るりとうわた

日常をつづる

学習発表会


昨日孫の小学校で学習発表会があったので、行ってきました。
春に運動会があるので、秋にはこの学習発表会があります。
各学年によって出し物は違いますが、昨年は朗読劇でしたが、今年の4年生はリコーダーの合奏と合唱です。
体育館で執り行われ、観客は父兄たちで、体育館内が仕切られています。
学年に関わらず通して見たい方は、右側に、前から真ん中、左側にかけては撮影できる席で、各学年ごとに入れ替え制です。
三脚を立てたり、ビデオ撮影のをしたい方は左側後方のパイプ椅子の席となり、こちらも入れ替え制です。
この学校では、運動会にも運動場の正面の左右に撮影場所が設けられ、出場学年によって入れ替え制になり、撮影のチャンスが巡って来るので、とても有難いですし、親切に出来ていると思いました。
娘の運動会の頃には8ミリが大流行だったのですが、朝早くからの場所取りが盛んで、地元のそれこそおじいちゃんおばあちゃんのおられる家庭が、陣取り、良席はすぐに埋り、かけっこ、リレーでは、退場口に、カメラマンが集中し、普通の父兄は写真が中々撮れませんでした。
それに娘の時には8クラス、9クラスと言う多さで、神奈川県下1、2を争うマンモス校で、我が子を見つけるのも大変でした。
今は少子化ですから、4クラスもあれば多い方だということで、恵まれています。

早めに学校に着いたので、図書室に4年と6年生の図工作品の展示があったので見学をしました。
4年生は不思議な帽子、6年生は窓と言う題だったと思います。
帽子はそれを被ると、動物になったり、魚になって海で泳げたり、また宇宙船の様に宇宙に行けたりさまざまな発想のものがありました。
孫の作品は、カッパの帽子で、この帽子を被ると、水の中で息が出来、キュウリが好きになると書いてありました。(笑)
不思議な生き物と、不思議な帽子をくっつけたようでした。

6年生はさすが、凝っていて、立体的な窓になったり、宇宙が見えたり、ミクロの世界が見えたりと、よりさまざまな世界が展開していました。
またその制作過程のビデオも流されていました。きっと全員分が映っていることでしょう。

ここへ来る道中、少し教室の様子が見れたのですが・・・
私は、その様子に、一番びっくりしました。
お兄ちゃんが一年生の時に、当時東京都下で、1,2を争うマンモス校で(但し娘たちのマンモス校は2000人規模、孫たちの時のマンモス校は1000人超えと言う内容)、教室が足りず、1年生は学校の横の借地にプレハブ校舎を建てて、4クラス入っていた時に、行ったことがあったのですが、その時は普通の教室でした。
今回初めて、本校舎内を見て、びっくりしました。教室の壁がありません。

つい立てがあるだけで、仕切りの壁がありません。
廊下は集会所みたいに広くなっていて、向かい側の各教室が見渡せます。
この学校の特徴である、オープンスペースの教室だそうです。
なるほど・・・

テレビで、廊下側の窓が透明ガラスで、教室内が丸見えというのを新しいな〜と見たことはありますが、入り口も出口も壁もないなんて、はじめて見ました。
解放感に溢れた教室ですが、もう教える方も学ぶ方も慣れているのでしょうね。
後ろの教室が気になったりはしないのかしら・・・・
こちらの学校は平成11年度に出来たそうで、もう16年も経っていますが、その頃はこういう傾向だったのか?それともこの学校の独自性なのか、ちょっと気になりました。
その後、この学校も児童数が減り始め(800人ぐらい)、プレハブ校舎は壊され、本校建物だけで足りる人数になったそうです。
来年下の子が入学しますが、3クラスがやっとできるかどうかだそうです。

私達は第一次ベビーブームですから、その子たちの第二次ベビーブームに多くの校舎が建てられ、その子たちの第三次ベビーブームが来なければいけないのに、適齢期が遅れたり、独身者が増えたりでブームがこないまま、この少子化傾向は続くようです。
ゆるく膨らみが見えるところが,第3次となるところだったのでしょう。

寂しい限りです。
学習発表の話がずれてしまいました。

4クラスごとに楽曲は違っていて、四季を表現し、孫のクラスはリコーダーで「もみじ」を演奏しました、合唱も上手く綺麗に歌えて、楽しませてもらいました。
夫はゴルフで参加できませんでした。
今日は下の孫の運動会で、パパの家族の訪問で賑やかに執り行われたことでしょう。
お弁当作りで、娘に負担がかかるので、我が家はパスをしました。(笑)
子供一人に、じじばばとおばの数が多いから、選択制で参加します。(笑)