観劇とクリスマスイルミネーション
この写真は表参道のクリスマスイルミネーションです、もうすぐクリスマスですね。
先週の土曜日の観劇後に撮った写真ですが、先週の1週間は色々と締めがあって忙しかったです。
踊り納めにはじまって、お習字も書き初め競書の提出をして、来年の新年会の打ち合わせをして終わりました、またラジオ体操も、日増しに年末に向け人数が減りつつ、最後は8人で、「早いけど、良いお年を」と言い合い解散しました。
さしずめ土曜日の日は観劇仲間との忘年会という感じでしょうか。(笑)
ただこの舞台は、年の締めにはちょっと寂しい感じの内容でした。まあ最後はハッピーエンドで終わるのでいいでしょう。
「ドッグファイト」とは、アメリカ海兵隊に伝わる、悪ふざけで女の子をナンパするゲーム。
出征前、若者たちは一晩限りの王座を巡ってゲームに没頭する―。
それは兵士である彼らに他人への思いやりや想像力を麻痺させるために、大人たちが仕組んだ罠でもあった。若くしてこの世を去った天才、リバー・フェニックス(「スタンド・バイ・ミー」ほか)が主演した数少ない映画としても知られる本作。
2012年にオフ・ブロードウェイでミュージカル化され、この冬ついに日本初上陸!
作詞・作曲は、ともに1985年生まれと言う若さながら2013年に「クリスマス・ストーリー」でトニー賞にノミネートされた気鋭のコンビ、
ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール。21世紀のミュージカル界を牽引していく2人の天才が織りなす、最高に鮮烈でノリのいい音楽と、それに乗せて繰り広げられる圧巻のダンスシーンも見どころ。
青春の純粋さと残酷さが織りなす物語に、エネルギー溢れるキャスト陣が体当たりで挑む!《STORY》
ベトナム戦争出征前夜のアメリカ、サンフランシスコ。
エディ(屋良朝幸)と2人の親友・ボーランド(中河内雅貴)とバーンスタイン(矢崎広)は訓練期間を終えた兵士たちで、
自分たちを“3匹の蜂(スリービーズ)”と称するほど仲が良い。
彼らは母国での最後の夜を楽しむために街で大騒ぎをはじめ、「ドッグファイト」に参加する。
パーティーに一番●●な女の子を連れてきた者が賞金を得られるのだ。
エディは街のとある食堂に行きつき、ウェイトレスのローズ(ラフルアー宮澤エマ)と出会う。
エディはローズをパーティーに連れ出すことに成功し、彼女は生まれて初めてのデートに興奮する。
エディはローズの優しさに触れ、次第にゲームの趣旨とここに彼女を連れてきたことに疑問を感じ始めるが、
時すでに遅く、2人はパーティーに参加することになり…。[作曲・作詞]ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール [脚本]ピーター・ドゥシャン [演出]山田和也 [出演]屋良朝幸 / ラフルアー宮澤エマ / 中河内雅貴 / 矢崎広 / 浜中文一 / 末澤誠也 / 新井俊一 / まりゑ / 春風ひとみ / 戸井勝海 / 保坂知寿
結局1幕は、とびっきりの美人を連れてきて競うというのでなく、逆に今宵の一番のブスを選ぶという趣向で、それを女性には知らせず、その場で突き落すというたちの悪いふざけ合いで、自分より哀れなもの見て、自己満足し、戦争に派遣されるという厳しい現実逃避をする若者の姿が描かれます。
ただ舞台では、そういう説明的なことはなく、いきなり陽気に馬鹿騒ぎに終始するシーンばかりで、その派兵前の複雑な心境を汲み取ることが出来ません。
しかもベトナム戦争と言えば、私たちの娘時代の話です。
ですから、こういう年齢の世代にはまだわかりますが、今の若い方にはその背景や時代は想像できないことと思います。
もっと大人たちの出番があり、はっきりその意図が分かるようなシーンがあればよいのですが、こういう海外ものは脚本を変更出来ない場合は難しい点があります。
2幕では、そういう出会い方ではあったが、お互いが何故か気になり惹かれ合い、心が通じ、彼女の部屋で出発前の一夜を過ごし、翌日出航します。
そして画面は10年後にサンフランシスコに帰還する船上(一番最初のシーン)です、そして彼女を探そうとする場面になります。
その彼女の家を訪れ「10年経った」と言い、彼女は「待つことを辞めたから待てた」と言います、最後は「お帰りなさい」と言うシーンで終わりました。
彼の友人たちは死亡したので、彼は待つ人がいるから、帰ってこれたのだと言えると思いました。
アメリカのベトナム帰還兵は虚無感でいっぱいです、そして会話の中に、沖縄に行くと言うセリフがありました。
沖縄はベトナム戦争のアメリカの最前線基地だったことを語っています、そして今でもそう言う立場に置かれている沖縄のことを、ベトナム戦争を知らない若い世代の人たちにも考えてもらえるキッカケになればよいな、と感じました。
この日は、風が強くて寒かったですが、青空の良い天気でした。
4時過ぎに終わって外に出ると、まだ青空が綺麗でした。
表参道からイルミネーションを見ながら、一駅歩くつもりですが、暗くなるまで待たなくてはいけません。
そうしたら、日比谷公園でクリスマスマーケットと言うのをしていたので、立ち寄りました。
文字通り各国のクリスマス用品や世界の温かい食べ物が、各小屋で作られていました。
各小屋の屋根のクリスマスの飾りが楽しい感じがします。
真ん中にはトーテンポール風な飾りもありました 。
またドイツからのゲストの歌声もあったようですが、ネクストステージで、会いましょうと、終わったところでした。
時間と共に電飾がくっきりと見えだし、人がさらに賑わって来ました。
この日は土曜日だったから、どんどん人が増えるので、表参道へ移動しました。
2015年の表参道のイルミネーションです。
3年連続で、写真を撮っています。
ようやく暗くなってきました。
そしてちょうど中間にある、OMOTESANDOU HILLSに入りました。
その中の今年のツリーです。
どんどん人が増える感じがしました。
今年は例年になく、外国人の方が多かったです。
さて、次は年賀状です。