るりとうわた

日常をつづる

京都巡り(1)伏見稲荷大社


京都巡り1日目の26日(水曜日)は、あいにくの雨になってしまいました。
まだ桜にはちょっと早いけど、4月は消費税も上がるし、また別の用事もあるし、土日は当然外す、で、この日にちになってしまいました。
夫と小田原8時8分の新幹線に乗り、京都着は10時11分でした。

まず、京都観光2日乗車券(2000円)を買って、これをいかにうまく活用するかにかかっています。(笑)
京都市バス全線,市営地下鉄全線,京都バス(一部路線を除く)に連続2日間何回でも乗車でき、京都市内の主な観光地のほとんどは,この乗車券で回れると、いうものです。

それで地下鉄に乗り、四条(烏丸)にあるダイワロイネットホテル(1泊5300円で予約)に行き、荷物を預かってもらいます。コインロッカー代を節約。
この日は大原三千院へ行く予定でしたが、雨で、伏見稲荷に変更です。
市内の近場は残し、今より若い時はないと、先に市内より遠くの観光地巡りをする予定です。
それが一番上の伏見稲荷の写真です。
まずその前に腹ごしらえです。バスが1時間に1本しかなく、11時前から11時30分のバスを延々待って、夫は「時間がもったいない、こういう時はタクシー観光が一番!」と言うのを「却下!」「却下!」と言い続け、小学生の2年ぐらい(うちの孫と同じぐらい)の男の子が、おばあちゃんと一日乗車券を持って、こちらも、「まだ来ない」「また違うバスだった」と言いながら、春休みなので20〜30人の観光客と待ちぼうけです。
それで着いた時は、12時前なので今朝は早かったので、さっそくランチです。(笑)
そりゃ、稲荷神社に来たら、お稲荷さんにきつねうどんでしょう。

あらっ、てんぷらうどんを頼んでしまいました。どちらも美味しかったです、さすがうどんは関西に限りますね、だしが関西風で美味しいでした。
隣の席の若いカップルが、注文の最後に、「すずめ」と言うと、店の方が「すずめは切れたので、うずら」と言うと「なら、うずら」と言っていました。
てっきり、漬物か何かのサイズを、すずめやうずらで表しているのかと思いましたら、焼き鳥だとわかってビックリです。
稲荷神社は、五穀豊穣を祈り、それを荒らすすずめは昔から捕まえて、食べていたそうで、参道の名物だそうです。

しっかり焼いています。

楼門(重要文化財)の脇にもきつねがしっかり、います。

内拝殿の脇の狐は金色の稲穂を加えています。

お参りした後撮った写真に、降る雨がこんなに写るほどの土砂降り状態でした。

こちらが本殿(重要文化財)です。
何と言っても、写真に撮りたいのは、ここの千本鳥居ではないでしょうか、雨にも負けずに進みます。

凄い数です、千本以上あるかも?でも数えてなんておれません。

二股に分かれて続きます。

反対側を見ると、寄贈者の名前が書かれています。

まだまだ続きます、雨の中に朱塗りが映えます。
途中、「熊鷹社」があります。

そこの絵馬はきつねさんです。

伏見稲荷大社は全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮で、和銅年間(708 - 715年)(一説に和銅4年(711年)2月7日)にはじまり、秦氏と深い関係の神社とされる。
商売繁昌、五穀豊穣、開運の守護神として有名で、正月には多くの参詣者が訪れる。
稲荷信仰の原点が、稲荷山で、伏見稲荷大社は、稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体を神域としているそうです。

四つ辻まで来ましたが、本格的稲荷山巡りはこれからです、全体でほぼ4kmだそうですから、まだまだ道のりはあります。
着物姿の方もちらほら見かけましたが、この雨では大変です。
ここで、私たちは引き返すことにしました。

土産物店にも朱塗りの鳥居が並んでいます。
でも、買ってどうするのでしょうか、やはり、飾っておくのかしら?

これが全山の様子です、四つ辻というのは左側,上から3分の2ぐらいの図のところにあります。
山登りはこれからです。

ご朱印帳に記帳して頂きました。

1時間と少しの見学で2時間の予定を短縮です、でもバスは行ったばかりなので、稲荷大社前のJRに乗ると、140円ですぐに京都駅につきました。ただし2日乗車券はJRは使えません。(笑)

こちらJR駅前の近道です。
楼門の奥のこんもりした森(山)が稲荷山だと思います。