るりとうわた

日常をつづる

7月

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もう7月ですね。

早くも半年が経ち、毎年やってくる七夕競書の季節です。

大きな条幅に草書で書くのですが、手直しがいっぱい入って、これを2週間後には清書して提出しないといけません。

それもようやく6月から会館での使用が可能になり、会合が持てるようになりました。

昨日あったのですが、家から歩いて30分、天気の良い時には運動を兼ねて歩いていきます。そうでないときは2区間のバスに乗りますが、1時間に1本なので開始に上手く時間が合いません。

昨日は昼ご飯を、テレワークの娘用に作り、バスで行き、帰りを歩き、5000歩程でした。

夫はゴルフと、我が家の日常も戻りつつあります。

娘はミーテイングの日に週に1~2度出社して、8月まで様子見です。

居間を占拠されてる身として早くこちらも、撤退してほしいのですが、今の東京の様子ではまだ無理なようです。

100人越えが2日続きましたから、今後どうなるのか不安ですね。

ただ以前と違いPCR検査が進んでいるというので、入院しなくて隔離で良い若い方の無自覚症状の方が多いということです。

ようやく、日本でもPCR検査が進んできているようです。

あの3~4月にこの検査が進んでいれば、もっと感染者は多く出て,無自覚の無症状の患者を確保でき、拡大を未然に防げたかもしれません。

患者の数値が少なくなった時にも、見えないところで、無自覚の無症状の患者は広がり続けていたのではないでしょうか?

そのコロナが生きつづけて、緊急事態が解除され、どっと人が出て、広がり始めたのではないでしょうか?

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 写真は、雨の中咲き続けているクチナシの花ですが、木として見ると、咲き終わった花が茶色くなり、全体としては美しいものではありませんね。

最後の飛び道具?だったよく見える眼鏡を購入したのですが、これが、今のところよく見えすぎて、目が疲れるのです。

特に、パソコンを見ると、翌日は涙目で、PCがどっと見れません、やはり、ブルーライトカットとか、入れたほうがよかったのかしら?困りました。ただ新聞、雑誌は見やすくなりました。

今日の毎日新聞に面白い記事が載っていました。

先日安倍さんが新聞記者に、学校閉鎖など初期に発令された点での反省点はありますか?と言う見ような質問が出た時、安倍さんが「終わってから、反省はする」と言うように・・・!?

いったいこのコロナ禍はいつ終わるとお考えなのでしょうか?
まるで人ごとのように聞こえますね、一国の首相たる立場で、相変わらずの無責任振りですね。
まだ終わりが見えないから、反省して前に進むのです。
今朝の記事になるほど、と感心したのは、

 広告大手の電通が、あの手この手で国の巨大事業を貪欲に受注してきた商法に感心していたら、榑谷(くれたに)典洋副社長が6月8日の記者会見で、
 「電通は広告会社ではない。ソリューション提供会社だ」
 と説明するのを聞いて合点した。先日、政府高官から同じカタカナ語を聞いたばかりだったからだ。
 流行のビジネス用語で「問題解決」の意味らしい。高官は、経済産業省の新原浩朗経済産業政策局長が官邸主導の政策責任者として重用されてきた理由を語る中で口にした。

 「政策のストーリーは誰でも作れる。官邸に売り込む役人はたくさんいるけど、肝心なのは出口の執行だよ。新原氏はソリューションを考えた上でストーリーを作れるから、今井(尚哉(たかや)首相秘書官兼首相補佐官)さんが高く評価してきた」
 新原氏は昨年、元アイドルの女優・菊池桃子さんとの結婚が話題になった以外一般には無名でも、霞が関で知らぬ者はいない。何しろ2014年以降、安倍政権の看板政策の大半をとりまとめたスーパーマンなのだ。「1億総活躍」「働き方改革」「人生100年時代」……。
 新型コロナウイルス対策で、中小零細企業に現金を支給する政策も、コロナ自粛で窒息寸前の観光業を支援する大キャンペーンも、「電通を使えばすぐできます」というソリューションを信じたから、官邸はゴーサインを出した。「解決」どころか「停滞・混迷・紛糾」に陥ったてんまつはご承知の通り。行政の執行を民間に丸投げしたツケである。
    *    *
 第1波コロナ対策の評価はいまだ定まらない。政治家の方針変更や感染症専門家の反省を聞くと、「一律8割接触削減」や「新たな生活様式」の呼びかけは前のめり過ぎたという意見が優勢になりつつあるようでもあれば、なおさら戸惑う。
 一つはっきりしたのは、「1強」政権の意外なもろさだ。自粛要請に伴って、政府が配ると大見え切ったマスクも10万円も生業維持の給付金もなかなか届かず、観光業を支える施策もつまずいた。行政の失態と言うほかない。この体たらくで大丈夫なのか。第2波へ備えるにしても、皆が不安を抱いている。
 「どうせ官邸官僚が悪いと言うんでしょ。私もそこに入るの」 内閣官房幹部は鼻白んだ。
 「そう言われたら嫌ですか」
 「嫌だ。君が言うのは、側用人(そばようにん)のことだろ。内閣官房は違うよ」
 古めかしい言葉が登場した。側用人徳川幕府で将軍の意向を老中に伝えた取り次ぎ役。老中をしのぐ実権を持つ者も現れ、代表格の柳沢吉保は500石から15万石へ、大老格にまで成り上がった。安倍内閣では、今井氏を指す隠語のようだ。
 官邸主導が強まって各省は官邸の下請けと化した。今や内閣官房への出向が官僚の出世コースだが、内閣官房の各省調整は行政組織の運営規則に沿って行われる。一方、この政権では今井氏に代表される秘書官・補佐官が本来の役割を大幅に超えて、テーマごとに次々と指示を出す。首相の意を体してというより、権威をかさに実権を振るう「側用人政治」と呼ぶべき実態がある。この幹部は、二つをごっちゃにするなと言いたいのだ。ただし、今井氏の名代である原氏が内閣官房幹部も併任しているように、明確に区別するのは難しい。結局、「今井案件」かどうかで線引きするしかない。
 経産省出身の今井氏は、安倍晋三首相の信頼絶大な随一の側近。隠然たる権力は、菅義偉官房長官に比肩する。コロナ対策で安倍首相が専門家の助言もなく、菅氏ら閣僚の反対にも耳を貸さず突然、全国一斉休校を号令したのは今井氏の献策だったと知れば、うなずけよう。
 7年以上続く強引な側用人政治に、霞が関では反発や無力感がたまっている。結局、今井氏が頼れるのはいつも古巣の経産省だ。ソリューション官僚に依存するのは、各省にそっぽを向かれているからでもある。コロナ対策のほころびは、官邸主導という名の側用人政治が経年劣化している実態を露呈した。

   *    *
 今井氏が「若い頃は演劇を志し、東大で野田秀樹氏主宰の劇団ものぞいたらしい」との風聞を耳にした。裏付けは取れなかったが、取材すると、怪しむより面白がる人が少なくなかった反応が面白い。世論対策を最優先する今井氏の発想が、観客をいかに楽しませるかに通じているのだという。冒頭と別の政府高官は
 「経済成長優先の他に理念も戦略も大局観もなく、唯一、内閣支持率を上げることしか関心がない」
 と手厳しい。支持率が長期政権の最大基盤だったことを考えれば見事に当たったわけだが、コロナ失政によってその基盤も崩れつつある。
 官邸主導は元々、政治主導と同義だった。では、側用人政治はどうだろう。安倍首相は「私が決断した」「責任は私にある」と強調するが、旧通産省OBで昨年死去した作家の堺屋太一は生前「安倍政権の官邸主導は、1文字違いの官僚主導にすり替わっている」と喝破した。

側用人の政治なんですね!?道理で、安倍首相は いつも他人事のような答弁でした。国民の政治に取り戻さなくてはいけませんね。