るりとうわた

日常をつづる

金柑


近所の友人の庭に、2mを超える金柑の木があります。
それがたわわに実り、昨年遅れと、2月の初めにその実を頂きました。
柑橘類大好きな私は、それを洗ってポイと口に入れて、生食いです。(笑)
ほろ苦いですが、大好きで、その苦味が何か効用がある気がするので、それもOKなんです。
金柑はのど飴にもあるし、昔から利用されています。
こう書いてあります。
「果実は民間薬として咳や、のどの痛みに効果があるとされ、金橘(きんきつ)という生薬名でいうこともある。果皮にはヘスペリジン(ビタミンP)を多く含む」とあります。

柑橘類と言うのは、日持ちがしますよね、あの顔の大きさ位の柑橘類の王様の晩白柚(ばんぺいゆ)は1か月も持ち、瑞々しく頂けたし、夏ミカンもグレープフルーツも長持ちします。
きっと皮があるからなんでしょうね。
この金柑も1月近くあります。
でも、一日一個すつ食べていると、この先まだまだかかりそうです。(そこまでもつかどうか?)
それで、シロップ漬けにすることにしました。
そうしたら家族も食べることが出来るでしょう。


かぶる位の水で15分ほど軟らかく煮ます。見ているだけでも可愛いです。

三温糖があったので、金柑の3分の1量位を入れて、少し煮ると出来上がりです。(砂糖は控えめに)

一ビンは保存用に、その他は順次片付けます。

こうして爪楊枝を立てておいて、家族がつまめるので、テーブルの上に置いておきます。
とってもまろやかでウス甘の金柑の甘露煮です。
薄口醤油を少し落とすと、和食の前菜にもいけそうです。
さっそく夫が初体験だと言って、食べていました。
以前にも何度か作ったことがあるのですが??(笑)
まあ、自覚のある初体験ということで、「身体に良さそう」と、いくつか食べていきました。(笑)