るりとうわた

日常をつづる

「FURUSATO-宇宙からみた世界遺産-」

映画「FURUSATO-宇宙からみた世界遺産-」を観て来ました。
 
これは「アリス・イン・ワンダーランド」3D映画で、森の中を駆け巡る映像を見たときに、絶対に世界遺産を扱った3D映画が出来ると思いました。
今回少し早いと思いましたが、3D世界遺産ということで速攻観て来ました。(笑)

おくりびと」の脚本家、小山薫堂が構成を手がけ、監督はTBS[世界遺産」の映像ディレクターとして活躍している日下宏美。
地球環境衛星「だいち」がとらえた宇宙からの地球の映像と、超高精細のデジタルカメラによる3D映像で世界遺産の魅力を映し出したものです。
それをニュージーランドの男の子とエジプトの2人の兄弟と日本の広島に住む少女の生活と、その目線での星空への願いが描かれています。

ニュージーランドでは、テカポの世界一美しいといわれる星空が素晴らしい、また落差580メートルというサザーランドの滝を上から見た映像は、吸い込まれそうな臨場感がありました。
それに、ピラミッド、原爆ドーム厳島神社の内部にカメラが入っていくのは、自分が入って行くようにリアルで、興味深かったです。

映画としては短いので、少し物足りないです、モン・サン=ミシェルもマチュ・ピチュも地上からの映像が欲しいと思いました。
子供が飽きない38分の短編ですので、是非素晴らしい自然を子供達に見て欲しいです。
動画がありますので御紹介します。


日本の少女は、本木雅弘さんの長女・内田伽羅さんで、それは日下監督が偶然、インターネットで内田さんの写真(渡邊琢磨氏のCD『冷たい夢、明るい休息』のジャケット写真)を見つけたのがきっかけだったという。「演技よりもそこに佇むだけでオーラを発する存在感のある女の子を探していた。お願いしてみたら、本木さんがOKしてくれたので、奇跡的に実現しました。ということです。本当に存在感がありましたね。