るりとうわた

日常をつづる

秋分


昨日お彼岸の日に頂いたおはぎです。
いつもお隣の奥さんに、春分の日秋分の日に頂くのですが、甘さ控えめで小豆の味が絶品です。
近所のお母さんみたいで、いつも感謝しています。

秋分とは、おはぎを食べる日でもありますが、昼と夜の長さが等しくなる日で、秋は弱冠昼間の方が長いそうです。
また、秋分の日を中心とした一週間を「秋彼岸〔あきひがん〕」と言います。各家々では、家族そろってお墓参りに行ったり、祖先を供養する「法会〔ほうえ〕」が行われたりします。

そしてこの日に合わせたように咲くのが彼岸花です。
枝も葉も節もなく花茎だけが地上に突出するので、無かったものが急に表れたようでおどろきますよね。
以前はあぜ道に沢山あったのですが、もう田畑そのものがなく、端に追いやられた感がします。

線路際のフェンスにへばりついて咲いています。
以前犬の散歩に行ったところを思い出して、行ってみると、

畑が住宅地になり、側溝の側に路との境のフェンスの脇に咲いていました。

私たちが越してきたころは、駅から20分〜25分の距離で、私たちの住宅地は東の端でしたが、その後もどんどん東に住宅地が広がりました。
いつの間にか、真ん中位になりました。
さらにお寺の方は川が流れ、まだ空き地があったはずと、彼岸花を求めて進みました。

予想に反して、新築の家並みばかりです、ようやく見つけた空き地はコスモスの群生です。
しかも私の背丈よりも高い花で、コスモスってこんなに大きくなるのだと驚きました。
犬の散歩をしていたと言っても、すでに20年前の話です、10年ひと昔なら、ふた昔も前の話です。
しかもそのお寺もコンクリート造りになっていました。(笑)
その近くの道端に咲いていたのを見つけました。

小さなお宮の前に、小さいきつねの置物がありました、お稲荷さんなのかしら?
お彼岸なので、立ち止まり、手を合わせて、祖先の供養のつもりです。
緩やかな下りで、どこまでも行けそうですが、帰りがきつくなるので戻ることにしました。
今建築中の家並みを見ながら、あそこはここがキッチンかな?この家は、向こう側がそうと、当てながら、見て帰りました。

大きな農家だった庭から栗が道路に出ています、栗の実が道路に落ちたら、もらえるかも?なんて考えながら撮りました。
いつのまにか彼岸花を追いかけて、散策になりました。(笑)