るりとうわた

日常をつづる

新旧交代〜♪

新旧交代は我が家の台所のお話です。(笑)

上の写真はもう影も形もなくなった以前の和室です。
これは解体される朝の様子で、移動するために和ダンスの棚が抜いてあります。
床の間の板は捨てる本箱です。
その横にある床柱が曲者でした。(笑)
私たちは通し柱だと主張したのですが、営業や設計士の若い方たちは飾り柱だという主張でした。
図面には四方の柱が通し柱になり2階を支えていることになっています。
私たちは床柱=大黒柱で、それ故に柱を取れず、この部屋は改装できないと思っていました。
ところが年配の大工さんも真ん中にあるのは飾りだ(今の住宅はそうらしい)というので、撤去することになりました。

ところが開けてみたら、やはり通し柱でその上居間から続く大きな梁を支える柱になっていました。
やっぱり大黒柱だったのですよ!
このリフォームの一つの課題は耐震強化もあるので、屋台骨の柱の片方を支えている柱を取ってしまうのでは大問題です。
そこで作業を中止して、耐震強化の計算を会社でしてもらいながら、協議待ちです。

結論は梁を渡して、その分を支える両端の柱を太くし、さらにボルトで固定するということになりました。
そこで7寸だ8寸だ、いや9寸だと・・・
  
8寸でピンク色に見える梁が新しくつけられ、両脇の柱が太くなりました。
でも、この大黒柱は見た目は一本の木に見えたのですが、切り口を見ると、5枚の木を張り重ねて作ってある、確かに”飾り柱”ではありました。

一件落着で、着々と工事は進み、生まれ変わった台所です。
   
こちらはキッチンで、奥に見えているのが台所でしょうか。(笑)
この新旧交代を先週末に2日で引越しです。
ぎっくり腰で休んだ分、日数がなくなりましたが、旧台所の解体に間に合わせるしかありません。
ところが今度は南側で、食器棚にあったたまにしか使わない大皿や客用皿を新しい棚に移すと、くすんで見えます。
これを置く気にはならずキッチンハイターにつけることにしました。
そして洗って、ストーブで乾かすと、なんとそれだけで6時間も掛かりました。
でもこれで、気分良しです。(笑)
次の日は鍋類と保存容器も同じくハイター浸けに洗いに乾かして拭くという行程を共同作業です。
南は気持ちいいですが、汚れも目立ちます、掃除好きにならなくては。(笑)