るりとうわた

日常をつづる

京都散策


これは24日の祇園祭の後祭りの写真です。
八坂神社から出た山鉾が、四条河原町から四条烏丸を通過する通りで待ちました。
だんだん近づいてくるこの距離感の時が一番ワクワクします。

パトカー先導です。
日本中外国人の観光客は増えていますから、当然のごとく京都は多かったです、しかも慣れた外人観光客が・・・
私のお隣も背の高い男性外人でした。
私が「やっと来た」と、右隣の夫に言う積りで、呟くと、その外人の方が「私は1時間半待ちました」と日本語で(笑)
ここから、待ち時間にしばし井戸端会議風会話を交わし、時間つぶしとなりました。(笑)

これは、パトカー無しで撮れました。
1番目かな

こちらは、2番目です。

この山鉾が一番豪華だったような気がします。
山鉾を見学する中に外人の方が多いだけではありません、この山鉾の綱の弾き手の一番目の方も外人ですが、意外やそう言う方が多くて驚きました。
祇園祭の間中はもちろん京都在住ということですから、日本文化に興味があるということです。
あっ、言ってみれば、スペインの闘牛祭りに参加する逆バージョンと考えれば良いわけですね。
屋根の上にも4人も乗っているので、お囃子も大人数ですし、引き手も大変です。

阪急烏丸駅の前で信号待ちでしばし山鉾も停止を余儀なくされ、引き手も休憩姿勢なんですが、スタートが掛かると、手前の二人の音頭取りが、掛け声と共に扇を前に突出してする出発の合図が勇壮でカッコよかったです。

綱を引くのでなく、担ぐタイプもありました。
もちろん神輿の下には木の車輪がついていました。


これが引き手のあるタイプで、車体の下に沢山の割った竹を積んでいて、カーブするときに車輪の下に敷くのだと思います。

担ぎタイプ、装飾もそれぞれです。

こちらが、しんがりの10番目大船鉾で、これは比較的新しい感じで、引き手も若かったように感じます。
最近の高齢化と、商売を辞めてマンションが増えたそうですが、その住人は参加しない人も多く、維持するのが大変とニュースでやっていましたが、それで、一般の方を受け付けて外人の方の参加があるのでしょうね。
でもこういうのを見るとやはり日本人の血が騒ぐと言うのか、わくわくします、若い方に引き継いで残して欲しいですね。
次回は夜も参加してみたいものです。
次の日は嵐山に行く予定でしたが、生憎の雨模様で予定変更して近場周り、それで八坂神社にも行きました。

ここで、修学旅行か、男女とも着物姿の30人前後の団体とすれ違ったら、日本語でなくてたぶん韓国語だったと思います。
びっくりしました、そう言うツアーがあるのでしょうか、しっかり着付けしてもらっているという感じでしたから。

中には昨日、別の場所であった神輿巡行につかわれた神輿が置いてありました。


それから三十三間堂へ行きました。

これは、もう中身を紹介したいのですが、撮影禁止です。
千手観音坐像はじめ、雷神、風神、木造二十八部衆立像と国宝揃いです。そして、その背景に千体の観音像がずらりと並びますから、まことに壮観です。

もちろんこの横から見た本堂も国宝です。
中には柱が33本あり、外からは35本あると書いてあり、その柱の間の長さには一定ではなく、柱の間が33間という意味らしい。
後白河上皇の院生丁「法住寺殿」の一画に平清盛が造進した、歴史ある建物です。(180年後に焼失し、すぐに再建され、4度の大修理に寄り、700余年間保存されています)

そして、西本願寺です、昨年夕方に訪れ、門が締まっていたので、今回は時間内(5時まで)に入りました。

御影堂です。もう「デカッ!」という感じで、これは海外の教会でも本山の教会となると、本当に大きいな〜と感じるのと同じことでしょう。

そして唐門の内側です。
それから金閣寺です。