るりとうわた

日常をつづる

初豊洲

先週、舞台観劇で豊洲へ行ってきました。

ゆりかもめ新豊洲駅ですが、何と駅の向こうは話題の?、というか問題の豊洲市場でした。
とても広いです、こんな建物が建つ前に、しっかり土壌検査が出来ていなくては・・・、建った後ではね〜、という気がします。
その向かい側に(駅の反対)にあるのが、新劇場です。
新劇場と言っても、箱、木の大きな箱が建っているという感じです.
TBS系というのは、こういう箱系の劇場が多いですね、アクトシアターとか、まあお金を掛けないということかな?
でも夢の世界へ来て、狭いロビーに、こつこつと木の音のする床を歩いていると、ちょっと興ざめな気もしますが・・・、まあ贅沢は言えませんけど。(笑)

まさに箱です。
アジア初、日本初、世界で2番目に出来たという客席が回転して、360度が舞台になるという、ステージアラウンドでいいのかな?
内容はこうです。

新劇場《IHIステージアラウンド東京》にて『髑髏城の七人』ロングラン上演決定!“花・鳥・風・月”4シーズンのうちこけら落としとなる《花》公演の概要も発表!!

2017年3月に豊洲に誕生する新劇場《IHIステージアラウンド東京》のこけら落とし公演に『髑髏城の七人』上演が決定致しました。

1年3ヶ月に渡り“花・鳥・風・月”4シーズンに分け、各シーズン毎に全て異なるキャスト、脚本・演出も練り直され、全く違ったアプローチの『髑髏城の七人』をロングラン上演致します。

ひとつの作品で1年間に亘る超ロングラン公演は、結成36年(2016年6月現在)を超えた劇団☆新感線にとっても初めての試みです。

テーマを変え、人を変え、視点を変えて、長きにわたって物語る『髑髏城の七人』に、どうぞご期待ください。

◆  ◆  ◆

☆第一弾のシーズン《花》公演詳細☆


劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season花
produced by TBS

[作]
中島かずき

[演出]
いのうえひでのり

[キャスト]
小栗旬 / 山本耕史 / 成河 /
りょう 青木崇高 清野菜名 / 近藤芳正 / 古田新太 ほか

また、河野まさと、逆木圭一郎、村木よし子、

礒野慎吾、吉田メタル、保坂エマといった

お馴染みの劇団員が集結します。


公演日程:2017年3月30日(木)〜6月12日(月)
会場:IHIステージアラウンド東京(豊洲)

主催:TBS
制作:ヴィレッヂ
企画・製作:TBS ヴィレッヂ 劇団☆新感線

◆  ◆  ◆

■劇場・公演の詳細は《IHIステージアラウンド東京》公式サイトへ
http://www.tbs.co.jp/stagearound/

この12日(日曜日)に千秋楽を迎えました。
私は前から20列の中央あたりの席でした
席が回っても目が回るということはありませんでしたが、席が回りながら、周りの壁の映像が動き始めると、目が回りそうで、見ないように目を閉じていました。
舞台転換を舞台上でしなくても、客席を回転させれば、次の舞台が出来ているということです。
360度舞台ですから、次々と作っておける訳です。どっち回転でも出来ますから、進めたり戻したりが自由です。
新感線の舞台のように、大人数で、スケールの大きな内容なら、合っていますが、天井も高いので、人数が少ない物には適さないでしょう。
360度舞台で、ライトを置く位置がないからか、舞台が暗い気がします。
オペラグラスで拡大してもクリアに見ることは出来ませんでした。
ライトは頭上のつり天井に仕込んであったのではと推測します。
それと気になったのは、客席が下から上へと傾斜しているのですが、客席が互い違いになっているのに、すぐ前の人ではなく、ずっと前のほうの人の頭で、舞台の前方が見えない、前方で芝居をやられると、右へ左へと傾いても、足元が見えません。
舞台が低いのか?と思ってしまいました、これ気になって仕方ありませんでした。

演技は千秋楽も近かったし、もう渾身の演技で、引き込まれました。
それにとても丁寧に登場人物が描かれていて、その人々の未来を描けるようなラストになり、希望が湧く終わり方でした。

よく練られていました、最後の雨の場面がよかった。
古田新太さんの登場では笑いが起こります。
古田新太さんの捨之介を見ている身としては、時代の流れを感じます。
小栗旬さんは2度目ですが、前回は初々しい新鮮さがあり、今回は逞しく貫禄が出てきましたね。山本耕史さんは山本耕史さんでした。年取らないのも凄いけど、(笑)
成河さん、良かったです。

次の鳥まで、チケットを取っています。
風と、月をどうするかです…(笑)