るりとうわた

日常をつづる

桜、満開!! (写真は25日に撮影)


今年は梅も桜も花見時が大はずれで、満開に遭遇できませんでした。
お習字の集まりのときに、何気にお墓の話が出ました。
一人の方がお墓のセールスの電話がしつこくて、「主人がもううるさい、一つでも二つでも買っておけ」とダイコンを買うみたいに言っていたと大笑いになりました。
しかもそのお宅は先祖からのお墓があるということでした。
すると一人の方が、「ウチは主人が入院中に、自分でここの墓を買うと決め、その翌日に亡くなったけど、決めてくれて良かった」という話がでました。

それが富士霊園にあるという話でした。
実は我が家も誰も入っていませんが富士霊園にお墓を買ってあります。
その方が墓仲間だ、将来に渡って淋しくないと大喜びです。(あの世の話です)

ウチはお兄さんが新しくお墓を買われ、両親の分も移されたので、次男坊ですでに本籍もこちらに移してある者が将来入るわけにもいかず、早々とバブルの最盛期に買ってしまいました。
何回か富士霊園の桜並木を見に行き、すっかり気にいってしまいました。
夫はよくゴルフに近くを通過するし富士山は見えるし、景色は最高です。
近場に富士サーキットもあるので、姿は見えねど時々モーター音が聞こえ淋しくないだろうし。(笑)
当時15年前ぐらいかしら、以前から50万円単位で値上がりしていて、上がらぬうちにと買い求めたのですが、バブルも去り買った当時と今も値段は変わりません。
下がっていないだけいいかな〜(笑)、住宅地は下がりましたから。

その話をしていて、夫に話すと、まだ桜に間に合うのでは、と出かけたのが25日でした。
大当たり!!
見事に満開の桜並木に遭遇できました。
お墓参りの方もあったでしょうが、花見客も満杯でした。
園内ですから、電信柱が無くのびのびと木が茂り優雅な姿を披露してくれました。
あいにくの曇り空でしたが、まさに「さくら さくら やよいの空は 見わたす限り かすみか雲か 匂いぞ出ずる いざや いざや 見にゆかん」の日本の景色でした。

その桜前線も北上し、今は東北地方の桜が満開だそうです。

昨日も千葉で5弱の地震がありました、まだ昨年の余震だそうですが気をつけたいですね。
気をつけるですまない原発地震国の日本には不適応だと思います。
それを証明してしまった福島ですが、安全な日本を取り戻し、毎年桜も眺められる大地でありたいです。

最後の写真は帰り道に立ち寄った手作りパンと自家製ハム、ウインナーのお店の前も春です。