るりとうわた

日常をつづる

猛暑・豪雨・寒波

昨夜は梅雨明けから1週間ぶりに雨が降りましたが、いきなりの雷鳴で、パソコンの電源を切りました。
朝の水遣りが助かりましたが、穏やかでないのが、今年の気候なんでしょうか。

題名は先ほどテレビで、日本やロシアをはじめ北半球では猛暑が、中国では豪雨で大洪水が、南半球のアルゼンチン、ペルーでは例年より気温が十数度も低く大寒波だそうです。
地球規模で異変が起きているようで、これからの地球は大丈夫なんでしょうか、気になりますね。

先日は、仕事をしていたときの友人から電話があり、もう7年ぶりかしら懐かしいと近所のカフェで会い、近況を語り合いました。
専業主婦だった自分が、子供が中学生になったころ、空いた時間を利用して飛び込んだのですが、そのままパート18年と長く続いたと共に、私の人生でも一番いろんな意味で学んだ期間だと思いました。
御近所やPTAでは「上には上が」と、上しか見ないような生活から、勤めてみると「下には下が」と下の裾野の広さを知ることが出来ました。

新製品の発売やクリスマスのイベント期には派遣社員やアルバイトも多数いれ、大学を出ていても、社員にはならずアルバイトで縛られることを嫌う若者達、そのうち世の中的に、今度は会社側が社員を取らず、パートを責任者にして社員と同じ仕事をさせるような時代になりました。
ゆとり世代は言われたことだけしかしないし、時計ばかり気にして、時間が来ると、仕事途中でもさっさと帰ります。
近くに大学があったので海外留学生も来ました、主に中国からの留学生が多かったのですが、昔の日本の職人並に、”盗んで学ぶ”ではありませんが、言われなくても先輩のしていることを見て、次々と仕事を覚えていきました。これでは今後国力の差が付くのではと縮図的に不安を覚えてみたりと。(笑)
もっとも学部を聞くと、電気工学部や、物理学部、医学部の留学生までいて、インテリばかりで頭の差か?と納得しました。
社会と繋がりを持つことは大事で、、その国の政治はどんな国民であれ巻き込んで行くことを肌で感じることが出来ました。

(裏で咲いていたノカンゾウ
前置きが長くなったのですが、そういう職場で親しくなった仲間がいます。
面接の時に「お菓子作りが好きで」と言うと、「家でのお菓子作りとは違いますよ」と、言われた通りだったのですが(笑)、そんな新米に優しく教えてくれた仲間です。
何故か私の後に後輩が続かず、3日で辞めたり1週間で辞めたりと、2年ほど私がいつまでも新人で、私の上1年以内に入った5人が親しくなり、日帰り旅行をしたり、泊りがけの旅行もするようになりました。その方たちがいたから18年も続けることが出来、後輩にも優しく接することが出来たのだと思います。
その後親の介護で辞めたり、身体を壊してやめたり三々五々散り、10年ほどなります。私も5年前に辞め、一人だけ残って仕事を続けています、2人は10歳ほど年上で、後3人はほぼ同じ年です。
7年前に、年上の一人の方が癌で亡くなられ、その時に集まった以来でした。
もう一人の方はその後すぐに御主人を亡くされ、一人息子さんは転勤で他県に住まわれているそうで、まったくの一人住まいということです。
彼女の方から電話すると、少し近況(糖尿病で通院している)を話し、自分からはお金がないから電話できないと、話すそうです。
一人息子さんから援助すると言う申し出も断って、御主人の何度かの癌の手術や治療で貯金を使い果たし、自分の年金だけで暮らしているそうです。
女性一人の国民年金といえば、満額で6万6千円です。
「それでやっていると言うこと?」「そういうことみたいよ。」との返事に驚く。
一人暮らしでも、出るものは出ますよね(水道代とか電気ガス等)、交際を絶つのもわからなくはありません。
私も知ったからと言ってわざわざ電話はせずに、出会ったらそういうことも含めて、接することが出来たらと、彼女の一方的電話をこれからも続けて貰う様に頼みました。
基礎年金以外がないと大変ということになりそうです。


その後彼女は自分の年金がいくらもらえるか調べに行ったと話していましたので、私ものん気にしていないで早急に調べてみようと思いました。
また三人の息子さんはみな結婚し、「皆とられてしまった。」と嘆いていましたが、娘二人の私とはこの辺の表現力が違って、大笑いしました。
それに我が家は長男と結婚したので、すでに「長女さんですが、頂いていいですか。」とあちらの親御さんに念押され、「はい。」と返事してしまいました。(笑)
彼女の息子さんは「皇太子さんの『お守りします』と言うセリフを結婚式で言い、未だお守りし続けて、行ったら息子が怒るし、孫にも年2回しか会えない。』と嘆いていました。
本当に色々なんですね。

話が長くなりましたが、地球も大変ですが、人間の暮らしも大変です、明るい老後が過ごせますように願わざる得ません。