカーで上り、帰りはリフトでおりました。
三越前を走る路面電車です。(みかん色?)
次に訪れたのは、萬翠荘で、大正11年旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨(ひさまつ さだこと)伯爵が別邸として建てた、フランス・ルネッサンス風の洋館で、設計は後に愛媛県庁本館などを手がけた建築家木子七郎です。
当時は社交の場として各界の名士が集まったという。
そして、その下側にある「坂の上の雲ミュージアム」へ寄りました。
斬新な建物に、中は緩やかな傾斜を上りながら、横の展示物を見ながら進むと言う形式で、秋山兄弟の経歴や交流関係、夏目漱石や、正岡子規などとの交流も資料と共に展示され、当時の時代がわかるようになっていました。
また新聞に載った全回分の掲示もありました。
そして来たかった道後温泉本館です。
「千と千尋」に出て来た風呂屋のモデルと言われるところです。
周りのホテル群とは、別世界の空気を放っています。
どの角度がいいのかしら?
私達も入ってみることに、
840円で、1時間貸浴衣付き、お茶と菓子付に、200円でタオルと石鹸を買いました。
2階が休憩室で、荷物を置いて、貴重品を持って更衣室へ行き 、お風呂は1階だったと思います。
温泉はぬるぬるしていて、お肌がすぐにしっとりと幕を張ったようになります。
浴衣を着て、2階に上がると、お茶が用意されます。
隣の若い子たちが、「今は風が気持ちいいけれど冬はどうするのかしら?」と言い合っていました。
そう言えばすだれだけで、窓も戸もないけれど、冬には障子でも入るんでしょうね。
いくらなんでも開けっぱなしでは寒いでしょうから・・・
お肌つるつるで気持ちが良かったです。
この建物は見る角度によって感じが全く違いますね。
その後商店街のお店をブラブラ、修学旅行生(高校)も沢山いました、自由時間なのか、人力車に乗っていました。
これは道後温泉駅です。
そして坊っちゃん列車です。
その後現代風な雰囲気の「ガラス美術館」へいきました、
展示されているのは江戸時代から明治・大正期の貴重なガラスコレクションで、ギヤマンと言われた高価な物でした。
欧風なガーデンがありチャペルもあって結婚式も出来るみたいです。
古い中に新しい物を取り込んで、周りには新しいホテル群もあり、若い方も来て、発展しているのでしょう。
ちょっとイメージとは違いましたが、とても楽しむことが出来ました。
この後、今夜の宿へ行き、また温泉三昧をしました。その2に続く。