るりとうわた

日常をつづる

文化の日


文化の日は晴れの特異日といわれていますが、今年もよいお天気でしたね。
今年もその文化の日に市民ホールで踊りを踊ることが出来ました。
日頃公民館を利用しているサークルやグループの発表の文化祭にあたるのですが、今年は東日本大震災があり、一時は中止という案もあったのですが、みんなで元気を送ろう、元気になろうということで開催されることになりました。
新しく地域の管弦楽団も加わりジャンルの幅が広がりました。
私も6月の踊りの会のときに、短いながら何とか髪の毛をアップにしたので、それからこの日のために髪を切らずに伸ばしてきました。

前日は練習して、その後ホールへ向かいリハーサルで舞台の立ち位置を決めました。
その後急いで美容院へ回るというハードなスケジュールでした。
昨年は大ベテランの中に1人混じってなのでついて行くのが大変でしたが、今年は同じ程度のお仲間ばかりで、中でも私がちょっと先輩と言う格好で、これもまた厳しい立ち居地ですが。(笑)
昨年と曲も同じ衣装も同じということで、少しだけ余裕がありました。

でも本当に、終わってほっとしました。
お仲間が時間を計ったら、3分の曲だったと言うので、このたった3分のために凄い時間と労力をかけたよね〜、と深い息をついていました。(笑)
先生に、「最近お稽古に来る時にも自分で髪をまとめて来たりと、そういう日頃の態度や心遣いが踊りに出ていて、良かった。」と褒めてもらいました。
と言ってもらいましたが・・・この日のために髪の毛も伸ばして頑張ったのですが、すでにセットの時に、次のカットの予約も入れてしまいました。
もう次の予定を言われる前に、さっさと切ってしまおうと〜(笑)
長いとシャンプーも染めるのも大変なんですもの・・・
私の生活に、踊りは二の次、ごめんなさい。(笑)

踊りというか着物というか日本文化の世界も奥が深く、知れば知るほど、安易に着物を着て歩けないのがわかります。
四季の季節に応じて、帯揚げや帯締めも着物も違うし、それらを揃えるのも大変なので、本当に踊りの稽古のときに着るだけで充分です。
そうするとやはり洋服に合う軽快な髪型にしたいのです。
でも先生が「こんな大舞台で踊れることに感謝なさい」、「お金を頂くなら、あれぐらいの踊りでは出さないわよ」と言われましたが、もっともなことです。
刺激的な緊張感でしたし、何しろ4人で踊りを揃えようと努力して一体感を感じることが出来ました。
日常では出来ない体験でした、市民のみなさんに(?)感謝しています。
そう言えば昨年は舞台装置と照明さんの費用を頭割りにして、1曲千いくらか支払ったのですが、今年は市がその費用を出してくれました、ほんとうに感謝しています。

あ〜、解放された〜(^-^)