るりとうわた

日常をつづる

熊本地震


写真は熊本産の不知火(しらぬい)デコポンです。
夫の友人で、晩白柚を送って下さる方が、この3月末に送くってくださったデコポンです。
それは甘くて美味しくて、デコポンが春の果物なんだということを知りました。
その後スーパーで見かけても、お安いものは色合いからしても美味しそうでないし、美味しそうなのは、一個でも高くて、買えるフルーツではありませんでした。

そんな美味しいフルーツの獲れる熊本で予期せぬ地震が起きて、翌日夫がその友人にメールを入れると、鹿児島寄りなので揺れたけれど大丈夫です、と返信が来て安心しました。
その後テレビを見ていると、余震が収まらず、被害の大きさと地震の多さに驚きました。
その後、16日の夜中のマグニチュード7,3の地震が本震で、最初の地震は前震だというのにはまたびっくりしました。

熊本・大分、強震続発 死者41人、9万人超避難 「本震」M7.3阪神

2016年4月17日05時00分

16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方を震源とする強い地震があり、熊本市や同県南阿蘇村などで震度6強を観測した。推定マグニチュード(M)は7・3。阪神大震災(1995年)級で、気象庁は一連の地震の「本震」とする見解を示した。14日の地震について専門家は被害が局所的と指摘していたが、16日に相次いだ余震の震源域は熊本地方から阿蘇地方や大分地方にも広がり、被害が拡大した。


 本震後に、他の地域で別々に規模の大きな地震が発生し、気象庁も異例の事態という見解だ。熊本県阿蘇地方では、16日午前3時台にM5・8の地震が2回発生。大分県中部でも午前7時すぎにM5・3の地震が起きた。

 14日の被害が主に熊本県に限られていたのに対し、今回は熊本、大分、福岡、佐賀の各県で建物倒壊や土砂崩れなどが発生。熊本県警によると、16日午後8時55分までに熊本県で32人の死亡が確認された。14日以降の死者は41人となり、重傷者は184人にのぼる。

 ■14日以降の地震回数

震度7   1

 6強   3

 6弱   3

 5強   1

 5弱   6

  4  54

3〜1 279

   計347

 (16日午後11時現在。14日の震度7地震以降。気象庁調べ)

自然の脅威には驚くばかりですが、早く収束してこれ以上被害が拡大しないことを願います。
関東住まいですから、良く地震は起きますが、「これは絶対震度4」と思っても、震度3のことがあり、「今度は震度3だ」と思っても震度2ということが多いです。
それが、震度4以上がかなりの数で起こっていますので、どんなに怖い思いをしておられることかと想像できます。
1回目の地震でひび割れ程度で済んだ家が、2回目の本震で倒壊してしまったとか・・・
家も人間も持ちませんよね。
どれだけゆっくり手足を伸ばして布団の中で休みたいことだろうかと、考えてしまいます。
大分へと広がる震源、1カ月ぶりという阿蘇山の噴火、南阿蘇村では本当にこれまで見たこともないような大きな土砂崩れが起きています。
気象庁が予測できないことが起きている、人間の範疇で自然を捉えることができないということでしょう。
気象庁でさえ、今ある活断層の2倍の活断層が隠れていて、分かっている3倍もの活断層が日本にはあるそうです。
そんなところに原発があることが、不安で仕方ありません。
熊本〜大分の線を東に延ばすと、四国の大活断層帯「中央構造線」があり、その近くには四国電力伊方原発もあります、拡大しない保証はないと言えると思います。

また日奈久断層帯の先には九州電力川内原発があります。
日本中、どこで地震が起きても不思議ではありません、そんな日本に原発がある方が不思議なのでは?と思えます。

早く地震が収まり、普通の生活に戻れること、これ以上被害が拡大しないことを願っています。