るりとうわた

日常をつづる

冬の富士山


雪の富士山です。
今年初の富士山の撮影では、雪は薄くしか掛かっていませんでしたが、ここ数日の寒波で、雲に覆われていました。
すっかり雪で厚化粧をした、冬らしい富士山の姿です。

前回は松田山のチェックメイトカウントリー横での撮影でしたが、今回は大井町(東名の大井松田IC)にある旧第一生命大井本社跡地から撮影をしました。
富士山の手前に見える山は大雄山だと思います。
アイスを掛けたように雪で真っ白です。
引きで写すとこのような写真です。

風は強いですが、雪雲もわいてきています。
すぐに富士山も顔を隠しそうです、こうして写真が撮れるのも午前中だけです。

近くに梅林がありましたので、梅に富士山を撮りました。

花も似合いますね。

これは、もう30年ぐらい前の話になりますが、娘たちの小学校のPTAのバスツアーがあり、静岡の石垣イチゴ狩りに焼津の魚センターへ行ったりする内容で、その時、この第一生命本社(今は事業所というらしいですが)だった、ここに寄り、写真のビルに入り、この建物の上の階から、富士山を一望するというツアーがあり、このビルを上ったことがありました。

それは絶景かな!と言う見晴らしで、こういうところで毎日仕事をするなんて、羨ましいと思ったことがありました。
それが、この大井本社が2011年12月に閉館され、本社機構は東京に移転となりました。

延床面積 約86,000㎡
階数   地下2階 地上18階 塔屋1階
地上高  75m
最高高さ 79m(海抜198.80m)
43年の歴史の幕を閉じたそうです。
その後ブルックスに売却されましたが、この大きなビルはどう使われているのかわかりません。

近所の方にも、よく松田の方へ写真を撮りに行くと言うと、「じゃ帰りはブルックスだわね」と言われます。
何でも、ただでコーヒーが飲める所があり、そこへ立ち寄ったり、コーヒーを買って帰るという話でした。
今回は写真撮影の第二の目的は、このブルックスに寄ることでした。
私も夫も、このビルの上の階の見晴らしの良いところに売店があるのだろうと思っていましたが、このビルとは別棟で、横にある平屋の建物の中にありました。
お茶にケーキでもと思いましたが、本当に売店に無料の飲食コーナーという感じでした。

そのお隣に有料の喫茶室があり、そこで昼食を頂いて帰ることにしました。
そのお店でも、飲み物は無料コーナーで、自分で作って持って来て下さいと言われました。
それでそのコーナーに行くと、ステック式のコーヒーもミルクも砂糖も入ったものや、ドリップ式のものやその他色々とありました。
私達は要領が分からず、係りの方に教えて頂きましたが、子供連れの家族の方などは、皆さん慣れていて、子供が好きな飲み物を自分で出しているのには感心しました。

有料コーナーには人っ子一人いません。
夫が、「前に歩いたグループは、ここへ入ったんだな」と言います。
そう言えば40人位の歩こう会的なグループが前を歩いていて、私達が撮影している間に消えて、撮影が終わった頃に、また現れたのですが、ここへ立ち寄っておられたのですね。

皆さん、無料コーナーが賑わっています。
私達は有料から無料コーナーに出たので、順序が逆だったら、有料へは来なかったでしょう。(笑)
やはり、賢いと言うか、財布の紐は固いですね、めったなことじゃないとゆるみそうにありません。

夫のカレーは510円。

私のミニうどんは310円でした。
12時過ぎていたので、座るついでにいいかと思いましたが、それでも急に、もったいなく感じてしまいました。(笑)
世の中は厳しいですね、経済の活性化は難しそうです。

売店を出たところで、撮影しましたが、もう雲の形が変わっていました。
刻々と変化する富士山に別れを告げて、帰宅しました。