るりとうわた

日常をつづる

雨が降る前に


今日は祝日で、昭和の日ということです。
この毎日新聞の記事に、頷くことが多かったです。

余録:今日は「昭和の日」である…
毎日新聞 2014年04月29日 東京朝刊

 今日は「昭和の日」である。日本が伸び盛りだった時代に生まれ育った世代としては、「昭和」という言葉の響きに心地よいぬくもりを感じる。古きよき時代へのノスタルジー(郷愁)だろう▲米国の社会学者、フレッド・デービスによると「ノスタルジー」は、ギリシャ語の「ノストス(家に帰る)」と「アルジア(苦痛)」の合成語だ。17世紀にスイスの医師が、外国で戦意喪失している雇い兵を診て名づけたという。要するに、ホームシックを意味していた▲経済も国民も成熟し、上り坂の未来を描きにくい時代である。昭和への郷愁は、そんな閉塞(へいそく)感がもたらす「あのころに帰りたい」というホームシックなのかもしれない。そうであれば、そこで立ち止まっているわけにはいかない▲もっとも、国民の5人に1人以上は平成の生まれである。バブル経済がはじけた後に生まれ育った世代は「昭和ノスタルジー」を病むこともなく、新しい時代を築く主役になるはずだ▲ところが、そんな平成世代も巻き込み、過去への回帰を目指す風潮が強まっているようで気にかかる。殊に自民党憲法改正草案はその趣(おもむき)が色濃い。「公益」で人権を制約できると解釈でき、古い家制度の復活を思わす規定も盛り込んでいる。一人一人の国民よりもその帰属する集団、とりわけ国家を優先するということだ▲「昭和」がノスタルジーを呼び起こすように、過去の記憶は美化されがちだ。しかし反省のない復古主義は危うい。昭和の時代には、あの大戦もあったのだ。「お国のため」が個々の国民に優先した結果の惨禍(さんか)であった。そうした過去にも思いを致す日にしたい。

最近の自民党の大挙しての靖国参拝といい、政教分離はどうなっているのか?回れ右して、それこそノスタルジー「昭和」の復活では困ります。
戦争放棄、平和国家として歩みだした昭和なんですから。


夫も娘も出かけたこの日は、空模様を見ても、最適の日でしょう。草取りに!と1人自問自答。

こんな具合ですし、ちょうど裏の方もお出かけのようで雨戸が閉まったままですから、気兼ねなく出来ます。
それに、誰もしてくれないし、以前夫に、石畳(玄関前に敷いているような石やコンクリートの板)を、20枚ぐらい敷けば、草取りをしなくて済むという案が出ました。
あんな重いものを敷いて、水漏れなどあって、掘り起こすのに苦労するでしょうから、ベストじゃないと却下しました。
年に5〜6回、頑張るしかありませんね。

暑くも寒くもない気候は最適です。
その裏にシャガ草が咲いていました。
そして可愛い提灯型のアブチロン(チロリアンランプ)に癒されます。

もう小雨が降り出して来たので、急ぎました。


家のそばに枯れ木を置いてあるのは猫のうんち避けです。ふかふかの土になると必ず、近所の猫がうんちをしていくので、臭いがたまりません。

そして裏の方のお庭の石楠花越しに見える、十二単です、芝生代わりに植えてあるようで、一面が紫色です。

これは我が家の十二単です、単独です。(笑)
そして、東側も草取りをし、雨が降る前に一仕事を終えました。