るりとうわた

日常をつづる

ロシア旅行3(夏の宮殿、エカテリーナ宮殿、マリンスキー劇場)

ロシアの旅行記の表紙を作ってみました。
http://litstar5.fc2web.com/rosia0/rosia0.html
毎度ここまでは早く出来るのですが、ここから資料等を片付けると、長引きます。
でも次に行くまでには必ずできます。(笑)
他の一覧はこちらです。http://litstar5.fc2web.com/tabinituki/iriguti.html
5日目です。
昨日観覧した[エルミタージュ美術館]の脇にある、ネヴァ川の船着場から水中翼船に乗り、ペトロドヴォレツへ向かいました。
このペトロドヴォレツとは「ピョトール大帝の宮殿」と言う意味だそうです。
1723年に完成。フィンランド湾に面した美しい噴水と庭園、宮殿のアンサンブルです。北方戦争に勝利し、名実ともに大国となったロシアに相応しい宮殿をとピョートルが作ったもので、代々の皇帝がその美しさに磨きをかけたそうです。

広い宮殿の下の階に噴水があり、それが11時になると音楽と共に噴水が上がり始めます。
私達は運河の上の橋の上から見学しました。

もう少し近づくと、階段に大勢の見学者がいました。

上に上がりました、フィンランド湾の海が見えます。
中央の像はライオンの口を裂くサムソン像で、ライオンはスウェーデンを象徴し、サムソンはロシアを象徴しているそうです。37体の金箔の像、噴水の口は142あるそうです。
私達は上の宮殿でなく、下の噴水の仕掛けの洞窟の見学をしました。

こんな近くで像を見て、洞窟に入ります。

ドアの開いている方へ入ります。

地下室のようです。

無数のパイプが通っています。

これは海水ではなく、湖水で、高低差を利用して水の力だけで噴水を上げているそうです。
色分けしてあるのは、子供が働きに来ることもあり、分かりやすくしてあるそうです。

こちらもきれいに整備され、2つの大きなローマの噴水があります。

さらに行くとチェスの滝もあります。

周りは森林公園のような広さで、見学用の2連のバスが走っています。

突然飛び出したリスに遭遇です、シャッターが間に合いました。
帰りも水中翼船で帰り、昼食後、エカテリーナ宮殿の見学です。

広すぎて入りません、1724年ピョートル大帝の妃のエカテリーナのために造られた宮殿です。

大広間(黄金の間)宮廷内で最も広い部屋で、壁には菩提樹を彫刻し、その上に金箔が貼ったもので、当時は高価だった鏡も沢山使われています。

緑の間は音楽を楽しむ部屋だそうです。
赤の間はゲームルーム、肖像の間は沢山の肖像画が掛かった部屋でした
そして「琥珀の間」があり、異様に沢山の琥珀が壁に掛かり、豪華すぎる部屋でした。写真は禁止でした。
第二次大戦中、ドイツに持ち去られたそうですが、2003年に復元されたそうです。

庭園です。そして夕食後は・・・楽しみな

マリンスキー劇場で、バレエ観賞、演目はチャイコフスキーの「白鳥の湖」です。

劇場正面です。開演前の会場です↓

サンクトペテルブルグ劇団と言うのか、日本へも来たそうです。


アンコールで、

そして、指揮者も出て来て、大いに盛り上がります・

これは現地ならではの空気で、日本では味うことが出来ない雰囲気です。
良い思い出になるでしょう。

そして会場を出てもまだ明るいです、これから夕方です。
証拠の時計が、夜10時15分過ぎを指しています。白夜祭でした。