るりとうわた

日常をつづる

モロッコ旅行

4月13日から、21日までモロッコに行き、昨夜帰国しました。
スペインのジブラルタルから見えたアフリカ大陸で、その時から行ってみたいと思っていた国モロッコです。

ロッコはアフリカ大陸の北西端に位置する国です。
北岸は地中海、西岸は大西洋に面し、その境に地中海の出口となる狭いジブラルタル海峡があり、その北側にスペインが近接します。

古代はフェニキアやローマの支配を受けた地で、7世紀からアラブ人が進出してイスラム教が浸透しました。
中世はいくつもの王朝が交替し、1664年に成立したアラウィー朝が現在まで王室として続いています。
20世紀初めにフランスが植民地化し、ドイツの干渉や、スペインへの部分的な地域の割譲など、ヨーロッパ列強の支配を受けましたが、1956年に独立を果たしました。


なんと観光3日目の朝、サハラ砂漠でカメラが壊れてしまいました。
どうやら粒子の細かい砂の所為のようです。
ひとまず、そこまでの写真を利用して。

直行便はないので、夜の10時に成田を発ち、途中ドバイで乗り換えです。

アラブ首長国連邦がドバイを本拠地とするエミレーツ航空を使用します。初めての2階建ての飛行機でまことにジャンボです、蛇腹の通路が1階行きと2階行きに分かれています、もちろんエコノミーは1階です。

ドバイまで、11時間ですが、滑走路に入ってから急病人ということで引き返し1時間15分出発が遅れました、そこでドバイでの待ち時間が1時間半ぐらいと短くなり、乗り換えて8時間でカサブランカ空港に着きます。

石油で出来た街ドバイですから、真新しい空港です。

砂漠らしくラクダもいます。
ドバイで時差5時間、さらにモロッコで時差4時間です。
日の出る国の日本から、日の没する地と呼ばれる国(アルマグレブ)モロッコへの旅は遠いです。

いよいよモロッコ入国ですがここで混雑して中々入国審査が進まない、やはり日本とは違うと思っていたら、さらにコンピューターがダウンして2時間以上待つことになりました。
そこからバスで高速に乗り、時計回りに首都ラバトを通過しました。
ここはアフリカ大陸というのに緑が豊かで車窓の景色に驚かされます。
まるでヨーロッパにいるようです。

左右の車窓が、ヨロッパでもポルトガル以外に見ることが出来ないと言われるコルク林が長く続きます。下の幹の太いところを剥いでいます。(バスの窓に紫外線除けのフィルムが貼ってあるので色が暗いです)
その林の中でピクニックでしょうか、沢山の家族連れで賑わっています。
この国の人たちは遊ぶ場所というのが少なく、こうして自然の中に親しむのが唯一の楽しみだそうです。

その後車窓の景色もブドウ畑、オリーブ畑となり、スペインに似た光景が広がります。
農業地帯で、オリーブとワインではモロッコナンバーワンだそうです。
で、ホテル到着で日本を発って、30時間以上?40時間?という感じで古都フェズのホテルに到着です。
4月の日本と同じような気温と聞いてきましたが、日本が低いのでしょう、20℃前後で花の咲く良い季節です。

翌朝、ホテルの近くの空き地も野の花でお花畑のように花盛りで綺麗です。

見学1日目、ただし日本を発って3日目ですが、古都フェズの見学です。(つづく)