るりとうわた

日常をつづる

税の月


ナスタチューム、別名金蓮花(きんれんか)が咲いています。
花が黄金色で葉がハス(蓮)に似ていることからついた名前だそうで、ぴったりです。

内閣不信任案:反対多数で否決 小沢元代表は欠席
 衆院は2日午後の本会議で、自民、公明、たちあがれ日本の野党3党が共同提出した菅直人内閣不信任決議案の採決を行い、反対多数で否決した。民主党小沢一郎元代表は欠席、鳩山由紀夫前首相は反対票を投じた。
 投票総数は445票で、賛成152票、反対293票だった。

毎日新聞 2011年6月2日 15時22分

こういう結果になったのは2日昼に、国会内で開いた代議士会で、首相は「大震災に取り組むことが一定のめどがついた段階で、若い世代の皆さんにいろいろな責任を引き継いでいきたい」と述べ、退陣の意向を表明した、ことにあるようです。

 首相はまた、(1)復旧・復興に向け最大限の努力をする(2)民主党を決して壊さない(3)民主党中心の政権を自民党に戻さない−−の3点を約束し、不信任案否決への結束を求めた。代議士会では首相の表明を歓迎する意見が相次ぎ、不信任案否決方針が拍手で了承された。党内からの造反は可決に届かないことが確実になった。

代議士会に先立ち、菅首相国民新党亀井静香代表、鳩山氏と首相官邸で相次いで会談し、震災対応が一段落した後に辞任する意向を伝えた、そうです。

また鳩山氏は代議士会で「菅首相は重大な決意を申されたと理解する。ぜひ一致して行動できるように私の方からもお願いしたい」と不信任案の否決を呼びかけ、「補正の成立というよりも、めどをつけていただきたい」とも述べ、2次補正成立前の早期退陣を求める考えも表明したようです。

これで一応民主党内が落ち着くのか?国会内が落ち着くのか?どうかはわかりません。
が、国会で提出された内閣不信任案は否決と決まったのですから、与野党一丸となって復興と原発事故の収束に力を注いで欲しいです。

私たちは5月には自動車税と固定資産税と都市計画税を払い、6月には市県民税の支払いがあります。

国民は黙々と納税の義務を果たしています。

なんと国会議員1人に年間約4200万円だそうです。
http://money.jp.msn.com/banking/columns/Columnarticle.aspx?ac=fp2005101241&cc=05&nt=05
国会議員の歳費(給与)は月132万8000円、期末手当(ボーナス)は約635万円、年収約2200万円(課税)で、さらに、文書通信交通滞在費が月100万円、年間1200万円(非課税)、その他、立法事務費が所属会派に議員1人当たり月65万円、年間780万円(非課税)。

日本の国会議員の約2200万円の議員歳費は世界的にトップクラスの歳費を受け取っているそうです。(アメリカの議員歳費は年額約1700万円、イギリス下院は約970万円)

どうかそれに相応しい働きをしていただきたい。

今はこういうご時勢なので、定員の削減、歳費の減額も検討して、是非とも復興の予算に回し、早く実を挙げてほしいですね。

避難所生活が10万人といいますが、生存権というのは、たしか、「人間が人たるに値する生活に必要な一定の待遇を要求する権利」でしたよね。