るりとうわた

日常をつづる

冬至

今朝は寒かったですね。
大山や丹沢の山にうっすら雪化粧が見えました。
それに、富士山は下の方まで、雪で真っ白でした。

今日は冬至ですから、ゆず風呂です。
ご近所から頂いた花ゆずが写真のようにあるので、毎日3個ずつ使っても今年いっぱい使えそうです。
近所のお庭は花ゆずの実でいっぱいです。我が家には一切実のなる木がなく、ピラカンサスや千両の鳥のエサならあります。

12月21日は二十四節気の「冬至」です。「冬至・冬なか・冬はじめ」ということばがあるように、昔から暦の上では立冬(今年は11月7日)からが冬ですが、本格的な寒さは冬至ごろからといわれています。
1年で1番太陽の力が弱い日は、「これ以上陰が極まる日はない=これからは陽に転じる」という中国の易経から「一陽来福(悪いことが去り、良い方向に転じる)」という言葉と結びつけられていたり、ヨーロッパでも太陽復活の祭りが行われていたりしたようです。日本では、カボチャを食べたりゆず湯に入ったりする風習がありますが、寒い時期に体を温めたりビタミン補給したりするという健康管理にかなっていますね。

 冬至の日は、日の出・日の入りの位置が最も南寄りになり、太陽の南中高度が最も低くなります。例えば、東京では6月下旬の夏至の頃の南中高度は78度近くなのに対し、冬至の日は11時39分に30度9分。午前中のうちに南中に達するので、昼休みに外に出ると、すでに太陽は傾き始めている状態です。夏に比べて昼間の影が長いことからも実感できます。(日経新聞

かぼちゃは今日はありませんが、この季節の食べ物として、干し柿があります。
友人が沢山作ったからと言って、くれたものです。

今年は寒さが厳しく、乾燥した日が続いているので、良い出来だそうです。
彼女は毎年100個ぐらい作ります、ご主人の会社の友人の方が地元の農家の方で、庭に大きな柿の木があって、時期になると「取りにおいで」と声が掛かるそうです。
今年はその方が体調を崩されたそうで、中々声が掛からないので農協で渋柿を買い込んだそうです。
するとその後で、声掛けがあり、大量になったそうで、私にも「作らない?」とバケツいっぱい、持ってきてくれたのですが、お稽古等があった時で、断ってしまいました。
その柿が、お隣に行き、出来た干し柿を、そのお隣さんからも頂いたばかりでした。
友人にも「断った口だから、食べる資格がないのに」と言いつつ、彼女が「わ・た・し・作る人」で、私は「わ・た・し・食べる人?」で、「お・も・て・な・し?」となり頂いてしまいました。(笑)
棕櫚(しゅろ)の葉を裂いて、つるしてあり、それも農家の方に教えてもらったそうで、公園の棕櫚の木から頂いたそうです。
私はビニールの紐でするのかと思いましたが、自然にあふれています。
とても美味しくいただきました。