るりとうわた

日常をつづる

文月

早や今年も半分が過ぎ、7月(文月)となりました。

その前に、毎年6月30日に食べる水無月を今年も、近所でお菓子作りの好きな元関西人の友人から頂きました。

北山の氷室から宮中に氷が献上されたと『延喜式』に記され、宮中では氷室の氷の解け具合によってその年の豊凶を占ったといいます。

当時は氷室の氷を口にすると夏痩せしないと信じられ、臣下にも氷片が振舞われたようです。しかし、庶民にとっては夏の水はとても貴重で、ましてや氷など簡単に食べられるものではありません。そこで、宮中の貴族にならって氷をかたどった菓子が作られるようになりました。これが水無月です。水無月の三角形は氷室の氷片を表したもので、上の小豆は悪魔払いの意味を表しています。

あと半年も無事で、ありますようにと・・・

言うところで、新幹線の事故があり、身近な乗り物なので、驚きました。
いい歳をした大人が、罪のない人々を巻き込むなんて、許せない行為です。

安全な乗り物だと思っていたのですが、これからは何らかの対策が必要かとも思いますね。

毎日新聞にはその男性容疑者が

高齢を理由に清掃会社を辞め、年金を受給するようになった。だが「月の年金が約12万円で、約4万円の家賃と税金や光熱費を払うと手元にわずかしか残らない」などと受給額に不満を漏らしていたという。

書いてありました。
こういうお年寄り(自分たちも近い年齢ですから同じです)が、これから先はどんどん増えると思います。
この年金暮らしで、家賃まで支払うと言うのは本当に厳しいと思います。
7月になっただけで、値上げの月となり、食料品も上がり、日々の生活を直撃することになります。
ますます、格差が広がり、貧困なお年寄りは今後さらに増え続けると思います、そうなると生活保護世帯も増え、結局は税金が使われます。
どう考えても、明るい未来が見えて来ませんね。

その上に、憲法解釈を変えられたり、マスコミ報道に規制を掛けたり、言論統制のような意見が、現政党にあるようでは、世論の声、下で苦しい生活をしている人々の声はもっと、届き難いでしょうね。
一部の資本家の方ばかりを向いて強い国をめざしているのでは、国民みんなが豊かに暮らせる社会は来ない、虐げられた人々が、ますます増えそうな社会となり、不安を感じざる得ません。

清く正しく美しく生きることが、正解である社会、を切に望んでいます。