るりとうわた

日常をつづる

今年、初焼き


昨日ですが、今年、初焼きのケーキです。
夫の誕生日が4日で、子供の頃から正月に紛れ込んで、めでたさも中くらいかな〜というか、ほとんど忘れ去れていたようです。
誕生日を忘れ去られても、自然と年は取りますからよいのですが、困るのは自動車免許の更新です。
暮れにしておかないと、年が明けて気がついても、お役所、教習所、どこもやっていませんから。
気をつけなきゃ、気をつけなきゃと言っていて、一度だけ、本当にそうなったことがあり、授業を受けなくてはいけなくなり、大変だったことがありました。

でも我が家では毎年忘れずにケーキを作り、プレゼントしています。
クリスマスケーキにイチゴを使わなかったので、その反動ではありませんが、今回はイチゴを上に並べて強調してみました。
真ん中にサンドする分も上に乗せたので、サンドは生クリームだけにしたのですが、フルーツの酸味が真ん中で感じることが出来ないので、イチゴもサンドした方が良かったという意見でした。

今日は冷えますね、気温が3度から4度ということで、暖房していても寒くて寒くて。
その上にお寒いニュースが

東京電力福島第1原発事故を受けた国の直轄除染で集めた枝葉や汚染水を川などに捨てる不適切処理が明らかになり、環境省が実態調査に乗り出した問題で、現場の男性作業員が毎日新聞の取材に応じた。作業員は「そもそも仮置き場が足りない。『置くところがないから仕方ないべ』と捨てることが日常茶飯事になっている」などと証言した

それも、元請けは大手ゼネコンで、工区ごとに下請けがあり、さらに2次、3次下請けとして中小の事業主や地元業者で作る組合などが入っているという孫請け状態です。
そして

こうしたことから、除染後に空間線量を測っても、除染前とあまり変わらないケースも多いという。「実際、大した効果は出ていない。僕たちから言わせたら税金の無駄遣い。でも国は『予算がないからやめる』というわけにもいかない。大手(元請け)にしてみれば、こんなにおいしい(もうけ)話はない。作業をすればするほどお金が入ってくる」と作業員は指摘する。

 その上で「(明らかになった)ここで何とかしないと、大変なことになる。税金なんかいくらあっても足りないですよ」と訴えた。【袴田貴行】毎日新聞

この構図は原発の事故処理と同じですね、大手から子会社、その子会社と回され、安い賃金で過酷な仕事を負わされているのと同じです。
大手は儲けるけど責任は持たないというこの無責任な構図を、早く見直さないと本当の事故処理、問題の解決は出来ないように感じます。
本当に、お寒い話です。