るりとうわた

日常をつづる

親と子と、親と子

私の肩の骨折で、年末年始の行事が全て吹っ飛びました。

暮の買い出しもおじゃん! そして孫たちを招いての我が家での食事会もなくなりました。

3日の日にお店で落ち合って食事会にしましょうと決まりました。 上の娘からはお手伝いがいるなら行くから、という申し出も受けていました。親切に言ってくれて、 感謝しています。

私の穴は下の娘一人で十分でしょう、それとも、なんならその娘の片付けに来て欲しいと言いたいところでした。(笑) 

これいらない! こんなの置いておいてどうする! これもいらない、これいらない! と 物が少ない上の娘の感覚で、片づけて欲しいものです。

 上の娘が結婚して1年経った頃、礼服やアクセサリーやバッグ類を持って来て、「おかあさん預かって欲しい、彼が捨ててしまうから」、というものでした。

まだ娘の部屋のままでしたから、ハンガーにかけておいて帰りました。

彼はいらない物はサッサと捨ててしまうそうです。 それが片付け上手なコツかもです。

その環境に鍛えられたのでしょう、少ないもので暮らしているみたいです。

その娘二人が、今回の外食の場所とメニューを決めてくれました。

申し込み最後の個室が取れたそうです。

私の目に入れても痛くないであろう可愛い孫はお兄ちゃんが16歳で、1m76cmとか、下の弟は13歳で1m63㎝と素晴らしく高くなり壁みたいです。2人ともその春の身体測定時より2cmは伸びているように感じました。

それが同じ分量の食事で足りるはずがありません。しかも家族4人で、2つ手前の駅で降りここまで2時間近くをウオーキングしてきたそうです。
私からはグラタン料理を主人からは炊き込みご飯をまわしました、大喜びで食べるというかたいらげていました。弟の方です。

主人が、お兄ちゃんに向かって、「もてるだろう!、女の子に人気あるんじやないか?」と聞きます。

年頃の女の子が花が咲いたようにきれいに輝いて見えるお年頃がありますが、男の子にもあるのですね、何かカッコよくなって眩しくて見て照れる感じがします。

パパが、「彼女がいるんだよな!」と言います。しかも「3年も付き合っている」そうです。

私は一瞬惑いました。このまっさら、真っ白のおろしたてのような眩しいシャツが、もう誰かのモノだって、許せないわ!と・・・(笑)

ちょっとショックでした。

お兄ちゃんに話が集中するので、ママが弟のお話をします。二人とも小学校の時から未だにサッカーを続けています。

ママが、こちらは「お兄ちゃんはDFだけど、こちらはFWなのよ。」と前で攻める方らしい。「来年、もう今年はキャプテンかもね」と、本人は「いや僕はキャプテンはしないよ。」と言います。そう言えば小学校の時はドッジボールのチームのキャプテンをしていました、頼りがいがあるのかもです。

パパがお兄ちゃんに「この間、遅くなったのはデートだろう?認めるから、言って出かけて欲しい。」「あんなに遅くなると彼女の方も心配になるから」「3歳から知っている子だ」とか、なるほど保育所から一緒なら、幼馴染か?

今度は弟に話が、「好きな子いるの?」と「いや男友達ばかり」「今の社会は男の子だっていいんだよ、だから僕は男の子でいい」と言い出します。

ちょっとちょっと…です。(笑)

もう昔みたいに兄弟で遊んでいないみたいです、弟は暇なときは料理をするそうです。

大笑いしました。まさに青春していますよね、二人とも、特にお兄ちゃん。。

いつのまに二人の夫婦はしっかり親になり、子を育てています。

片や一人は仕事して、主婦しています。介護かな?娘のシャンプーは凄くうまくて気持ちがいいです。

主人にしてもらったら、周りが水浸しになり、頭は押さえつけられるし苦しいです。

親と子の2つの関係がダブります。

親の言う通りには育たないけれど、親の背中は見ている。

食事後はカフェまでまた娘たちは歩き、私たちは車で珈琲店で並んで待ちました。

良いお天気のお正月でした。