るりとうわた

日常をつづる

ミッドタウン日比谷と観劇

毎日暑い日が続きます、これではもう夏ですよね、やはり地球温暖化の影響でしょうか?
着る物に困ります。
先週のことですが、帝劇観劇のついでに、オープン後のミッドタウン日比谷を見学して通りました。
上は、千代田線日比谷駅から地下通路を通り、ミッドタウンへ向かいます。
これまで閉まっていたお店が開き、どのお店にも短いですが、行列が出来ています、平日の昼ごろです。

ミッドタウン2階には食堂もありますが、どこも人出があり、私の予想外に賑わっています。
この人たちは、どこから来られたのか、私と同じく、一度見てみようなのか?いつもなら有楽町や銀座へ流れる人たちが来ているのでしょう。

ちょうどランチタイムにも差し掛かったのでしょう、どこも並んでいます。
制服姿の方達も多かったので、近隣のオフイスの昼食時です。
いつも12時が過ぎると、帝劇下の地下街が混み合いますが、そういう人たちも流れて来ているのでしょう。
私はここでランチをするのを諦めて、いつも行く日比谷シャンテの食堂街に行きました。
なんと、こちらも凄い人で、皆行列で待っているようです。
これまではそういうこともなく観劇やショッピングに来た人たちで、比較的どこのお店でも並ばずに入れました。
それが、きっとミッドタウンへ来た人たちが、並びきれず、こちらに流れて来ているのでしょう。
随分活性化しています。
これがずっと続くと、大成功と言うことでしょう。

こちらが正面ホールで、地震があった時など、避難者を受け入れると言う広いホールです。天井が吹き抜けで、高いです。
並ばなくても良いお店に入り、急いで食事を済ませ、帝劇への地下道を急ぎました。

1789
バスティーユの恋人たちー


出演:
潤色/演出:小池修一郎
出演:
小池徹平加藤和樹(Wキャスト)
神田沙也加/夢咲ねね(Wキャスト)
凰稀かなめ龍真咲(Wキャスト)
三浦涼介 上原理生 渡辺大輔 ソニン 吉野圭吾 坂元健児 広瀬友祐 岡幸二郎 ほか

ストーリー

パリに咲き、バスティーユに散った美しき愛の物語。

民衆は貧困にあえぎ、貴族は贅沢に溺れる18世紀末のフランス―。
農夫ロナンは父を貴族に殺害されたことをきっかけに、
パリへ飛び出し、革命派に身を投じる。
ロベスピエール、ダントン、デムーランら熱き仲間を得て、新しい時代に希望を燃やす。

一方、宮廷に仕える心優しき侍女・オランプは
マリー・アントワネットとフェルゼン伯爵の逢瀬を手引きしてパリにやってくる。
マリー・アントワネットをつけ狙う一味との騒動に巻き込まれたロナンは
オランプと運命の出逢いを果たす。

決して出逢う筈のなかった二人は強く惹かれ合うも、対立する身分が壁となる。
そして、愛に悩む彼らの心を揺さぶるかのように革命の足音が近づいてくる…。

1789年7月14日、バスティーユ牢獄襲撃。
遂に革命の火蓋が切って落とされる―。

フランス革命としては、一番分かりやすかったですね。
立場が民衆側から描かれていて、もちろんマリーアントワネットの恋も描かれるのですが、それほど共感できるものではなかったです。
衣装で、民衆とマリーアントワネットの違い、差を出すためか、衣装か?セットか?という、NHK紅白歌合戦もどきになっていて、驚いたり、笑ったりでした。
ただ、その出だしで、一目瞭然というか、その差を感じることが出来ました。
「MA」(マリー・アントワネット)では、「民衆は食べるものがない」に対して、MAが「スープを飲めばいい」というシーンがしつこく繰り替えされるのに匹敵します。
セットの変換も、幕に描かれた街並みを利用して、スムーズでした。
また、大きなセットとして、吊り窓の大きなものが中央にあり、それが動いて、城壁になったり、城の謁見場になったりと、上手く出来ていて感心しました。
歌が多く、内容も分かりやすかったのは、2つの恋に焦点が絞れていたからでしょう、まあ無難な作品かな。
前の観劇が、こんな舞台は観たくなかっただけに、無難な娯楽と・・・