るりとうわた

日常をつづる

上高地・穂高 ②

イカー規制で平湯温泉がバスの中継地点になっています。

なんとなく独身時代に家族と高山へ来た時に、奥飛騨温泉に行く時に、来た記憶があります。

ここから、上高地にも、乗鞍にも穂高にも、松本にも、奥飛騨にも行くバスが出ています。

今は上高地へはバスで30分で着きますが、それは安房峠に4kmにも渡る安房トンネルが出来たからです。30分もの短縮になったそうです。便利になりました。

2日目に上高地を後にして、一度平湯温泉のバスターミナルで降り、穂高行きのバスに乗り換えます。

バスは観光バス並みの乗り心地の良い大型バスですが、あくまで路線バスで、通勤通学客も一緒です。

補助席も使い、目一杯乗せ座れない場合は積み残します。山道はカーブが多いため、バスで立つことは出来ません。

ただ、停留所ごとに、後ろの客を、補助席の方達は立って椅子を戻して,通すので大変でした。

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写真の新穂高ロープウェイ口の終点まで、バスに乗ります、バス停の駐車場の写真です。

45分ぐらい掛かります。

この期間のバスの中は半分が外国人観光客と言う割合でした。

上高地は長野県でしたが、梓川沿いに見える山並みは穂高連峰で、これからはその山の反対側の裏側というか、岐阜県側から、穂高にロープウェイで山に登ります。

以前奥飛騨温泉郷のどこへ泊ったのか記憶がありませんが、新平湯温泉を過ぎ、福地温泉と言う知らない温泉地に、外国人観光客が一組下りたのが意外でした。

隠れ家的な宿が多く、純日本風と言う感じで、そういうものを求められたのかも知れませんが、そんな情報もネットなら知れるという社会になったと実感しました。

1時間早いバスで、3時過ぎにロープウェイに近いホテル、ホテル穂高に着きました。

もう午前中に3時間半、1万5千歩は歩いたので、皆もう動く気話で、夕飯まで、広い部屋でゆっくりお喋りをしました。

夕飯は飛騨牛がサシが綺麗に入り、美味しかったです。

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3日目も天気は良く、出発は9時半のロープウェイで、駅前のホテルだから10分前でもいいと話していましたが、9時10分に着いた時には、行列は出来ていてどこからかどんどんお客は増え続けます。

これは意外でした、駐車所にも車は増え続け、ロープウェイ乗り場には凄い列ができました。

新穂高駅から、鍋平高原駅までは4分乗ります、定員がいっぱいになったら、臨時便を出します、とアナウンスがあり、私達はギリギリ乗れましたが、積み残しとなりました。

 

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白く見えるのは雪ではなく、沢というか、水はなく石が崩れているところです。

こんどは白樺平駅から、第2のロープウェイ、2階建てのロープウェイに乗りますが、またお客がどっと増えています。

バス5台の観光客が降りたようで、どこかのツアーのようで、バスガイドさんに見送られて、

「10時半には下りてくださいよ。」「うちは11時にバスに乗って下さい」と言われていました。

それでまた、ここは7分乗りますが、積み残しで、臨時便が出ることになりました。

私たち世代なら時間的余裕はあるのはわかりますが、若い人が多かったのは不思議でした。秋の行楽にはまだ早いし・・・、連休も終わったばかりだしと、いらぬ心配をしていました。そういうところが年なんでしょうね。(笑)それぞれですから。

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すれ違う2階建てロープウェイの写真が撮れています。

その前も同じ区間の写真でしたね。

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中央左側にとんがっている山が、槍ケ岳(3,180m)と説明を受けました。

 槍ヶ岳(やりがたけ)は、飛騨山脈南部にある標高3,180mの山である。山域は中部山岳国立公園に指定されており、日本で5番目に高い山である。長野県松本市大町市岐阜県高山市の境界にある。初登攀は中田又重郎と修行僧の播隆上人。日本百名山新日本百名山及び花の百名山に選定されている。通称「槍」。

 

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山頂ポストもありました。

ここは気温は10℃でした。それでも太陽の日差しは強く、喉は乾きます。

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ソフトクリームと言うよりアイスクリームでした。食べ始めは美味しく、だんだん冷えてきました。(笑)

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とにかくこんなに頂きが綺麗に見える日はないだろうと言う話でした。

きっと山登りしている人は富士山も見えたのではないでしょうか?

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四方を撮ってみました。

ロープウェイの中継地点でシンセサイザーの生演奏を聴き、山の神秘的な空気に触れることが出来ました。

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帰りも満員のロープウェイの中、荷物を預けてあるホテルへ戻り、この日も1本早いバスで平湯温泉へ行き、この後松本へ寄る夫婦一組とここで別れました。

まあ、今より若い時はないので、今回上高地を歩くことが出来て良かったです。私が一番足が遅いのですから、ついて歩けて満足でした。

綺麗な空気に、綺麗な自然に癒されました。

 

上高地・穂高 ①

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同期会の仲間6人と、還暦の年から1年に一度集まりを持ち、それがいつの間にか各地を旅するようになりました。

昨年は、長崎、ハウステンポス、雲仙、軍艦島を巡りました。今回12回目の集まりは、上高地巡りで、私と神戸の友人が担当でした。

初日の24日は、晴れ渡り、小田原から新幹線に乗ったのですが、珍しく富士山がくっきりと見えました。

ただ、頂上に、小さな傘雲が乗っかり、その上に、三段のキノコ(シメジの上だけ)のような雲が掛かる、珍し景色でした。

名古屋に10時半ごろ合流し、唐揚げと出し捲き卵のおかずに,天むすを買い込んで、皆のお昼御飯です。

高山着、13時25分(電車が遅れました)そこから、高山ー平湯温泉上高地着が、15時半ごろでした。

今まで晴れていたのですが、高山からは雨が降り出し、夕方のように暗くなりました。山の天気は変わりやすいようです。

上の写真が、河童橋に着いた15時半頃の写真です。

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ホテルに荷物を置いて、約1時間かけて大正池まで歩く予定でしたが、あいにくの雨で取りやめとなり、少しすると小降りになり、歩けそうなので、ウェストン碑まで行くことにしました。

3,4kmぐらいでした。

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岩に像のある石がはりつけてありました。

 イギリス宣教師であり、日本に3度長期滞在した。(1回目は明治21年-27年)、日本各地の山に登り『日本アルプスの登山と探検』などを著し、日本アルプスなどの山及び当時の日本の風習を世界中に紹介した登山家でもある。

 

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山の夕暮れは早く、大正池まで行けなかったのは残念です。帰りのバスの中から見学しました。

 

2日目

晴れました!青空が見えます。

この日は、梓川左岸を明神池まで登り、右岸を下ります、時間はゆったり4時間をみています。8時半出発です。

 

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引いてみました、もっと引くと橋全体が撮れます。

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こんな感じかな・・・

 

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こちらは下流で、大正池に行く方です。

上高地らしい景色になり、大満足です。

私達は上を向いて、進みます。しかも私はポールウォーキング用のポールを持参しました。

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歩きやすい道で、平坦で緩やかな登りですが、ポールで歩いていると手が空かず、写真を撮ることが出来ません。

私達は左岸を上りに右岸を下りにしましたが、逆の方もいるようで、左岸を下る方にも会い、ポールを使っているお仲間にもたくさん会いました。

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穂高神社奥宮の参道入り口にあたる分岐点、まっすぐ行けば、徳沢や横尾方面に行く。正面には明神岳が見えます。

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私達は明神橋を渡って、明神池に出ます。

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山の頂も晴れて良く見えてきました、穂高連山です。目の前は明神岳です。

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明神橋の上からの景観です。

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神社の鳥居が見えてきました。

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こちらは穂高神社奥宮です。

海陸交通の守護神で、日本アルプスの総鎮守として穂高見命を祀る神社です。

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穂高神社奥宮の奥にあり、荘厳な雰囲気が漂う池です。

明神岳から崩落した土砂がわき水をせき止めて出来た一之池と二之池があります。入場するのに300円が要ります。

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上高地らしい景観です。

梓川の右岸を河童橋に向かい歩きます。

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この熊笹の景色は左岸も多かったです。

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多くの外人観光客にも出会いました。

そしてポールを持っている方が多く、出会う5分の1ぐらいの人が持っているかと言うほど多くの人で、同類項で安心しました。

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左岸は、くまざざさの道や湿地帯が広がり川そのものは距離がありましたが、こちら右岸は川に近く、すぐ傍を水が流れています。

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池の水画鏡の様に綺麗です。

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右岸はこういう木道が多いですが、歩きやすい道で、ポールをお仲間に1本渡して杖代わりにしてもらい、私は片手にカメラを持ちながら右岸の道を下ったので、写真が撮れました。

1本でも役割は十分果たせました。

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写真のような根上りの木も沢山、見ました。

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河童橋に帰ってきました。

4時間と余裕を持って計画しましたが、3時間半で済みました。計画達成で気持ちがいいです。

観光の仕方は歩くしかないので、歩けるうちに来てよかったです。

お昼にはざるそばを頂きました、もう太陽が強くて、暑いぐらいでした。

おみやげを買い、また予定を1時間早めて、上高地を出て、穂高へ向かうことにしました。

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バスの車窓より、帝国ホテルです。コヒーでも飲もうか?と話していたのですが・・・

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寄れなかった大正池です。大きいですね。上と下と大正池です。

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とにかくマイカーが入らないので、空気も綺麗ですし、静かです。30分に1本のシャトルバスだけなので不便ですが、自然を守ることは出来るので、とても良いと思いました。

最終日へつづく。

小さなお客さん

連休中に、泊まりに来た下の孫のことを書こうと思いましたが、埼玉で小学4年生の男の子が殺され、その犯人がお父さん(義父)と言う事件が起こり、同じ4年生だったので、書く気分になれませんでした。胸が痛みます。

私が戦争がない時代を望むのも、かわいい孫が、銃を担ぎ、人を殺したり、殺されたりして欲しくないからです。

大事な命をそういうことに使って欲しくないからです。

1回しか生きられないからです。

それが最近は、子供たちの環境が悪く、身近な、しかも守ってもらう存在である親に殺されるニュースが絶え間ありません、

大人になっていない親が多いということです、せっかく生まれて来たのに、子供の人生を奪う権利はないはず。

ただでさえ少ない日本の社会を支える子供たちが減ってしまいます。

かけがえのない命、1人として無駄な命がないことを知る親に、大人にならなくてはいけないと思います。無駄死にしないで欲しいと思います。

 

うちの4年生の孫は、夏休みが終わって総括したのでしょう、外で会って食事はしましたが、じじばばの家にお泊りに行っていないことに気が付いたようです。

電話を掛けて来て、連休中にお泊りに行きたいから、ママが送ってくれるからと電話がありました。

私達も夏休みに待っていたのですが、お兄ちゃんとスケジュールが合わず、お兄ちゃんの居るサッカー部が、東京都のベスト16にまで勝ち進み、日にちが取れませんでした。

1人でも来たいと忘れないでいてくれるのは大歓迎です。

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10月7日が誕生日なので、誕生会を早めにすることにして、ケーキを焼きました。

苺はありませんから、皮ごと食べられる葡萄の秋のケーキです。

ローソク5本で,1本は2歳で、10歳のお祝いです。

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ママは1泊で帰ったので、妹の小母さんと4人でしたが、驚くことに皆、4等分でいいと言います。

たしかに丸ごと葡萄を切るのは難しいので、そのまま4等分で分けましたが、ぺろりと食べてしまいました。

秋の展示会の作品作りの試作を作るからと、YOU TOUBEを見たいというので開けてやると、自分で検索をはじめます。

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ローマ字を知っているから出来るのですが、まだ濁音が分からないみたいでその時だけ聞いてきます。

紙コップの飛行機を見たり、私の提案はどんぐりゴマで、季節にピッタリだと思いましたが・・・・

そのうち、違うページに飛び、何やら、色々とプログラミングが出来るページです。

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指示して打ち込むと猫の絵が連続で、こういうことも出来るそうです。

これは学校にパソコン教室があり、そこで教わるそうです。

「すごいね」と言うと、

「おばあちゃんの頃はなかったの?」と聞きます。

「ない。ない。ママの大学生の頃にゼミや卒論のレポをコンピューターで作ると言うので家庭にパソコンを買ったのが最初だから」と昔語りです。

今の子は違いますね。

あとはHKAKINだかのページを見て笑っていました。

それで課題は泥団子をつくりに決定、それにさら砂を塗って、絵の具で絵を描くことにしました。

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庭の土で作った泥団子です。

3日目は雨が降ったので、中々乾きません。
この日はパソコンで、しきりと見ているページがありました。

それは泥団子のキットになったもので、ぴかぴかに光る泥団子ができるものです。

たくさんYOU TOUBEでも作っているので、「流行っているの?」と聞くと、

「年代は違うから、流行っているとは言えない」と言うので。「じゃ、僕の中では流行っているのね」と聞くと「そういうことかも」と話が通じます。

「誕生日に欲しい」と言います。これまで靴を買っていたのですが、昨年は欲しいものが決まらず、こちらが図書券を送ったので本になりました。

「いいわよ」と言うと大喜びです。

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これが家に着いた、泥団子のキット2つです。

我が家で作った泥団子はさら砂が手に入らず、泥団子なら自分の家でも作れるから、と置いて帰りました。

こちらを、さっそく作ったようです。

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作業中の写真が来ました。

そして早くも出来上がった様子です。

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あっ本当につるつるしている。

もう自慢げ~~一杯の顔でした。口元だけでもわかりますね。

泥団子の王様を作って、本人の顔が王様です!


 

残暑で猛暑連日

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台風15号は凄い風で、怖かったです。

夜中の3時過ぎに、ひゆーひゆぅーいう風の音に、周りの物が持って行かれそうなざわめき、そして通り過ぎた後の沈黙、とその繰り返しで・・・

何かが起こりそうで、寝れませんでした。

トイレに行ったら電気がつかない、停電中です。

トイレもリフォームで新型に変えたら、水も流れません。

そう言えば、カバーのどこかを外せば、レバーがついているということでしたが、試してみたことがありません。

洗面器に水を汲んで来て流しました。(明るいとすぐにレバーの場所がわかりました)

6時過ぎ、朝が来ても停電中で、テレビもつかないので情報が分かりません。

そう言えば小田急線も停まっているみたいで、いつもなら聞こえる電車の音もしません。

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電気が通っていないので、パンを焼くことが出来ないので、私は保温が切れて冷めたご飯に頂き物の有機卵の鮮度良しの卵かけご飯に海苔と漬物で、娘はこういう時の保存食とばかりにガスは来ているのでお湯を沸かしてカップ麺を食べました。

夫はいつものパンを焼いて、ハムとチーズをのせて食べるのがいいと言い、私達のはどちらも食べる気がしないと言います。

私も食べたくて食べているのではなく、薬を飲みたいから取りあえず朝食を食べているのです。夫も飲む薬があると言います。

やはりうちの男性は適応力がないみたいで、これでは生き残れませんよね。

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ここ急激に日の出が遅くなり、日の入りが早くなりました。

薄暗い中で、2人のスマホで情報収集の明かりだけが見えます。

8時10分ぐらいに、6時間の停電が解消されました。冷蔵庫も何とか無事、氷が溶ける直前でしたから。

夫はそれからパンを焼いて、いつもの朝食を食べて,ゴルフ場へむかいました。

娘は電車が開通しないので、家で待機中です。

ようやく10時過ぎに、小田急線開通で出掛けるし支度を始めました。まだ山手線は不通でが、家に居たのでは、山手線開通となっても、そこまで1時間半から2時間は掛かるのですから、行くしか仕方ありません。

千葉方面の方も多かったそうで、「皆行けるところまで」と言い合ったそうで、

サラリーマンにOLは辛いですね、まさに痛勤地獄です。

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 台風が過ぎて、踊りのお稽古に着物を着て行ったのですが、もう暑くて暑くて、異常です。

停電していたのはうちの近所あたりだけだったそうで、それも驚きました。

東京では今夏最高の気温とか?もう9月なんですけれど・・・普通でないのが何とも、台風と言い、激し過ぎます。

これも地球温暖化の影響なのかしら、また暑い季節が急激に寒くなり、日本から春と秋が無くなりそうで、不安です。

台風で倒れた吾亦紅も、乱れ咲きです。玉すだれの花、花壇に我が物顔で咲くホトトギス、秋海棠の花です。

 ニュースで千葉県の被害が大きかったことを知りました、お見舞い申し上げます、そして素早い復活をお祈りしております。

京都観光

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こちら、奈良観光の帰り、京都駅伊勢丹の中で、食した、パンケーキです。

私は女性ですから、友人や娘と食べたことがありますが、夫はこういう機会でもないと食べることはないでしょうから、誘いました。

昼はみたらし団子とあんみつで下から、ちょうどお3時に最適です。

日頃体験できないことに挑戦することが、旅の恥は掻き捨てで、反社でない正しい使い方だと思います。(笑)

私も今回はタピオカドリンクを飲む予定で、これはコンビニに売っていて、難なく食すことが出来ました。予想通りでした。

甘いもの好きの夫も初体験を、「美味しい」と言って喜んでいました。

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京都見学はこれまで、数年間実家との帰路には京都に宿泊しているので、結構京都のお寺は見学していると思います。

それで、嵐山方面は手付かずだったので、今回予定に入れることにしました。

宿泊が烏丸なので、阪急電車嵯峨嵐山まで行きました。

そこから桂川を見て、渡月橋を渡ります。このコースは人が意外と少なかったです。

やはり、京都駅からの観光客が多いのだと思います。

渡月橋を渡ると、賑やかな通りに来ましたが、綺麗に整備された通りはどこででも見るガイドブック化された綺麗な通りで、鎌倉へ来ても金沢でも、京都でも、皆同じという感じがします。

ですから、外人観光客が最近は路地の奥まで入り込んで、一般住宅地で写真を撮っている、などと言う記事に出くわします。

企画化しない方がいいと思いますが、私たちが子供の頃に訪れた、素朴な嵐山ではもうない感じがしました。

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京都のお寺は広々としていて、悠々と構え、鎌倉の立地を考えたお寺とは雰囲気が全然違います。

その中に合ってこじんまりした、野宮神社(ののみや)があります。

縁結びの神様で、

 天皇の代理として伊勢神宮に仕える斎王が伊勢に赴く前に身を清める場所であり、黒木鳥居と小柴垣に囲まれた清浄の地を選んで建てられた。その様子は源氏物語「賢木の巻」にも描かれている。学問・恋愛成就・子宝安産等の祭神を祀り、地域住民からの崇敬はもとより、観光ルートの便から他府県または海外からも多くの参拝者が訪れる。

 記念撮影で、外国からの恋人たちが、神社の前に立つたびに、日本人はカメラを下げて待ってあげていました。

韓国の方だと思いますが、ベールを頭に付けて、服装は普通で、記念撮影をしている方がいました。新婚さんなのでしょうね、

この神社の庭にあるじゅうたん苔が、色合い、風合いがともによく、本当にその上に座って観たくなりました。

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ベルベットじゅうたんです。

その横の通りは前後がすでに、竹林の通りいなっています。

そこをもう少し行くと、涼しげな竹林の径が続きます。

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とてもいい雰囲気で、涼しそうに見えますが、凄く蒸し暑く、前日の雨で、湿度は100%で、蒸しぶろ状態で、汗が止まりませんでした。

京都の代表的な観光地であり、渡月橋と並んで嵐山のシンボルでもある竹林の小径。野宮神社から天龍寺の北側を通り、大河内山荘庭園まで約400mにわたって空を覆うほど高く伸びた竹の林が続く。
平安時代には貴族の別荘地だったといい、晴れた日には木漏れ日が心地よく、また太陽のない日は昼でも薄暗いほどで、1000年を経た今も幽玄の世界に誘われる。 

 

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この竹林の途中に,天龍寺の北門があり、そこから天龍寺の見学に入りました。

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北門からは、お庭側から本堂、方丈へ進むと言う順序になります。

 天龍寺(てんりゅうじ)は、京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町(すすきのばばちょう)にある、臨済宗天龍寺派大本山の寺院。山号霊亀山(れいぎざん)。寺号は正しくは霊亀山天龍資聖禅寺(れいぎざんてんりゅうしせいぜんじ)と称する。本尊は釈迦如来、開基(創立者)は足利尊氏、開山(初代住職)は夢窓疎石である。足利将軍家後醍醐天皇ゆかりの禅寺として京都五山の第一位とされてきた。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。

 写真に見えている、京都・嵐山の「天龍寺」。世界遺産に登録されている、京都を代表する寺院の一つです。なかでも「曹源池庭園(そうげんちていえん)」は、日本初の国の史跡・特別名勝に指定された名庭園。桜やツツジ、新緑、雪景色など一年を通して風情がありますが、紅葉の美しさも格別だそうで、これは是非とももみじの頃に、是非

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来たいものですが、中々かないません。

 

「曹源池」という名前は、夢窓疎石が庭を作っている時に泥の中から、『曹源一滴(そうげんのいってきすい)』と記された石碑が現れたことによるもの。これは、禅の言葉で、“一滴の水だって、おろそかにしてはいけない”という意味があります。一滴の水が集まって大河となり、海へと繋がる。命の水となり、小さなものにも大きな可能性が秘められています。

 

こちらが本堂の入口 です。

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入って、左側が方丈です。

縁側に座って、曹源池庭園を眺めながら、借景の、左に嵐山、正面に亀山・小倉山を眺めることが出来ます。

また背中には大きな龍の襖絵が見られます。

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また、法堂では天井一面に描かれた「雲龍図」が有名(特別公開のみ参拝が可能)です。これも観る予定だったのですが、他で堪能してしまい、出て来てしまいました、残念です。

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見どころの多いお寺でした、次回は是非紅葉の頃に来てみたいと思っています。

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こちらが南門です。

帰りはJRの嵐山駅に行き、京都駅に着き、お土産を買い足して、烏丸のホテルへ戻り、余裕で帰ることが出来ました。

スケジュールはゆったり目にとったので、両日とも悠々の旅でした。

そして両日とも1万3000歩ぐらいでした、揃えたように、孫と行ったUSJは今でも最高の2万歩近くです。若い子に釣られるのでしょうね・・・連れられてかな?(笑)

奈良観光

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この時期、7,8月に帰省するので、その際は京都の烏丸に常宿にしているホテルがあり、毎年夫と宿泊して、京都巡りをしています。

それは大阪に居た頃には、近いからいつでも行けると思いあまり行かなかったのですが、関東住まいになり、何故行かなかったと後悔したからです。

それで新幹線に乗ると、寄ってくることにしています。

上の写真で分かるように、今年は京都ではなく奈良にも寄りました。

鹿も雨宿りする程どしゃ降りの雨でした。

特急は乗らなかったので、京都から準急で、1時間ほどです。奈良に着いたら雨が降り始めました。

夫が大仏しか知らないと言うので、まずは奈良公園の近場を選びました、最初は興福寺

です。

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南都七大寺の一つに数えられる。藤原氏の祖・藤原鎌足とその子息・藤原不比等ゆかりの寺院で、藤原氏の氏寺であり、古代から中世にかけて強大な勢力を誇った。南円堂は西国三十三所第9番札所である。「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されている。

 

ここは何と言っても、国宝館の見学です。阿修羅像(国宝)があり、木造金剛力士立像(国宝)があり、木造天燈鬼・龍燈鬼立像(国宝)があり、木造千手観音立像(国宝) があります。

阿修羅像も、千手観音像も、三十三軒堂よりも、ずっと美しいです。

ここだけは、ゆっくり時間を掛けて、もう来ないかも?と雨宿りを兼ねて見学しました。

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興福寺東大寺の真ん中にあるのが、この氷室神社です。

 

由緒は「氷室神社縁起」絵巻に記されており、また『続日本紀』や『元要記』にも散見される。和銅3年(710年)、元明天皇の勅命により、吉城川上流の月日磐に氷神を奉祀し(下津岩根社)、厳寒に結氷させたものを氷室に蓄え、翌年に平城京へ献氷させる制度が創始された。翌和銅4年(711年)6月1日に初めて献氷の勅祭が興され、以降毎年4月1日より9月30日まで平城京に氷を納めた。」と言うことです。

 

池に蓮がびっしりとあり花が咲いていました。

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夫が大仏は見たことがあると言うので、その前を通り過ぎ、3月堂、2月堂へ向かいます。

やはり観光客の大半が外国の人ということで、鹿が珍しいようで、構うので、鹿が付きまとい、悲鳴を上げる人がいました。無視して通り過ぎるのが日本人という感じでした。

3月堂の方へ行くと、さらに観光客はまばらとなり、ここまでこの雨では足を伸ばさないようです。

そこで、洋服もびっしょりなので、茶屋により一服することになりました。

まったく夫にとっては、一服の時間となりました。

至る所に禁煙マークが張られているので、タバコを吸うところがなく、だんだん機嫌が悪くなり、扱い難くなるのでこの辺で一服がベターです。(笑)

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このみたらし団子、3串400円でしたが、これがお餅で、こんがり焼けたところが最高に美味しいでした。

 

3月堂の前に4月堂があって驚きました、何月まであるのかしら?と・・・・

 

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奈良時代(8世紀)創建の仏堂。現存する建物は1669年の再建で、日本の国宝に指定されている。奈良の早春の風物詩である「お水取り」の行事が行われる建物として知られる。

 

 

よく二月堂を燃え上がる大きな松明をもった僧侶が走っている姿をテレビで見ます。

松明から降り落ちる火の粉が無病息災をもたらすと言われているため、火の粉をかぶる二月堂舞台の下にはたくさんの参拝者が集まります。
お水取りは、東大寺鎮護国家・天下泰安・五穀豊穣などの幸福を願う「修二会(しゅにえ)」という行事の中の儀式の一つです。
これは、天平時代の霊水信仰である日本の原始信仰が起源で、典型的な神仏習合行事として知られている。」

 

 

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2月堂の回廊を降りながら、鹿の居る自然な光景が奈良だな~と感じさせてくれます。

まさに、いにしえの 奈良の都の 鹿案内

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真正面に見える大きな建物が東大寺の大仏殿です。

大仏殿へ向かう途中に、大きな鐘があります。

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 大仏開眼と同年に鋳造された大鐘は、鐘声の振幅が非常に長く、「奈良太郎」と呼ばれ日本3名鐘のひとつです。現在の鐘楼は、重源上人のあとを継いで東大寺大勧進となられた栄西禅師が鎌倉時代(承元年間・1207~10年)に再建。奈良時代の梵鐘とともに国宝です。 

 そして、東大寺は、中に入らずに、門から見学しました。

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次は地図上は、お隣ですが、歩くのは少し遠そうです。バスを待って春日大社へ行きました。

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朱色が緑色に映えます。

 

 

 

 

   

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こちらにも

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帰り道、灯篭に苔がついていて風流です。

せんべいをねだる鹿が、待っています。

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この頃まだ時間は2時頃だったので、ここからは少し離れている法隆寺薬師寺へも行くことが出来ましたが、早目に京都に帰ることにしました。

そして京都駅で、お土産を見てウロウロし、伊勢丹のデパートでも、ウロウロしてパンケーキを食べてホテルへ戻りました。

次は京都編です。

夏草や~

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ミョウガ畑になっていたところ、ミョウガを抜いたらメキシカンセージが大きくなっていました。

梅雨明け以降、台風まで、雨がなかったので、大地は固く、ミョウガは出来ていないだろうと思ったのですが、少しありました。

夫がこの味が嫌いだと言うので、全体の料理には使いませんが、冷奴に、私はみじん切りにして乗せます。

夫はパクチーも嫌いですね、こういう独特のハーブや野菜は苦手みたいです、

少量あると味が締まりますよね。

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横向きの写真が自動で縦に入りました。(?)

その周りには、吾亦紅が咲いていました。

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荒れ放題感が強いです。(笑)

いつも月水金の4時過ぎにはラジオ体操で、家を出るので、夫はわざと「ラジオ体操の時間だぞ」と言います。

私が「夏休みだから」と言うと、「ラジオ体操って、夏休みにこそするものでは?」と言います。

「それは子どもの頃、涼しい朝の内に済ませるから」と言うと、「じゃ、早朝にすればいい」と言います。「年をとっても女性はすっぴんで出れないから・・・、朝は男と違う」と別の公園では、早朝ラジオ体操が男性陣で賑わっています。

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私は今は4時の制限を受けない時間を楽しんでいます。

4時ごろからリュックを背負って、スーパーまで歩きます。

こうでもしないと、この炎天下、もう歩きたくはありませんから、ポールを持たない手で日傘を差して歩いています。

そのうち、もっと年を取れば、廃車にして歩くしかないのですから、今から練習です。

手ぶらで歩くと、腰への負担は少し軽減されるようです。

ブロック塀に掛けたポーチュラカのミックスです。可愛い花です。

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下に鉢で置いたポーチュラカのそばには、もうキバナコスモスも咲き出して、夏と秋の混合です。

冬に種になったものをまき散らしています。この辺はこぼれ種で出たようです。

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ビッシリ芽が出て、茂っています。

これだけ芽が出るということは、草の芽ももちろん出ているということです。

もう最近は東西、北と見て回るのが怖くて、南だけを向いて暮らしています。

こわいこわい、きっと草が茂っているでしょう、あ~夏草や、抜く人居らぬ、草茫々

です。

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コルキカムも咲き出して2本目です。イネサフランとも言いますが、サフランにも似ています。

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台風の雨を感じて咲き出した?、秋の長雨の頃にも咲く、本番は梅雨の6月ごろに咲く匂い番茉莉です。

雨を感じて、何日で準備が整うの?と言うぐらい、つぼみの出来るのが急速です。

だから、しばし狂い咲きを、しています。咲いてみたら、条件が違った!!と。

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こちらも雨を感じて咲き出した、オキザリスの花です。

花にとってもこれからの天気が、優しい自然でありますように、願っています。